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引力
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:引力
投稿者: (無名)
今ではそれを目にすることは、少なくなったのかもしれない。昔はよく見られたけれど飲食店の軒先や公園などに設置され、銀色のBOXに薄青く光る蛍光灯のようなものが中に見えていた。子供の頃はあれは何だろうと不思議に見上げていると、突然カリッ!……バチッ!……っと音がしてびっくりしたものだった。親に聞いてみるとあれは虫を退治する物なのだと、そう教えられた。

それが誘蛾灯なのだと知ったのは、大人になってからである。今でも時々まだ古い街の店先にあるのを発見する事があり、穀物倉庫、或いは果樹園にも設置されているのだとか……。蛾や蚊が蛍光灯に見えるあの怪しげな薄青い光に吸い寄せられ、流れる電流でバチッ!……っと、なるらしい。

内向的な性格の早瀬実紅は古い図書館に勤めて、もう10年にもなる。目鼻立ちがはっきりしているからその美貌が目立ち、昔から言い寄る男が多くて男性が少し苦手だった。もちろん全ての異性がそうなのではないけれど、35にもなってひとりが楽なのは否めない。美人なのに視力が悪いことを逆手にとって、黒縁の眼鏡をつけたり地味な服を着たりして、目立たないように意識している。

カチッ!……バチッ!……。
建物の裏口に設置された誘蛾灯が、吸い寄せられた虫を退治する音が鳴り響く。退勤時間になった実紅が通用口から外に出ると、全身の毛が抜け落ちた醜い動物がいるのに気付いた。何?……犬?
よく見たら顔の周りに残る毛並みから、狸らしいと分かった。この辺りのどこかに住み着く野生の狸は、朝夕になると時々その姿を目にすることがある。後で調べてみるとダニが原因の疥癬症による皮膚病で、猛烈な痒みと硬化した皮膚が盛り上がって毛が抜け落ち、あんな姿になったらしい。

その末路は知れており、このまま冬を越せず春を迎えることは奇跡に近い。実紅は1度も縁のなかった動物病院に寄って理由を話し、触れることは難しく塗り薬は無理だろうから、勧められた飲み薬を手に入れてこの日は帰宅した。次の日の退勤後に暫く辺りを探していると、植え込みの中にその姿を見つけた。目立ちたくなんてないだろうに毛のない肌が目立つので、わりとすぐに見つかった。

実紅が近づくと逃げるのだけれど、衰弱と皮膚が引き攣るらしく動きが弱々しい。こちらを見詰めるその子に見せながら小皿を下に置き、餌に薬を混ぜた物を盛ってその場から距離を置く。よほど空腹だったらしいその子は警戒しつつも小皿に近づくと、ペロリと平らげた。

明日も来るんだよ………。

そう告げる実紅をその子は暫く見詰め、去っていった。それから毎日その子は実紅を待つようになり、休みの日も薬入りのエサを食べさせ続けた。
すると1ヶ月も経つとその子はゴワゴワした皮膚の状態が改善され、少しづつ毛も生えてきた。そして3ヶ月も経つと、秋になった季節に追いついて、立派なフサフサとした冬毛が身体を覆う姿になっていた。

それからめっきり姿を見せなくなって心配していた実紅の前に、その子は突然その姿を現した。
同じくらいの大きさの狸と並んで数メートル先で実紅を見詰め、なんと後ろから子狸3匹が現れたのだ。一匹が実紅の直ぐ側までやって来て、どこからか拝借してきたらしい柿を、咥えていた口から地面に置いてみせる。逃げようともしないで見上げてくるその狸を見て、実紅は「その子」だと確信したのだ。彼は自分の家族を実紅に見せたくて、わざわざ連れてきたらしい。柿をお裾分けするなんて野生動物らしからぬ行動で、感謝の気持なのだとありがたく受け取ることにした。

彼は去り際に1度立ち止まると実紅を見詰め、身体が何かに包まれる不思議な感覚を覚えると、次の瞬間には彼をはじめとする家族たちの姿も忽然と消えていた。何かを言いたげな感じだったけれど、彼はただの狸ではないのではないかと思えてならないのだ。そうとしか思えないことが、実紅は実感することになるのだから………。




