敏感な乳首を指で触れられて、つい声を洩らしてしまったひろみ。源三は言葉
巧みに、ブラウスの胸元を開けていた。源三が言うように、どこに触れられても
感じるようになっている自分に、ひろみは気付きはじめていた。
　「そこに横になって下さい」源三はゆったりとしたソファーにひろみを寝かせた。
　「今、あなたの体は受胎する能力を回復しはじめています。徐々にですがね」
　子宝に恵まれたいと願うひろみにとって、それは一筋の光明に思えた。
　「目を閉じて、リラックスしてください。せっかくの施術を台無しになさらな
いように」まるで魔法でも使うかのように、源三は自信に満ちた声で念を押した。
　ブラウスの残りのボタンが外されていく間も、ひろみは目を閉じたまま身じろ
ぎもしなかった。むしろそうされることが、自分の願いを叶える一番の方法だと
信じて疑わなかった。絹のようにきめ細かい肌と淡いピンクのブラが源三の欲望
を掻きたてる。
　冷静を装って、源三は静かにブラをはずした。想像通りの美しいバスト。山崎
が人生を狂わせたのも無理はないと源三は思った。
　目を閉じているひろみの美しい顔を確認しながら、源三は大胆に両手で双方の
乳房を脇から中央に寄せるように揉んだ。まるでマシュマロのようなふんわりし
た乳房。さらに源三は手の平だけを乳首に当ててクルクルと円運動をさせた。
　「はぁ、、ぁん」一番の性感帯を責められて、体中の神経がそこに集まってく
るような感覚をひろみは覚えた。
　可愛らしい乳首はピーンと円柱のように勃起している。ひろみが十分に感じて
いる確信を得て、四本の指の背でその乳首を爪弾いた。あたかもハープを奏でる
ようなリズミカルな指の動きに、ひろみの性感は否応なく昂ぶっていく。
　源三の指が、羽毛のような軽いタッチでひろみの腹を撫でると、白い下腹がひ
くついた。『ここまで来れば』源三はためらいもなくタイトスカートを脱がしに
かかった。案の定、ひろみは自然に腰を浮かした。　To be continue...

　源三の似せ医者ぶりは見事に効を奏し、ひろみは自らスカートを脱いだ。
すらりとした長い脚がソファーの上に伸びている。桃のようにかわいらしい膝を
していた。
　源三の指がひろみの脚の外側を優しく撫で、膝を通過したところで内股をスー
っと、中心に向かって逆走する。ピタリと指が止まり、肉付きのよい太股をこね
るようにマッサージをした。ブルブルとひろみの内股の筋肉が小躍りする。
　「とっても良い気持ち」ひろみが感想を洩らした。
　「筋肉が緩んできたんです。少し力を加えますよ」そう言うと源三はひろみの
へその下のあたりに、親指を２本あてがって体重をかける。
　「う～～ん」ひろみは少し苦しそうな声を上げた。
　「我慢してください。卵管の周囲の血行を高めるためです」もっともらしい口
実。源三の本当の狙いは、たった１枚残ったパンティを脱がし、ひろみを丸裸に
剥いてしまうことだった。
　源三は、少しずつ指を下へとずらしていき、パンティの上で指圧を停止した。
　「ここから先が、重要な施術なのですが。続けても構いませんか？」わざと困
惑したような表情を浮かべ、ひろみに同意を求める源三。
　「はい。ぜひお願いします」ここから先が受胎のために重要だと聞いて、ひろ
みが断るはずなどなかった。パンティを脱ぐように指示され、ひろみはさっと脱
いでしまった。恥ずかしそうにする方が不自然だと、賢明な方法をとったのであ
る。しかし、脱ぎとったパンティにはぐっしょりと愛液が染みこんでおり、それ
だけは気付かれたくないとソファーの下にそっと忍ばせた。
　ひろみの恥部を覆う陰毛は、比較的薄かったが、艶々と光っていた。柔らかな
それは上品に生え揃っており、美佐江と由利恵たちのものとは違い気品にあふれ
ている。
　ついに、源三の前で支店長夫人が一糸まとわぬ、あられもない姿を晒した。
　「それでは、、」源三は山崎の最愛の宝の鍵を手に入れる悦びに心うち震わせ
ていた。　　　　To be continue...

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