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1:昏睡陵辱
投稿者:
睡魔人
走り始めた性欲を止める術はなかった。
大谷真琴に薬を飲ませてから数日、大谷はあの日の自分の変調を忘れたかのように普段通りに過ごしていた。 可愛い大谷真琴の声が聞こえる、話している相手は坂田の係員の若い社員だ。 私と坂田は30代後半だが、係員たちは皆20代前半から中盤の社員ばかりで、大谷真琴と年齢が近く、全員が大谷真琴に下心を持っているように思えた。 大谷には彼氏がいるらしく、口説いてもおちない高嶺の花の不沈鑑という話を聞いたことがある。 若い男性社員たちは大谷を口説く事もできず、棚ボタを期待している連中で、そんな奴等と楽しそうに話している大谷に、〝チヤホヤされてろ!いずれお前の体をたっぷりと楽しませてもらうから。〟と心の中で思い1人で興奮をしていた。 坂田と綿密な計画を立て、実行日は決まっていた。 〝その日までは、彼氏にだけ体を許す清い高嶺の花でいろ!その日、オッサン2人におもちゃにされるのだから。〟そう思いつつ実行日を楽しみに待っていた。 実行日は6日の土曜日。 その2週間前から、その日のための仕込的な動きは始まっていた。 支店長と部長は3日から本社へ出張、7日の日曜日に戻ってきて月曜日に出社予定。 「来月は、営業強化作戦をする。」と坂田が朝のミーティングで発表した。 週休2日の我社だが、その月は全員土曜出社。但し、本来休みの土曜日は、全員で終日飛び込みをし、契約を取った者はそのまま直帰しても構わない。契約の取れなかった者も6時まで飛び込みをしてそのまま直帰をする。 その間、事務所が留守になってしまうので、女性事務員が週交代で出社して留守番兼電話番をお願いする。 という内容の強化作戦で、支店長と部長には評価されたが、社員たちと事務員にはかなり不評だった。 坂田はさりげなく、「大谷君が最初の週の土曜日、6日に出社を御願いします。」 と大谷真琴にやんわり命令をした。 大谷真琴は少し不服そうに「はい。」と了承した。 私にはその〝はい。〟という大谷の返事が、〝私は犯される為に出社します。〟との意味に聞こえて、作戦の成功を確信し興奮を高めていった。 月末に差し掛かかった日のミーティングで、私は一抹の不安から私の係員3名に、「お前らの数字は悪すぎて話にならない!来月の強化作戦で巻き返しを図るために出張営業して来い!」と命令をした。 陵辱計画の邪魔になる人間は、1人でも少ないほうが良いという判断からだった。 「3,4,5,6日の4日間、隣県に行って確実に数字を取って来い!6日の土曜日は、私の携帯に連絡を入れてから直帰していいから。」と命令をした。 係員たちはかなり不服そうだったが、逆らえず出張費申請を提出した。 中々過ぎない日付は、それでも確実に過ぎていき、5日の夕方のミーティングに土曜出社当番の大谷真琴を同席させ、場設定の最終仕込みを行った。 「私と坂田係長で、各人の飛び込み営業をする現地を選別しました。佐藤君と鈴木君は○○へ行ってローラーをかけて下さい。田中君はベテランなので1人で○○へ行ってください。坂田係長は○○へ行って、私は○○へ行きます。それぞれ10時までに現地に入って、着いたら坂田係長に連絡を入れる事。あと、大谷君は9時頃までに会社に来て下さい。」と、各人をそれぞれ遠方の現地に行かせるよう指示を下した。 皆それを了承して、場設定の仕込みを終えた。 6日土曜日、実行日の朝。 私と坂田は会社の裏で落ち合った。 私は紺色のスウェットで坂田は黒のスウェットという私服姿で、2人ともサングラスをかけ、坂田はニット帽をかぶっていた。私は普段の7:3分けをラフにして、それぞれが簡単な変装を施していた。 「いよいよだな。」「ああ、可愛い獲物が事務所で、何にも知らずに1人でいるはずだ。」と昨夜からの興奮を継続しながら、決意を確かめ合った。 9:30くらいに私は、携帯電話で事務所に連絡を入れた。 2回コールした後、大谷真琴は予定通り電話に出た。 「もしもし、お疲れさん。今、現地に向かってる途中です。」 『あ、お疲れ様です。』 「土曜日に申し訳ないね。誰かから、電話あった?」 『いえ。』 「1人だったら、退屈でしょう。」 『そうですねぇ・・でも、残ってた仕事ついでにやっときます。』 「エライねぇ、まあ、缶ジュースだったら5本くらいおごりますので、がんばって下さい。」 『ホントですか、じゃあ今飲んでる分も5本の中に入れていいですか?』と、クスクス笑いながら言う大谷に「もちろんいいですよ。」と答えて電話を切った。 私は、坂田に「今、何か飲んでるぞ!」