実紅は電車内で、よく痴漢の被害に遭っていた。
然るべき所に相談をすれば対処をしてくれるのだろうけれど、どうしても恥ずかしくて出来なかったのだ。内気な性格と何より感じやすい体質が災いし、抵抗できない女として餌食になってきた。下着の中に入れられた手に好き放題にされ、どれだけ絶頂に導かれたのだろう………。

今年も憂鬱な時期がやって来る。
それは健康診断であり、あの胃カメラの不快さを思い出すだけで嫌になる。そして何よりも婦人科系が苦痛で、マンモグラフィと子宮頸がん検診までする念入りようなのだから……。

通常の健康診断を終えると、いよいよ婦人科系である。溜息をいくらつこうと検査着を着る実紅の視界には検査室の扉が、見えてきてしまった。

楽にしてくださいね〜……それではいきますよ〜

無惨に挟まれて潰れる自分の乳房が、悲鳴を上げる。平気な人もいると言うけれど、会ってみたいと実紅は本気で毎回そう思う。そして子宮頸がん検査が待っている。同じ女性でもマンモグラフィのほうが嫌だという人は少なくない。血が苦手な男性は血液検査のために血を抜かれるのが苦手な人が、意外と多くいる。実紅はマンモグラフィよりも血を抜かれることよりも、恥部を曝け出すことのほうが嫌で堪らなかった。

実紅のほうが順番が早いはずなのに、後から来る人に譲り続けて結局いちばん最後になってしまった。午後に回っていたから人数もそれほどいなかったこともあり、案外すぐに自分の番になった。
そして去年まで同じ中年の産婦人科医だったのに、実紅よりいくつか歳下の若い医師に出迎えられて、動揺を隠すのに苦労しなければならなかった。その医師はこれでやっと最後だとの安堵感と疲労を覆い隠しているのが見え見えで、実紅を見ておや……?……っと、僅かな表情の変化から興味を示されたことを敏感に感じ取ってしまった。

小さな籠に脱いだショーツを畳んで入れると、その上に数枚の紙が入ったクリアファイルを置く。
分からないように小さな溜息をつきながら診察台に乗り、医師が速やかに上半身とを遮るカーテンを引く。医師によって所定の位置に片方づつの足を乗せられると、ついに膝が開かれる…………。


今年からいくつか診る項目が増えましたから……。
と言っても、大したことはありませんから………。


こんな時の医師の言葉は実紅の経験から、あてにはならないと知っている。


最近ちょっとある病気が広まりを見せる傾向がありまして、手から口へと侵入して発病までにはそれなりに潜伏期間がありますから………。
あっ…皆さん同じく診てますから、ちょっと念入りに診させてくださいね…………。


実紅は聞いたことがないけれど、もし本当ならそのうちニュースでも取り上げられるかもしれない。80年代に流行り始めたあのウイルス性の感染症も、90年代に再流行をみせた性感染症も一時期テレビで盛んに放送されていた過去がある。


自覚症状が出る前は粘膜に、白い小さな発疹が出るんですね……。
その時期が厄介なのは痛み痒みがありませんし、間近で良く診ないと分からない点なんです……。
知らずに感染してる場合はある薬を塗ると、浮き上がって見えますからね、早期に治療が始められますから心配は入りません………。

知らずに感染って、それを聞いて心配しない人なんているわけがないでしょう。ますます実紅は、不安を覚えた。


それでは薬を塗っていきますね、ちょっと冷たいですよ~………


ヒヤッとする感覚に身体が硬直し、握りしめた手に力が入る。恥ずかしいところを指で開かれて、丹念にゆっくりと粘膜に塗り拡げられていく。
何だかとろみのある感じの薬が塗り拡げられていくうちに、段々と冷たさが抜けていく。考えたくないけれど、愛撫を彷彿させるような触れ方なのは考え過ぎだと、繰り返し自分に言い聞かせる。

閉じた状態から塗り始め、開いて左右の内側を触れ続けていた医師の指が膣口から上へとゆっくり這い上がっていく。何かが目覚めそうな感覚を覚えて、実紅は自分を必死に抑えることに集中する。


