中学の修学旅行で京都に行ったのときです。班別活動で宇治をまわって、
京都駅に戻ってきました。私はトイレに行きました。宿に戻る時間まで
あまりなかったこともあり、友だちは、「じゃあ、先にお土産みてるから」
とデパートの方へ行きました。
　トイレを済ませた私は、友だちを追ってデパートに入ったのですが、
姿が見当たりません。友だちとはぐれてしまったのです。さらに、
方向音痴の私は、デパートの中で迷ってしまいました。
　不安な気持ちのまま、ずっと歩き回っていると、郵便局の裏口の
ようなところに出ました。でもまだ何処を歩いているのか分からない私は
きょろきょろうろうろ。
　その様子を見ていたのか、白い営業のライトバンを運転していた男の
人が、制服姿の私に声をかけてきました。
「修学旅行生？　道に迷ったの？」
「あの、友だちとはぐれちゃって･･･　こんな制服着ていた女の子の
グループ見ませんでしたか？」
「京都は修学旅行生が多いからね。ちょっと分かんないね。」
そのとき、車の時計が見えたのですが、宿に戻る時刻まであと３０分も
ありませんでした。
「それに、もう少しで宿に戻らなきゃいけない時間なんです。」
「宿どこ？」
「＊＊っていう宿です。どうやって行けばいいのかもよく分からなくって」
「そこはバスだとちょっと分かりにくいし、タクシーだとお金もかかるから
乗せていってあげるよ」
　一瞬私は迷いましたが、時間もなかったし、その男の人がしっかりと
スーツを着た優しそうな人で、そんなに悪い人にも見えなかったので、
言われるまま車に乗ったのでした。
　
　初めての土地だったし、宿の名前は知っていても、何処にあるのかが
よく知らなかった私は、宿と違う方向に向かっていることなど全く
気がつきませんでした。ところが、車窓から見える景色が、京都らしい
古い町並みや繁華街のビルから、だんだんと病院や工場、学校になって
きたのです。その変化にちょっと不安を覚えてきたころ、車は陸上
競技場のような所に入り、人気の少ない木陰の駐車場で停車しました。

　そのときになって「しまった」と私は思いました。
でも、もう遅かったのです。窓はしっかりと閉まりドアはロックされて
いるし、シートベルトまでしていた私はもう逃げようがありませんでした。
　
　優しそうな顔はしていましたが、無言でスカートのなかに手を入れて
きました。とてもこわくて、涙が出てきました。でも、その手は私の
パンティーのわきを通り、大切なところを撫でるのでした。
　怖さも合って私の身体はびくびくしました。そして、あそこを撫でながら
キスしたり、胸を揉んだりもしてきました。ブラウスのボタン全てと
ブラは、あっという間に外され、パンティーもすっと足首までさげられ
ました。身体中に生温い手と舌が這い回る気持ち悪さで身体が硬くなり
つつも、くすぐったいようなショックが身体を襲ってきました。
　
　まだ中学生なのに。好きな人に告白さえしていないのに。こんな目に
遭うのが、辛くて悲しくて、そして怖くって。ただただ黙って、涙が
こぼれてくる目をギュっとつぶって、身体を撫でたり、舐められたりする
のが終わるのを待っていたと思います。
　
　キスの嵐が一段落したようで、私はそっと目を開きました。すると、
私の股に、おちんちんを入れようとしていました。私は恐ろしくなり、
暴れて抵抗しましたが、ただ黙って私に覆いかぶさって身体を抑え、
そのまま挿入してきました。
　そのとき激痛が突き抜け、その痛みと恐ろしさ、恥ずかしい目に遭って
いる悲しさで再び涙がこぼれてきました。駅で別れた友だちの顔や、
両親の顔、密かに思っていた男の子の顔などが脳裏に浮かびました。
　その後、どんどん突かれました。突かれるにしたがって、男の人の息が
荒くなり、私の恐怖心をますます高めていきます。
「はぁぁぁ～」
溜息のような声とともに、私の中で発射されたのを感じました。
　
もう処女じゃないんだ。こんな形でやられるなんて。
本当に悲しかった。
　
その後、私はパンティーを奪われ、ブラウスのボタンやブラが全開になった
まま、その駐車場に置き去りにされました。
そして、親切な人に発見されたのでした。

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