女子短大生　工藤聖子１９歳。育ちのよさと１５５cmと小柄な体からか、
いまだあどけなさの残る顔立ちをしている。
　金曜の夕刻、聖子は通いなれた家路を急いでいた。

　多くの車の行き交う大通り。その片隅に古い型の薄汚れたバンが停まっていた。その中では２人の男、いや獣が歩道へ鋭い視線を送っていた。
この者たちこそ、これまで数十人もの女性の貞淑を貪ってきた常習犯
「鬼畜」であった。スタイル、顔の美しさ、ただそれだけでなく、陵辱欲を
駆り立てる雰囲気、それを持った者でなければ、彼らの標的にはなり得なかった。

場所を変えるか--
運転席の男が思った瞬間、アンテナが何かを感じ取った。
こんな感覚は久しぶりだ。この娘しかいない。
隣の男と言葉を交わすまでもなかった。無言の協議はすでに成立していた。
バンは静かに走り出し、聖子の後をつけた。
　百戦錬磨の鬼畜たちは、欲望に任せ、いきなり行動には出たりはしない。
明日の獲物の棲家を確認すると、バンは夕闇の街へ消えていった。

　土曜の朝、聖子はやや緊張しながら駅への道をすすんでいた。
その理由は、今日の服装にあった。タイトスカートから伸びた脚---
その脚は、網入りの黒いストッキングに包まれていた。
もはや、女性の定番アイテムだが、男性経験もなく、おとなしい服装しか
したことのない聖子にとっては、ちょっとした冒険だった。このささやかな
冒険心が、鬼畜たちをたぎらせる小道具になってしまうとは、聖子自身
知る由もなかった。

　１８時４０分。幼馴染との買い物を終え、聖子は大通りを歩いていた。
楽しいひと時をすごせた満足感がからだに充ちていた。
大通りを左に曲がり、住宅街に入った。もう家までは２分ほどだ。
突然、視界が白い布で遮断された。
「何--」考える間もなく、からだから力が抜けた。


タバコの匂い、まぶしいライト。
頭が重いが目を開けた。
倉庫のような場所に寝かされていた。「どこかしら--」
聖子は全身の血が凍りつく思いがした。
目の前には、３人の男が冷たい笑いを浮かべ、立っていた。
一切言葉を発しないことが、より一層聖子の恐怖を煽った。

　一人がタバコを床でもみ消した。
すると、それを合図にしていたかのごとく、一斉に３匹の獣が、
穢れを知らぬ獲物に襲い掛かった。
聖子は、あまりの恐怖に悲鳴すらあげられない。
一瞬のうちに、清楚なブラウスとブラジャーは剥ぎ取られ、
控え目な胸が露になった。
「いやあ--------------。」
聖子は絶叫した。一人が胸に吸い付いた。あまりの嫌悪感に聖子は
身をよじって逃げようとした。
しかし、上半身に気を取られているのも束の間、スカートは破かれ、
あっという間にストッキングのみの哀れな格好になっていた。
「お願いだから、お願いだからやめて--------------」
黒いストッキングがライトに照らされ、つややかに光った。
一人がストッキングの股間の部分を破り、パンティを毟り取った。
この男は、昨日まで服役中で、他の２人からの出所祝いとして、
今日の獲物の処女をもらうことになったいた。
「やだ-----。やめてやめてやめてよ---------」
鬼畜は、半年間耐えた欲望を一気に吐き出すように、泣き叫ぶ聖子の
花弁に、愛撫もなくいきなり、いきなり突きさした。
「いたあ-----------------い。」
聖子は号泣した。
鬼畜は容赦なく、内部に押し入り、粘膜を破壊した。
「ああう--お-お-いやあ--------------------------------。」
床に水が滴り落ちた。悶絶のあまり、聖子が発した文字通りの聖水だった。
ボロボロになったストッキングに聖水が染み入った。

　鬼畜はいよいよ動きを加速し、聖子の征服にかかった。
もはや、聖子の泣き声は言葉にはなっていなかった。
床がきしむほどのピストン。聖子の黒い脚が痙攣した。
一瞬の静寂---。男は満足げに杭を抜いた。先端には白濁と血がついていた。

これで終わりではなかった。まだ２人の獣が時を待っていた。
狂気も宴は、涙も枯れ果てた聖子に休息など与えないのだった。　　　　完



　

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