ちょっとここは、ごめんなさい…………。
でも粘膜ならどこでも発症しますから、厄介なことになる前に安心を買うと思って少し我慢しましょうね…………。


医師の言う言葉の意味を理解する前に両肩に力が入り、思わず口を両手で覆い隠す。だっていちばん触れてほしくない所を、触れ始めたのだから。
この医師を何度も疑っては総合病院の医師が嘘を言うはずがないと、思い直す。しつこいくらいに上下に動かされるその指に、寝た子を起こされたことを嫌でも自覚させられる。

出てしまいそうな声を喉で止めて、必死に我慢する。身体が動いてしまわないように我慢するけれど、反射的に動くことまでは防ぎようがない。
快感から逃れるように、腰が勝手にうねり始める。



せっ…先生、まだかかりますか………?


声色が変わらないように、細心の注意を払う。
実紅はできるだけ冷静を装い、努力した。


そうですね、ここまでは異常はないかな……。
でも包皮の内側に出てしまう方も、中にはいらっしゃいます………。
自覚症状が出る前にご自分でそこまで確認する方は、まずいらっしゃいませんからね………。
自覚症状が出てからだと治療は1ヶ月近くはかかりますから、それは避けたいでしょ………?


実紅は、こう言うしかなかった。


んっ……お願いします………。


医師の指が包皮を持ち上げた瞬間、声が出そうになるのを実紅は必死に堪えた。ぬるぬるした指の腹が優しく優しく円を描き、震える吐息の音を出さないようにするのが精一杯。
早く終わって、お願いだから……。
実紅の心の叫びは、医師には届かない。
その代わりに左右に傾く腰が上下にうねり、内腿の筋肉がぴくびくさせるのを目にして、笑みを浮かべる医師がいた。

この規模の病院の医師が偽りを口にしながらこんな検査をするなんて、恥ずかしくて誰に言えようか。おまけに何度もオーガズムを味わうのだから、一生誰にも言えるはずがない。なぜならそれほど狂わされ、感じてしまうのだから……。



それでは、中の方の触診も始めていきますね……。


は……………はいっ………。



やっと聞こえる程度の掠れ声で、実紅が返答する。まともな声量を出すなんて、出来るわけがない。だって、変な声になりそうだったから……。
今思えば子宮頸がんを診る検診のはずで、まずはクスコを挿入して確認するはず。あんな状態から疑問を感じるほど、まともな思考が出来るわけがない。沈み込む指を中で動かされ、引いては沈めるその行為に抗えない自分がいた。

すりすりとクリトリスを弄られながら指で抜き差しされて、感じやすい身体が一際敏感になる。

医師は自分の指がぬちゃ〜ぬちゃ〜っと糸を引きながら姿を表すのが堪らなかった。彼女はもう自覚をしてないのだろう。自分が卑猥な息遣いを出して、こちらに聞かせていることに。

彼はクリトリスに触れている手を離してズボンのチャックを下ろし、今しがた触れていたピンクの小粒にそっと口をつけた。

異変を感じた実紅はもう、抗う代わりに背中を反らせることしか出来なかった。
 
2025/08/26 10:12:15(dTBxROhX)
2
投稿者: (無名)
医療従事者の履く樹脂製のサンダルの音が、廊下を通り過ぎていく。あの音が聞こえるということは、実紅が声を上げようものなら、向こう側にも声が聞こえてしまうというでもある。それだけは防がなければと、実紅は必死に自分の口を手で塞ぐ。

違和感だらけのこの検査は、やっぱりおかしいのではないか……。でもそれを誰に対して訴えればいいというのか、全て赤裸々に説明するなんて出来るはずがないではないか。声が出そうに足る度にうっ……!……んっ……!……っと、声を詰まらせて、どうにかこうにか凌ぎ続ける……。

早く終わって……お願い、早く………。
そんな実紅の願いは無情にも、叶うことはなかった。廊下を歩くサンダルの音がまた聞こえて来る。何の疑いもなくこの部屋の前を通り過ぎるものとばかり、漠然とそう思っていた。それなのにその歩く音がこの部屋の横開きの扉の前で立ち止まり、開く音が聞こえてくるなんて………。

そういえばこの部屋の中に看護師の姿をまだ見ていないし、声もまだ聞いていない。その足音の主が医師に対して話しかけ、若い男性だと分かって実紅に緊張が走る。看護師だとしても普通、こういった検査に同行するのは女性ではないのか……。



うん、うん、そうだね………。
向こう側に回って、問診をしてくれるかな……?


