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1:(無題)
投稿者:
強
畳からホコリが舞い上がる。
汗臭い空気が充満している。 ここ某大学の柔道部は、かつては屈指の強豪校だったが、 近年はかげりが見え始めていた。 1年の山田一雄は、各部共用の洗い場で、先輩達の食事の後片ずけをしていた。 山田は、高校時代の実績が評価され、推薦で入学したが、旧態依然とした 体育会の封建社会では、そんなことは関係なく、1年生は全員雑用係だった。 そこに、2年の先輩がやって来た。 「おい、山田/ あさっての定例会の時にお前に一仕事してもらうからな/」 「定例会---。」 「お前はまだ知らねえだろうけど、4年の先輩方が選んだツマミを 部室に連れ込んで食っちまうんだよ。」 ツマミ、食う、それが何を意味するのか、山田にはすぐに理解できた。 「でも、そんなのバレたら、退学だけじゃすまないすっよ。」 「このマイナーな大学の知名度を上げてんのは俺たちなんだよ。 これぐらい当然の報酬だ。俺だって4年になりゃこれが待ってるからこそ、 キツイ稽古に耐えてんだよ。」 あまりに勝手な理屈に、山田は唖然とした。 そういえば、去年校内のミスコンで準ミスに選ばれた女子学生が 突然自主退学してしまったことがあった。 おそらく、その原因はこれだ、と山田は直感した。 「で、おれに何をしろと---。」 「ツマミを部室まで連れてきてもらいてえんだ。 茶道部1年の高田友香をな。お前、ここで時々話してんだろ/」 山田は、ショックを受けた。 高田友香--。自分と同じ1年生の友香は茶道部の稽古の後、 いつもこの洗い場にやってくる。そして、自分に優しい労いの言葉を かけてくれる。その笑顔に山田は密かに思いを寄せていた。 その友香が狂気の標的になっていたとは---。 「矢島さんなんか、上品ぶって茶道なんかやってる友香に 白目むくまでぶち込んでやる、って張り切ってるらしいぜ。」 立ち上る湯気。 懐紙の上の和菓子をいただき、緑湯を流し込む。 都会の喧騒の中で、この一室にはゆっくりとした時が流れていた。 高田友香は、入学前からの希望どおり茶道部に入り、日々ここで 作法を習っていた。飲み方のみならず、畳の境目のまたぎ方にまで 作法があることを知り、その奥深さを実感していた。 あくる日、山田がいつものように洗い場へ行くと、 友香が茶器を洗っていた。 目鼻立ちの通った涼しげな美人といった風情の友香の顔を 山田は正面からは見られなかった。 明日、自分はこの娘を鬼畜たちの檻に放り込まなければならない。 この部、この大学で生きていくためとはいえ、 自分の無力さが情けなかった。 「お先に--。」 友香は、山田に微笑むと、そのまま去っていった。 シックなパンツに身を包んだ友香の後姿を山田はじっと見据えていた。 運命の日がきた。 山田は洗い場で祈っていた。 どうか、友香が今日休んでいて欲しい、と。 「こんにちは。」 友香がやさしく声をかけた。 山田は絶望とともに振り返った。 いつもパンツが多い友香が、今日は膝丈のスカートに、 かかとをバックルで留めるタイプのパンプスと ほのかな色香を漂わせるファッションであった。 まさに、鬼畜たちには、おあつらえ向きだ。 「あのう--高田さん。うちの部室に茶道部の荷物が 間違って配達されたようなので、ちょっとみてもらえますか--。 分別だけしてもらえれば、後で届けますから。」 友香は、何の疑いもなく、山田について歩いた。 道場の脇を抜け、更衣室に向かった。 「定例会」の日は稽古は休みだった。 一歩一歩友香は、陵辱地獄へと歩を進めた。 山田が扉を開け、2人は中へ入った。 「山田/ もういいぞ/」 ドスのきいた声が響いた。 「聞こえねえのか/ 失せろ/」 山田は静かに外へ出た。 「えっ--。山田さん--。」 友香は目の前にいる5人の暑苦しい男たちを見回した。 「きゃあ---。」 友香は汚いマットに押し倒された。 その男は上に乗ったまま、友香の首筋に吸いついた。 甲高い悲鳴が聞こえた。 もうひとりが、脚元にまわり、スカートの上から 太ももに顔を埋めた。 友香の悲鳴はさらに大きくなった。 この5人組には、確立された「ツマミの食べ方」があった。 いきなりは脱がさず、じっくりと着衣の上から責めまくり、 恐怖と絶望を味わわせた後、蹂躙するというものだった。 5人は全員で、脚、胸、首筋のみならず、脇や耳といったところまで 激しく吸い続けた。 友香の悲鳴は、絶叫に代わっていた。 ボス格の矢島が、友香を逆さずりに持ち上げた。 プロレスでいうパイルドライバーの形である。 そして、スカートの中に顔を押し込み、ストッキングの上から 秘部に吸い付いた。 友香は、逆さにされた恐怖と恥辱で、犬の遠吠えのような 嗚咽の声を漏らした。 矢島は、友香の身体を上下にゆすりながら、なおも激しく吸った。 茶色のパンプスが、床に転がった。 友香は、ようやく下に降ろされた。そして、何人もの女子学生の 涙と男たちの精液が染み込んだマットに寝かされた。 「こんなもんで、グッタリしてんじゃねえよ。」 別の男が背後に忍び寄り、スカートの上から、アナルに指を押し付けた。 友香は、エビ反りになり、声をあげた。 その声に気を良くした男は、さらに強く指を立てた。 「我慢できねえ/」 男は、スカートに手をいれたかと思うと、一気にパンティの中のアナルに 直接指を当てた。 友香は、釣り上げられた魚のようにマットの上で跳ねた。 人生において、一日でこんなにも涙したことはなかった。 「そろそろ、いいだろう。」 矢島の一言で、いよいよ真の陵辱が幕を開けた。 カーディガン、ブラウスと薄皮を剥くように脱がした。 一人が腕をおさえた状態で、ブラジャーが外された。 友香が、再び号泣する。 2人の男が、仲良く左右の胸にひとつずつ吸い付いた。 矢島は、先ほどの感触が忘れられず、もう一度 股間に吸い付いた。 ベージュのストッキングの上から、すさまじい音をたてて責めた。 胸と股間への同時攻撃に、友香は首を左右に振って許しを乞うた。 矢島が口を離すと、ストッキングの上からでも、茂みが透けて見えるほど、 唾液がしみていた。 友香の嗚咽とともに秘部が現れた。 「ストッキングの上からでも、あんなに感じてやがったからな。 直接舐めたら、どんないい声でなきやがるかな。 矢島は再び友香を逆さに持ち上げると、今まで以上の吸引力で 秘部とアナルを犯した。 「いやああ---------------------------------------/」 逆さになった友香の胸をモミしだくもの、顔にイチモツを 押し付けるもの。まさに野獣の檻に入れられたウサギであった。 山田は、恐る恐る小窓から中を覗いた。 中では、憧れの友香が、巨杭を打ち込まれ、号泣していた。 マット上には、友香が失禁したと思われる液体がシミになっていた。 どうすることもできない自分が空しかった。 洗い場に戻った山田の目には、友香の残していった茶器が映っていた。
2003/03/31 12:19:49(bDqxSOEp)
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