物心つく３歳
私の記憶は恐怖の固まり
父は酒乱、女癖、ギャンブル
と定職もつかずに遊びまくっていた。
夫婦喧嘩は日常茶飯事
その頃弟も産まれ
母は精神的にも狂っていたのだろう
母のはけ口は私だった。
柱に縛り付けられたり
押入れに入れられたり
でも、その後母は泣きながら
ごめんと言い抱きしめてくれていた。
母の笑っている顔を見たさに
周囲を観察する癖がついた。
母は自分が義母にやられていた事を
思いだし泣いていたのだろう

性的虐待の始まり

５歳になる頃、弟が増えた。
母の虐待は無くなっていたが
弟ばかりに行ってしまう母に
寂しさを覚える私。
家族で交流のある近所の
１つ上の男の子がいる家で
良く遊ぶようになった。
男の子（S）の家も弟が産まれたばかりで
２人で良く遊ぶようになった。
家の父は相変わらず
ギャンブルに夢中だった。
小学生になった頃
S君とお風呂に入っていると
S君のお父さんが入ってきた。
S君とお父さんは
お風呂であらいっこしてるらしい
S君のお父さんはS君に背中を洗わせた。
洗い終わるとS君が今度は洗われる番
そして私。
S君は湯船に入りもぐりの練習をしていた。
S君のお父さんは１，２，３と数を数え
私の体を洗った。
違和感のある洗い方に私は
戸惑う事しかできなかった。


S君の母のココロ

S君の母は韓国人で
S君ができたので結婚。
日本国籍がほしかったらしい。
また、Ｓ君の父は
ＳＥＸするためだけに韓国に
旅行に３ヶ月行った。
Ｓ君の父は
自分の子供には興味がなかった。
Ｓ君の母はそれとなくきずいていた。
私が遊びに行くようになった頃から
帰宅が早くなり一緒に夕飯を食べるように
なったと言う。
Ｓ君の母は私に
Ｓ君家のお父さんはいいなーと
言わせたいと
思っていたという
これは、私が成人後Ｓ君の母
との会話で明らかになりました。

性的虐待シーン１

自宅でお風呂に入る事が少なくなった。
母は弟２人入れるのに精一杯。
何度Ｓ君とお風呂に入った頃だろうか
Ｓ君のお父さんと入ることも
多くなった。
洗われる違和感もなくなってきた頃
Ｓ君はもぐりの練習する時もあれば
洗うだけで出てしまうこともあった。
洗う順番が変えられる事はなく
私が最後だった。
Ｓ君が洗い終わって出た時始まった。
「いつも、あそこの穴を小指で洗ってたから
今日は違う指できれいに洗おうか」
「いい洗わない」と言う私に
「洗わないと病気になるよ。
あれ。もう病気になってきてる
もっと洗わないとね」
私は言いなりになってしまった。
お腹が痛くなるような
お腹をぐるぐるかき回されてる
感じが好きになれなかった。
「病気になってる事を人に言うと
大変な事になるから絶対
誰にも言っちゃダメ」
と念を押された。

シーン２

小学２年生になる頃
父が仕事をしだした。
家に居る事が少なくなった。
Ｓ君の家とも
家族ぐるみの付き合いになった。
私はＳ君家に泊まるように
なった。
お風呂の事はだんだん
なれてきた頃だった。
何度泊まっただろう
Ｓ君のお母さんが
母親が亡くなったので
実家に帰った日だった
Ｓ君の部屋で寝てたはずの
私が不快な感覚で
目覚めると
Ｓ君のお父さんは
私のあそこを舐めていた。
足をばたつかせた。
私が起きた事にきずくと
口を手でふさいだ
その時の顔は
今でも忘れられないくらい
怖かった。
口の中に布の丸められたのを
詰められた。
声が出せなかった。
泣く事さえできない恐怖だった。
とても長い時間だった。
現実の時間では
５分の１、１０分の１だろう
あそこを舐め続け
お風呂で洗うときと
同じように
指でいじくられた。
終わった後
また、誰にも言うなと
念を押された。
催眠、呪文にかかったような
誰もがみんな同じ事をしているんだと
ただ、誰も口にしないだけ
好きになれない私が悪いんだと
物心つく頃から
日常の出来事として
備え付けられた私は
誰にも言えなかった。
Ｓ君のお父さんに
この時すべてが支配された。
　
　　　　　続く＊＊＊

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