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1:女優・優子 第2章-1
投稿者:
風神
優子が、あの忌まわしい夜から2ヶ月ほど過ぎた午後、所属事務所の会議室から打ち合わせを終えて出てきた時だった。
「優子先輩!」 振り返ると、事務所の後輩の樫野映見だった。 映見は、2つ下の28歳だが童顔で、根っからの明るさが受けバラエティー番組で活躍している。 優子もその明るさが好きで、時間が合うと一緒によく遊びに出かけたりしていた。 それが、このところ忙しかったこともあり、あまり連絡もとってなかったのである。 「あら映見ちゃん久しぶりねー、元気してた?」 「最近いろいろあって・・・」 映見は、珍しく伏目がちにつづけた 「先輩、今日時間あります?チョット相談があるんですけど・・・」 「今日はあと雑誌の取材だけだから、6時ぐらいに終わると思うけど」 「じゃあ、そのあと私のマンションに来てくれませんか?外じゃチョット話せないんで・・・」 「わかった、じゃあ7時過ぎにいくね」 そう言って、映見と別れ雑誌の取材にむかった優子だったが、いつも元気な映見が、少し疲れているようなのが気になっていた。 映見のマンションは、横浜の中心部にあり優子のマンションからも歩いて5分ぐらいのところにあった。 時間は8時を少し回ったところである。 ピンポーン! インターフォンを鳴らすと、「はーい」部屋の中から返事が聞こえドアが開いた。 少し緊張した表情で映見が出てきた。 「ごめーん、ケーキ屋さんに寄ってたら少し遅くなっちゃった、はいこれ!」 と、今さっき買ってきたシュークリームの入った包みを渡すと 「こっちこそワザワザ来てもらってすいません」 と言いながら受取り、部屋に招き入れた。 部屋は少し凝った作りとなっていて、少し広めのリビングに対面式のカウンターキッチンがあり、寝室とレッスン用に大きな鏡のついた部屋がおくにある。 東側の壁は一面ガラスで昼間であれば、横浜港を一望できる高級デザイナーズマンションである。 優子も何度か遊びにきていたので勝手はよくわかっていたが、以前きたときとは少し雰囲気が変わってる気がした。 「じゃあ私コーヒーでも入れますね、ソファーでゆっくりして下さい」 と言うと、映見はカウンターの奥に行きコーヒーメーカーでお湯を沸かし始めた。 「映見ちゃん彼氏できた?」 部屋の雰囲気が変わっていたせいもあるのか自然と出た言葉だったが、映見はドキッとしたように、シュークリームの包みを開けていた手を止めた。 「実は・・・優子先輩に会ってほしい人がいるんですけど・・・」 「なんだやっぱり彼氏出来たんだ、誰?私の知ってる人?」 「知ってると言えば・・・」 映見は、少しためらったようだったが 「その人、矢口達也さんっていって映画の小道具なんかを扱ってる会社の社長さんなんですよ」と続けた。 「矢口達也さん・・・?」 優子は、映画関係の知り合いは当然多かったが、矢口達也と言う人物に心当たりは無かった。 「実は、もうここに来ているんですよ」 と言いながら、映見は奥の部屋のドアをゆっくりと開けた。 奥から出てきたのは、30代後半ぐらいの体のガッチリした男だった。 たしかに見覚えがあった。 そして次の瞬間、優子は愕然とし自分の目を疑った! この男は、以前優子を犯しなぶり者にしたあのタクシードライバーだったのだ。 「何故あなたが、ここに・・・?」 すこしうわずった声で、やっと声に出した優子だったが、顔面から血の気が退いていくのが自分でもわかった。 「いやー、映見が優子さんと仲が良いって聞いたもんでね、俺もまた会いたいななんて思って映見に頼んだんですよ」 「あのタクシーも、うちの小道具でして時々ドライバーに化けては楽しんでるんですけどね、映見もそのひとりって訳です」 そう言いながら男はゆっくりと、優子の座っている3人掛けソファーの隣に座った。 「近寄らないで!汚らわしい!」 そう言って席を立とうとしたが、達也に腕を捕まれ肩に手をまわされ耳元で、 「そんなこと言うなよ。あんなに腰を振ってヤリまくった仲じゃないか・・」 そういわれて優子は、陶酔し自分を忘れこの男とむさぼりあった、あの記憶が鮮明に蘇るのだった。 「あんたも、そうとうヨガってたじゃねえか。あとで思い出してオナニーでもしてたんじゃねえのか?」 図星だった。あのあと、あの快感を忘れられず何度ひとりでオナニーしたことか・・・ 「いやっ、言わないで!」 