うらぶれた農村に一軒の廃屋があった。その廃屋の主は山岡勲。
彼は５６歳になるが、定職にも就かず妻も子もいない。ヤモメ生活を
続けている。その村で、山岡の廃屋に近づこうとするものはいない。
皆、気味悪がって関わりをもつことさえ忌み嫌われていた。
　そんな山岡の家を訪れようとする者がいた。村の小学校に配属され
た鈴木美紗子である。美紗子は２５歳。明るい性格と、美しい容姿か
ら村人たちにはマドンナ先生と愛称で呼ばれていた。
　美紗子が山岡の家を訪れるのには理由があった。彼女は大学時代か
らこの地方の民俗を研究しており、昔からの佇まいを残している山岡
の家に興味を持っていたのだ。
　「ごめんくださぁい。どなたかいらっしゃいませんか」美紗子が澄
んだ声で呼びかけた。
　「用があるなら入ってこい」山岡のしわがれた声が無愛想に答えた。
　美紗子は無防備に入っていった。山岡が鋭い視線を投げかけている。
　「あの～。すみません。少しだけお話をお聞きしたいのですが…」
　メモを片手に、土間に上がり込む美紗子。山岡は昼間から、一升瓶
を横に置いて酒を飲んでいる。
　「こちらは何年くらい前にお建てになったんですか」美紗子は質問
を始めた。
　「さぁな。爺さんが建てたって話しだが、俺にはどうでもいいこと
だ」酒臭い息を吐きながら山岡は面倒くさそうに言った。
　「ところでお前、何者なんだ」山岡の問いに美紗子は襟を正して答
えた。学校の教師と聞いて、山岡はふんっと鼻で笑った。
　美紗子は山岡に断って、古い囲炉裏やかまどなどを写真に収めた。
　「もっと、面白いものがあるぜ」そう言って、山岡は美紗子を納屋
に誘い込んだ。
　納屋に美紗子が入るなり、後ろから突き飛ばされた。
　「何するんですか！」土煙の中で、美紗子は叫んだ。山岡の動きは
素早かった。さっと美紗子に飛びかかると納屋にあった荒縄で身動き
がとれないように縛り上げた。着衣のままで緊縛されて美紗子の豊か
な胸が窮屈に絞り出されていた。
　いやらしい笑いを浮かべて、山岡が美紗子ににじり寄った。虫酸が
走った。「久しぶりだ。ちゃんといたぶってやるからよぉ」山岡は美
紗子のカメラを奪うと、美紗子を撮った。
　「ふへへへへへ」山岡は鋭いカマで、美紗子の胸元を切り裂いた。
左の乳房が露わになった。美紗子は恐怖でガクガクと震えていた。
　納屋の鴨居に美紗子は吊るされた。容赦なくカマが美紗子の服をズ
タズタに引き裂いた。
　「いやぁーーーーーーーーーーーーーー！だれか助けてぇーー！」
　美紗子の叫びを聞いたものはいなかった。山岡はそれを承知で家に
招き入れたのだ。「すぐに良くしてやるよ」そう言って、山岡は山で
採れた長芋を剥いた。ネバネバがカマに付着する。いやらしい形に剥
いた長芋を、美紗子の蜜壷に挿入する山岡。
　「ああ、、んーーーーーんーーー、、い、いやぁ、やめてよぉ」
　懇願したが、山岡の手は止まなかった。
　しばらくして、美紗子の蜜壷の中はひどい痒みが襲った。身動きを
封じられた美紗子は、白い太股をくねくねと動かし始めた。
　「どうだ。効いてきたろぅ。むふふふふ」山岡は弄んでいた美紗子
の乳首を開放してそう言った。山岡が美紗子の蜜壷に手を挿し入れて
掻き回した。「どうだ気持ちいいだろう」美紗子はうんうん気持ちい
いと答えた。痒かった秘所は、もう十分に潤っていた。
　山岡は美紗子を下ろすと、気味の悪い欲棒を取り出して覆い被さっ
た。何度も絶叫を上げながら、美佐子は頂点に達した。山岡が満足す
るまでに、気が変になるのではと美紗子は思った。
◇
　学校を無断欠勤したマドンナ先生が捜索した村人に発見されたのは
山岡の廃屋の裏山だった。

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