実紅はたった今聞こえた医師の言葉に、耳を疑った。聞き間違いでなければ彼は今この場で問診をしようと、背丈の短いカーテンで身体を隔てたこちら側に来るというの?恥ずかしい検査を堪えている最中だというのに…………。戸惑を見せる実紅がこちらに近づく足音に、何の心の準備もないままに絶望的な気持になった。



あっ…こんにちは、医師の○○といいます……。
こんな時に申しわけありません、問診をしますのでお答えいただけますか……?
なるべく早く、終わらせますので………。


実紅は恥ずかしさから努めて笑顔を作り、その作り笑顔が自分でも引きつってしまっているいるのが分かった。なだらかに続く快感が不意に強い波となって、押し寄せてくる。破顔しそうになるのを必死に痩せ我慢で堪え、平静を装いながら震えそうな声で一つ一つ答えていく。


そうなんですね……では生理のときに重い症状なことはあるますか………?
個人差があることなので、貴女の場合はその時々でどんな具合になりますか………?


これまでははい、いいえで答えれば良いだけだったのに、具体的に答えることを要求される。



え…と、う〜ん……そう…ですね………あの…んっ……と、お腹がズ〜ンっという感じ……んっ……です……


なるほど……具体的には重苦しいとか、キリキリするとか、貴女なりにどう感じますか……?



思考にすることに集中しようとすると、意識がそこから引き離されそうになる。どうしていつまでも指を出し入れさせるのか、それにこれは何?……吸われている………?やめて…あっ……やめて………。


下半身から伝わる快感から無理やり意識を集中させ、オウム返しに医師の言葉を繰り返す。



えっと、はい……ええっと……んっ……重苦しい感じです………



肩に力が入って怒り肩になり、抑えきれない快感が身体をぴくぴくと反応させる。表情を崩さないでいられているか、自信がない……。
問診を続ける医師の若い彼には引き攣らせた笑顔の眉間に皺を刻み、身体の反応を最小限に留めながら、なんとか踏み留まる実紅がいじらしく見えていた。


不意に下半身から伝わる衝撃に息を呑み、間違えようのない感覚を覚えて戦慄が走る。下半身に肌が打ち突かれるような感覚に身体が揺さぶられているのに、問診を続ける彼は涼しい顔をして実紅に、次の質問を出してくる。


どうして、こんなのやっぱりおかしい………。


次の問診に答えたくても、言葉にならない。
体裁を繕うためにも気持応えようとする実紅。


んっ…んんっ……はっはっはっ…んっ…んっんっんっあのっ…あっ…んっんっんっ………


容赦のないピストンで打ち込まれる快感が実紅のなけなしの余裕を奪い取り、頭の中を白く染めていく。今ではおかしいと実感しているのにこの期に及んで女の羞恥心が、普段の顔で仮面を作ろうと悪足掻きをする。成功からはほど遠い顔をしているのに、だたひたすら恥ずかしくて喘ぐことだけはどうにか踏み留める。

滑らかで甘い波が、緩やかに上下する。何度も唾液を飲み下し息を吸って、勢いよく吐き出す。
熱にうなされたように目を閉じた顔をゆらゆらと左右に倒し、思い出したように顎を跳ね上げる。切なくて気持ち良くて、逃げ出したいのに手放したくない。現実と夢が交錯し、意識は頭を抱えたくなる現実よりも堪らない世界へと身を躍らせる。


……さん、美山さん、美山実紅さん、どうされましたか……?
苦しいですか……?気持ち悪いとか痛いとかはありますか……?
美山さん、美山実紅さん、大丈夫ですか………?


