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1:復讐 1
投稿者:
SUN
その男は狂っていた。
「ある奴に復讐する!」 聞けば、その男は街で2人組の女子高生に「援交しませんか?」と声をかけられた。2人 の女子高生は非常に可愛かったらしく、その話に飛びついたらしい。 男の名は鈴木、40代前半で頭髪が薄く太り気味で、どう見ても女性に縁のあるタイプで はない。内向的な為、いまだ独身で風俗にはまっているような男だから、女子高生の誘い を断るはずもなかっただろう。 2人の女子高生について行き人気のない公園に着くと、3人の男が出てきてボコボコに殴 られた挙句、財布ごと盗られ、罵詈雑言をあびせられたらしい。鈴木はその時の事を多く は語らないが、怒りの度合いからかなり蔑まれた事があったと私は予想する。 その事件から復讐心を募らせる度に、鈴木の頭は狂っていった。 私はというと、通勤時日課のように毎日同じ女性に痴漢行為をしているところで手首をつ かまれ駅に引きずり降ろされた相手がその鈴木だ。だから私は鈴木に楯突く事が出来ない。 「復讐に協力しろ!」と言われ「はい。」と言うしか選択肢がなかった。 鈴木の復讐先はなぜか、女子高生の1人に向けられていた。 鈴木は女子高生の制服から学校を割り出し、1日中見張ってその復讐相手を見つけ出して いた。そればかりかその子の家から家族構成、親の職業に至るまで、復讐相手の事を調べ 上げていた。 復讐決行日、鈴木の車でその子の家に向かった。私は復讐内容を聞かされてはいなかった 為、非常に不安を感じていた。不安になった原因は後部座席に無造作に転がっている日本 刀を見つけたためである。 鈴木が車を停めるとそこには1軒の大きな家があり、復讐相手の女子高生はかなりの資産 家の娘である事がわかった。 鈴木は日本刀を手に取り、当たり前のように門を通って玄関を開けた。 そして土足のまま家の中に侵入していき長い廊下をどんどん進んで、リビングに入ってい った。 リビングには母親らしき30代後半くらいの女性がいた。 その女性が鈴木を見て目を見開き、叫びそうになった瞬間、鈴木が日本刀を突き付け、 「騒ぐな!突き殺すぞ!!」と一喝した。 母親らしき女性はアワアワといった感じになり、私は鈴木の指示でその女性の手を後ろ手 に縛り、両足も縛って猿轡をかまして床に転がした。 鈴木は私に、「見張ってろ!」と言い家の中を散策し始めた。 鈴木が別の部屋に行き、奥から「何だ!お前は!!」と声が聞こえ少しして、鈴木が父親 らしき40代前半の男性に日本刀を突き付けてリビングにつれて来た。 父親らしき男性も同じように縛り猿轡をして、床に転がした。 鈴木は再び家内を散策し、今度は50代くらいに見える痩せこけた貧相な男を同じように つれて来た。私は同じようにして床に転がして関係を聞いてみると、偶々その日に来てい た税理士という事がわかった。 鈴木は日本刀を突き付けながら、「今はこれで全員か?」と父親に聞くと、父親はフガフ ガ言いながら頷いた。 そこからの時間が長かった。鈴木は何をするでもなく転がった3人を横目に黙ったままタ バコを何本も吸って時間が過ぎるのを待っていた。 3時間位経った頃、玄関を開ける音がして鈴木は日本刀を手にリビングを出て行った。そ してつれて来たのは学生服を来た息子らしい中学生か高校生の少年だった。 私はその息子も同じく縛り上げ床に転がした。 鈴木は「フンッ!」と鼻を鳴らして再びタバコに火をつけた。 鈴木がタバコを吸っている間、私は4人に不審な動きがないかを見張る役目をしていた。 それからどれくらいの時間が経ったか分からないが、再び玄関を開ける音が聞こえた。 鈴木はタバコを揉み消し、廊下に顔を出して「お―い!こっちに来い!!」と叫んだ。 パタパタとスリッパの音が近づいてきて、娘と見られる女子高生がリビングに入ってきた。 鈴木の復讐相手だ!私はすぐに悟った。なるほど鈴木が飛びつくのも無理はない、男なら 誰でも誘いに乗るだろうと言うほどの美少女だった。 大きな瞳をさらに大きくして、自分の家族の惨状に声を無くしている。 そして鈴木は「俺の事おぼえてる?」と女子高生に訊ねた。 「誰?あんた、何?これ、どういう事?」と、女子高生は状況が把握できないでいる。 鈴木は私に家のカギをかけてくるよう指示し、私はそれに従った。 私がカギをかけ、リビングに戻ると鈴木の尋問は続いていて、「忘れたはずないだろ!人 を散々コケにしやがって!」と声に怒気が強まっていった。女子高生は日本刀の切っ先に 表情を強張らせ、「・・・あんたなんか、知らないよっ!」と気丈な態度を示していた。 鈴木が私に指示した。 私はその子の両手を後ろ手に縛り、ソファーに座らせた。 鈴木は冷静を装って「お前言ってたろ、エロブタオヤジ、気色悪いんだよ!って、忘れち ゃったの?」 女子高生は何も言わず、大きな瞳で鈴木を見ていた。 鈴木は続けて「友達元気か?俺のアバラ折ってくれた奴・・・俺の金、何に使ったの?こ んなでかい家にすんでてさ。」 鈴木は父親に向かって「あんた、どういう教育してんの?・・娘が外で何やってるか知っ てんの?・・あれ・・何て言ったかな・・エンコ―?いや・・オヤジ狩りかな・・。」と 言って、父親に近づき父親の頭を踏みつけ、「俺、こんなことされちゃったよ、あんたの 娘に・・。」と言いながら、父親の頭をぐりぐりと踏みつけた。 娘が「やめてよ!その人カンケーないでしょ!」と叫ぶと、鈴木は「あんた、父親の癖に その人とか言われてるの、でかい家に住んでても家族関係は荒んでるんだな・・・それも これもあんたが娘をしっかり管理してないのが原因だ!」と語尾を強め、「責任を取 れ!!」と怒鳴って、父親を本気で蹴りまわした。 何度も何度も蹴って、父親は、「ウグッ!ウッ!」とうめき声を出し、母親と息子と税理 士がその光景を間近で見て、「ウウウウウッ!」と唸っていた。 女子高生は「やめてよ!やめろ!このキチガイ!」と叫んだ。 鈴木は女子高生に「お前のせいだろ!誰がキチガイだ!」と怒鳴り返した。 その顔は確かに気の触れた人そのものだった。 女子高生は頭を振りながら「イヤー!!もう帰ってよ!誤るから、出て行って!」 と叫んだ。 「誤られたぐらいで許せるか!!復讐だ!復讐!」と更に怒鳴った。 復讐劇の前振りだった。
2002/11/16 16:16:51(vYGTRzB/)
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