と教え、計画の実行を告げた。 坂田がビルの中に入り事務所前に隠れて待機する。 坂田から私の携帯に「事務所前に着いたぞ。」と連絡が入った。 私は、再度事務所に電話をした。 1コールで大谷真琴が電話に出た。 私は「ああ、度々すまない。ビルの警備の人に、今日6時頃まで仕事するって報告しておいてくれないか?」と、御願いした。 大谷真琴は、「あ、わかりました。」と返事をし、「至急だよ、警備の人が度々事務所にきたら面倒でしょう?」と言うと、大谷はクスクス笑いながら、「そうですね、今から言ってきます。」と答えて電話を切った。 私は坂田を待ちながら、唯一自分を助けてくれるかもしれない警備員に、自ら見回りを断りに行く大谷が、可愛くも哀れに思っていた。 15分くらいして坂田がビルから出てきた。 「どうだった?」という私に、「完璧!間違いない。飲みかけのコーヒーも半分以上残ってたし、薬をタップリ混入してきたよ!」とこれからの事に興奮を隠し切れずに私に報告した。 私と坂田は少し冷静になる為、喫茶店に入ってコーヒーを注文した。 これからする事を再確認しあっていると、坂田の携帯が鳴った。 佐藤と鈴木からの現地到着の連絡だった。もう5分くらいして田中からの現地到着の連絡も入り、坂田はそれぞれに「俺も頑張るからがんばれよ!」と声をかけていた。その言葉の真意に私は含み笑いを隠せずにいた。 薬を混入してから30分くらい経って、坂田が事務所に電話を入れてみた。 大谷が電話に出なければ、昏睡状態におちているという事で狂宴の始まりの予定だったが、坂田は「・・・あっ!お疲れさん、坂田です。」と電話で会話をはじめた。私はまだ薬が効いていない事に、落胆の色を隠せなかった。 坂田は、「うん・・・うん・・。分かった、じゃあ何かあったら連絡下さい。」と言って電話を切った。 私が「まだダメか?」と聞くと、「そうだな、でも、かなりしゃべり方がおかしかったぞ。」と、大谷真琴の変調を感じ取っていた。 それから30分、その時間が経つのは非常に遅く感じられた。1秒でも早く大谷真琴の柔らかい胸を触りたいと、切に思っていた私にとってその瞬間がくるのが待ち遠しくて堪らなかった。 今度は私が、事務所に電話を入れた。 3コール、4コール・・・・・10コール鳴っても大谷は電話に出ない。 はやる気持ちを抑えながら、30コールまで待った。 電話を切り、「誰も電話に出ない。」と坂田に報告した。 私と坂田は冷静になるようにお互いを諭しながら、トイレに行っているのかもしれないし、電話に出れない状況があるかもしれないと言う理由で、5分後に再度、事務所に電話をしてみた。 30コールまで待った、誰も電話に出ない。 私たちは確信して、ビルに入ってエレベーターに乗り、事務所の前まで来た。 私たちの事務所がある、フロアーは静まり返っていた。 室内の電気がついているのも我社だけで、他の会社は休業のようだった。 坂田は、事務所のドアノブに手をかけ回してみた。 すると「あれ、カギがかかっているぞ。」と坂田が言った。 大谷真琴が用心と言う名の最後の抵抗をしているな、とすぐに判断した。 大谷の用心は虚しく、坂田が出した財布の中に入っているカードキーで、事務所のドアは開錠した。 ソーっとドアを開け事務所内に入り見たのは、自分のデスクにうつ伏せて静かな寝息をたてている大谷真琴の姿だった。 坂田は大谷の昏睡状態を確かめるため、大谷に近づき肩を揺らした。 最初はゆっくり優しく、徐々に大谷の上半身が大きく揺れるほど肩を揺さぶった。 そして私に、OKサインを出した。 私は、事務所のドアにカギをかけた。カードキーは私と坂田と支店長と部長、それに警備員が1枚持っている、しかし警備員のカードキーは大谷真琴が朝借りてこの事務所に入っているので、誰もこの事務所に入って来る事はできない。 この前と違い、誰かの邪魔に怯える事もなく、ゆっくりとそしてじっくりと大谷真琴の体を楽しむことができる。 大谷真琴の昏睡状態は完璧だった。通常、ハルシオンという短時間性睡眠薬は、不眠症の人の薬で、医師に処方されて飲む量は1錠か半錠程度で十分寝付けるらしい。しかし、私たちは目的が違う。大谷真琴は通常よりかなり多めに薬を飲まされた為、起きる事が不可能な昏睡状態になっていた。 私と坂田は、「やったな!」「いただきだ!」とほくそえみながら、何の抵抗もできず、何にも分からず、ただ眠る事しか出来なくなった大谷真琴を見下ろして辱しめる行為を考えていた。
2003/08/20 14:38:43(1nvUGI3/)
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