薄目を開けて彼を見るけれど、言葉を返す代わりに熱い吐息しか出ない。ずんずんと絶え間なく注がれる快感が頭を痺れさせ、手足も口も、言うことを聞いてはくれない。本音とは裏腹にやめて……と、言ってはみたけれど、曖昧に口が動くだけで言葉に変換されることはない。


胸が苦しそうですね、少し楽になりましょう……。


ブラジャーを身に着けていたならば、背中のホックを解除するというのは理解できる。でも検査着を着ている実紅はマンモグラフィを受けるためにブラジャーを身に着けてはおらず、下半身の検査着を受ける今はショーツすら脱いでいる。検査着を止めるために結んだ紐を彼に解かれ、前を開けた若い医師は豊かな乳房に顔を埋めてしまった。

もう何が何だか分からずに乳首を舌で転がされる快感と、ピストンが織りなす快感の二重奏が実紅に襲い掛かる。鰻のようにぬるぬるとしたペニスが出入りを繰り返し、親指が絶えずクリトリスを撫で回す。若い医師の舌が乳首を押し倒しながら唇で吸い上げ、もう片方の乳房を空いた手が容赦なく揉み解す………。

ひとりカオスに陥った実紅だけが官能の波に飲み込まれ、その女を酔わせる狂おしい快感を享受していく。

いや……いく……イッちゃう……イッちゃう…………


口を開けた実紅が背中を反らせ、浮いた背中が胸を張らせて乳首を愛撫する彼の顔を持ち上げる。
硬直した身体が腰を躍動させるゲスな医師の男根を締めると、唸り声を上げた彼が射精してしまった。実紅も電気刺激を受けたように身体を震わせながら、オーガズムの波に飲み込まれてしまった。

だらりと脱力した実紅の膣口から白い精液が流れ落ち、床に卵の白身のような水溜りが出来上がっていく。最初に実紅を犯していた医師よりも乳房を弄んでいたより若い医師が、屹立したペニスを出して、下半身の前に立つ。硬く熱を発しながら勃起をしたペニスを、実紅の中に静かにゆっくり沈めていく。背中を仰け反らせた実紅が艶めかしくあぁ~……っと声を上げ、身体を揺らし始めた。

パンッ「ぬちゃっ」……パンッ「ぬちゃっ」……

肌と肌が打つ音に卑猥な水音が重なり、女性のための目隠しカーテンの向こうとこちら側で、男女それぞれの卑猥な息遣いが聞こえ始める。実紅の隠しきれない羞恥を含んだ控え目な喘ぎ声が、その上体を捩らせる姿に見合わぬ淑やかさを見せて、若い医師の彼を興奮させる。

絡みつく実紅の膣壁が彼を酔わせ、腰の躍動を加速させていく。熱く硬く逞しい彼のペニスが実紅を翻弄させ、もう他の何物も気にならないほどに酔わされていく。

奥を突かれる、実紅の腰が浮き上がる、背中が浮いてブリッジを形成する、息を吸うことも吐くこともなくなった口が開く、身体が硬直する………。

そして…………。

生温かい精液が、放たれた……。

カーテンが退けられた実紅の身体の上に、若い医師が突っ伏して荒い吐息で肩を揺らす。
数分の静寂を消化した2人は次第に回復を遂げ、実紅は自分の身に起こった現実に両手で顔を覆い隠していた。
ムクリと身を起こした彼は羞恥とやるせなさに沈む実紅を見て、興奮すると繋がったまま中に取り残していたペニスに生気が漲るのを感じた。

再び乳首を口に含むと両手首の間に見える実紅の口から甘い吐息が漏れ出し、顔からその両手を引き剥がすと横に背ける実紅。
腰を動かす度にその身体を揺らし、彼に応えるように締め付けてくる。下火になった小さな炎が激しく燃え上がり、上下に揺れる乳房の上の顎が少しづて持ち上がる。
もう何もいらない、何も必要ない。

あぁ〜…気持ちいい……きもじ…いぃ〜っ……

ぬっちゃんっぬっちゃんっぬっちゃんっ………

汗と卑猥な音と男と女の怪しい息遣いは、まだまだ続いていく。

実紅の手が若い医師の背中に回され、ドクターのユニフォームに立てられた爪に痛みを感じて呻き声を上げる。彼の腰の躍動に合わせて実紅の腰が動き、ペニスを迎えに行くように浮き上がる。

