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1:魔の輪姦
投稿者:
強
1
「ありがとうございました! 失礼します。」 待ちに待った荷物が届いた。 差出人欄には、佐藤一郎 とある。 聞き覚えの無い名だが、本当の差出人が誰なのか、よくわかっていた。 はやる気持ちを抑え、包みを開けた。 思わず、口元が緩んだ。 腹の底から笑いが込み上げてきた。 気が付くと、声をあげて笑っていた。 2 「で、新婚旅行はどこ行くの?」 「向こうの仕事が、今一番忙しいときなので、 一段落してからっていうことになってるんです。」 24歳の折原美弥子は、入社4年目になる。 いわゆる寿退社というやつで、仕事は実質今日で終わり、 後は週末の送別会に参加するのみとなっていた。 美弥子は、課の同僚のデスクをひとつひとつ廻り、 挨拶をしていた。 決して目立つタイプではなかったが、仕事に対し 真摯に取り組むその姿勢は、上司からも信頼されていた。 美弥子は、矢作のそばに歩み寄った。 矢作は、SEとしての能力を買われ、半年前に入社したが、 その内向的な性格のため、同僚と雑談することも少なかった。 「矢作さん、短い間でしたけどお世話になりました。」 「あっ、どうも。お元気で」 矢作は、画面に目をやったまま、そっけなく言った。 美弥子が去っていく後姿を、矢作は鋭い視線で追っていた。 3 「えー、折原さんが去ってしまうことは、うちの課にとって 大きな損失ですが・・・」 課長の言葉で送別会が始まった。 課長に促され、美弥子は立ち上がり、感謝の言葉を述べた。 今日のために新調したワンピースに身を包んだ主役に、 全員の視線が注がれた。 本人は脚の太さをいつも気にしていたが、なかなかどうして 均整のとれたからだをしていた。 しばしの談笑のさなか、大きな声が響いた。 「折原さん、お疲れ様でしたねー。もっとご一緒したかったですよ。」 声の主は、矢作であった。 矢作は、美弥子のもとに来ると、隣にいた男性社員を押しのけるように 美弥子の脇に座った。 あの矢作の積極的な行動に、だれもが驚いた。 芳しい香りが、矢作の鼻に広がった。 4 会も終わり、花束を手にした美弥子が涙ぐみながら 最後の別れを述べた。 「美弥子ちゃあん! 元気でねーー!」 またしても矢作だった。 先ほどからの意外な行動に、同僚たちは皆唖然とした。 5 通いなれた駅を抜け、美弥子は家路を急いでいた。 大変だったOL生活も、今となればいい思い出だった。 公園の横に差し掛かった。 依然この辺りは街灯も少なく、暗かったが 今は大分増設され、一人歩きもさほど心配なくなった。 自分のヒール音に混ざり、複数の靴音が聞こえたような気がした。 一瞬、からだが宙に浮いた。 二人の男が、自分を抱えあげていた。 そのまま、車に投げ入れられた。 それを確認すると、運転席の男はすぐさま発進し、バックミラー越しに ニヤリと笑った。「殺しやしねえよ・・」 6 車が古い屋敷に到着した。 美弥子は、3人に無理やり引きずられ、屋敷内の畳の上に倒された。 中には、更に2人の男が美弥子の到着を待っていた。 へたり込む美弥子に5人もの獣が近付いた。 見覚えの無いその男たちは、全員40代といった風情だった。 「わたし、結婚するんです・・お願いですから、帰してください・・」 美弥子は小刻みに震えながら、哀願した。 その言葉を無視するように、10本の手が一斉に美弥子に伸びた。 「助けてーーー!いやあーーーーー!」 畳の上で、美弥子のからだは揉みしだかれた。 準備運動は終わりとばかりに、10の手は、美弥子の衣服を引き裂いた。 「お願いだから、お願いだから、やめてーーーーーーー!」 瞬く間に、美弥子の柔肌が露になり、最後のパンティも毟られた。 「きゃあああーーーーーーーー!」 美弥子の股間には、生理用品が付着していた。 「新妻さん、良かったな。 これならアンタも妊娠の心配しねえで、楽しめるじゃねえか。」 一人の獣はそう言うと、生理用品を乱暴に剥がした。 「どうして、こんなヒドイ事するの・・・」 美弥子は泣きじゃくった。 その赤い秘部に2本の指が入り込んだ。 「ああ、ううう・・・」 苦しそうな声を聞いた男は、満足げに指を抜いた。 そして、自慢の太棒を花弁にあてがうと、一気に貫いた。 「いやーーーー!」 激しく畳に押し付けられた背中は、わずかに充血していた。 引き裂かれたベージュのストッキングは、まるでソックスのように つま先から足首にのみ絡み付いていた。 男の咆哮とともに第1ラウンドが終了した。 別の男が、あお向けに寝そべり、待機していた。 下半身の準備は万全だった。 1対1のレイプならば、騎乗位など不可能に近いが、 1対5となれば、話は別だ。 美弥子のからだは二人の男に持ち上げられ、開脚した状態で 下で待つ杭の上に降ろされた。 「やあーーーーーーーーーー!」 下になっている男がピストンするたび、 47キロの美弥子のからだは跳ね上がった。 それに欲情した獣が、美弥子の両肩をつかみ、 下からのピストンに合わせ、美弥子のからだを上から押し下げた。 「やめてやめてやめてよーーーーーーーーーーーーーーーー!」 上下からの摩擦に、美弥子の内部は崩壊寸前だった。 下の男の胸に大量の水が流れた。 常軌を逸したこの責めを一人で受けているのだ。 失禁するのも無理からぬ話だ。 7 小包の中身を手に取った。 ストッキングとパンティ、そしてワンピースの破片だった。 矢作は、それらに顔を埋めた。 あの送別会の後、美弥子を待っていた地獄。 それがどんなものだったのかが、今はっきりわかった。 芳しい香りは既になく、生臭さのみが鼻を突いた。 矢作は、また大声で笑った。 そして、画面に向かい、メールをうった。 その日、矢作の部屋からは、深夜まで不気味な笑い声が響いていた。 パソコンの画面には、こうあった。 「ありがとう。 注文の品、確かに受け取りました。」 完
2003/04/28 16:21:02(uyLFdPN8)
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