自分を見透かされたようで、思わず口に出てしまった。 「どうやら当たりらしいな、女優が聞いて呆れるぜ」 と不敵な笑いを浮かべ、 「今からいいものをお見せしますよ」 と言うと、奥のドアのところでうずくまっている映見に、 「おいっ映見、いつものようにやって見せろ」 優子に申し訳ないと言う思いから、落ち込んでいた映見だったが、達也にそう命令されるとすごすごと立ち上がり、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。 長目のタイトスカートが映見の艶やかな太ももを滑り落ち、白いサテン地のブラウスのボタンをゆっくりと外すと、透きとおるような肌が露となった。 驚いたことに、映見はブラジャーはつけてなく、その代わりに赤いロープが彼女のCカップほどのバストに食い込んでいた。 さらに、胸の谷間から伸びたロープは、そのきれいな肌をつたい股間を通り背中へと繋がっている。前面がレースで出来た真っ白のパンティーからは、映見のアンダーヘアが透けて見え、その中心に真っ赤なロープが食い込んでいた。 「映見ちゃんあなた・・・」 そう言う優子に、映見は真っ赤になり 「私・・・私・・・」 「こいつはね、俺に犯されてからその味が忘れられなくなったみたいでね、へっへっへ・・自分からあの倉庫に来るようになったんですよ、最も最近はこのマンションでたっぷり調教してやってますがね」 と言うと映見に、 「ほら、いつものようにお願いするんだよ!」 と強い口調で叫んだ。 うなだれていた映見だったが、そう言われてゆっくりと正座し三つ指を突き、 「達也様、私を好きにしてください、いつものように可愛がってください・・・」 普段の映見からは、想像もつかない姿だった。 「少し雰囲気を出したほうがいいな」 達也はそう言うと、テーブルの上にあったリモコンを手に取り少し照明を落とした。 「さあ、こっちに来て俺のをしゃぶれ!」 達也がそう言うと今度は、少しテ-ブルをずらし、達也のズボンのベルトを外し始めた。「映見ちゃん、なにやってるの止めなさい」 と言う優子に、映見は少し涙目になりながら、 「私・・・駄目なんです・・・もう・・・」 と言いながら露になった達也の一物にそっと唇を近づけた。 最初は、根元の部分をその小さな舌で舐め上げ、大きく開いた傘の部分にいくと唇で咥え舌で傘の裏の部分を刺激しはじめた。 「おー、だいぶ上手くなってきたじゃないか」 「ふぁい、はぁりがとうございまふ」 映見は咥えながらそう答えた。 達也に言われるままに奉仕する自分に酔っているようだった。 「あんたも、感じてきたんじゃねえのか」 そう言うと達也は、肩にまわしていた手を引き優子の胸を揉み始めた。 映見は、右手で根元を支えながら一物を咥えしゃぶっている。 優子は一回は、嫌がるそぶりを見せたが男の力は強く、また薄明るい白熱灯のかもし出すなんとも淫靡な雰囲気に酔い始めていた。 あの薄暗い倉庫で犯されつづけ、自分を見失ったあの快感が蘇ってきたのである。 達也は、優子があまり抵抗をしないのを知ると、手で顔を自分のほうに向け唇にキスをした。 そして、唇を割って達也の舌が入ってくると優子もそれに答えるように舌を絡ませた。 この感覚はなんだろう・・・好きでもない男とキスをして感じている・・・ 何ともいえない感覚が、優子を包む。 こんどは、達也の手がスカートに差し込まれ、優子の敏感な部分を探し当てた。 パンストの上からでもわかるほど、そこは濡れていた。 「いやっ、駄目っ」 感じているのを、達也に知られるのが恥ずかしかった。 しかし、もうすでに達也の手がその部分を刺激し始めていた。 「もうすっかり濡れてるじゃねえか」 そう言うと今度はパンストを引きちぎり、脚と下着の隙間から中指を滑り込ませた。 「あっ、そこは・・・だめっ・・」 しかし達也は、膣壁を刺激しつづける 「あっあっあっ」 それに合わせるように声が漏れる。 映見も、その声に合わせるように激しく顔を動かしている。 「あっ・・もう、もうだめっ」 達也の手は一段と激しく優子を責めたてる。 「あっ駄目、いくー・・・」 優子は、達也の腕にしがみつきオルガスムスをむかえた。 それと同時に、達也も映見の口の中に放出していた。 それは、映見の口から溢れるほどの量だった。
2003/07/25 01:00:41(gclMtrjk)
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