羞恥も体裁もすべてを捨て去った実紅が、秘めた貪欲さを表に出して女になる。
彼が顎から汗を滴り落とし、次の汗の粒を顎の先にぶら下げたのを見て、そっと頭を浮かせる。

舌先に触れた瞬間、舌の全体に広がって消えた。
次々に押し寄せる快感の波に、実紅は意識が遠のいていくのに身を委ね、新たなオーガズムを迎える準備を身体が始めていく。

そしてその後もきっとまだ、終わらない………。
25/08/26 19:47 (dTBxROhX)
3
投稿者: ひろ
職場での婦人科検診のシチュエーションで、医師たちの餌食となって犯される状況に、強い興奮を覚えました。
悲劇のヒロインの実紅を犯す医師の興奮を脳内で想像しているだけで、男の本能を呼び覚まされる気分になりますね。

暴力でも、物理的な拘束でもない、精神的な抑圧で、実紅を自分たちの言いなりにさせ、強姦に至る手口に強い背徳感を覚えます。
職場の健康診断を拒むわけにはいかない。。。
むしろ、婦人科検診を拒む方が、普通じゃないと思われてしまう。。。

理性的な女の子ほど、婦人科検診を受け入れざるを得ない状況でしょう。
男性なら、たとえ異性の医師であっても、自分の性器を見せることに、これほどの羞恥は感じないですが、女の子の場合は、普段から性器を見せることに強い恥じらいがある上に、人から見られにくい場所に性器があり男性から身を守るために役立っていることが、逆に婦人科検診ではさらに羞恥を煽ることになるのではないでしょうか。

自ら下着を脱ぎ、これからされることを意識しながら内診台に上がる。。。
内診台は、実紅の脚の間の隠された性器を医師に見せるための検査台。。。
脚を台の上に乗せることで、股間にある実紅の割れ目は医師の前にさらけ出され、指で軽く大陰唇を開かれるだけで、粘膜で包まれた膣口が露出するわけです。

普段大人しく真面目に過ごしている実紅でも、男性のペニスを受け入れるための膣があり、小陰唇の上端には性的刺激を強く受ける陰核がある。。。
実紅の担当になった男性医師は、その様子を見て、男の本能を強烈に刺激され、実紅に種付けをしたいという欲望に駆られたのではないでしょうか。

恥じらって抵抗を見せる実紅の姿にさらに欲情し、理性で拒んでいても医療用のローションを使って実紅の膣内に指で馴染ませている間に、実紅の中から男を受け入れるための粘液が溢れ、熱く膣が潤い始めてくる状況に、本能を刺激されない男はいないと思います。

男性に見られることに強いし羞恥を覚える場所であっても、女の子の性器は有効な刺激を与えられることで、男性以上に強い性感を与えられ、陰核も充血し、陰核包皮を剥き上げて確認すれば、実紅が男を受け入れる準備ができていることがすぐにわかるでしょう。

二人の医師が結託して実紅を自分のものにした、というのも興奮を煽られた部分です。
性交を強要されている実紅に問診を行うという精神的な責めが、さらに実紅の性感を敏感にした部分もあるかと感じました。
診察着だからこそ、乳房や乳首に現れる反応まで露わにでき、もはや逃げる術がない実紅の乳首を弄びながら、膣奥までしっかりペニスを打ち込み、婦人科検診とは名ばかりの、内診台での種付け行為を強要する。。。

普通のベッドでのセックスより、女の子の種付けに好適とも言える内診台、途中で抵抗するようなら手首も腰も脚も内診台にベルトで固定して、「処置」を強要できるシチュエーション、最高でしょうね。
25/08/31 06:35 (t35K2Lfp)
4
投稿者: (無名)
あ〜もぉ~っ最悪〜っ………!

分かってはいたけれど時の流れは無情にも過ぎ去り、この日を迎える事になってしまった。
某お嬢様学校と揶揄される女子高校の1人が、思わず嘆きの言葉を口から放り出す。

これまでは通常の健康診断だったのに、じわじわと流行を見せる感染症の増加を鑑みて、下半身の検査が追加されることになったのだ。これは過度に心配する親達の要望に応える形であり、学校側としても無下に首を振ることが躊躇われた結果である。

通常ならば妊娠検査や疾患がなければ乗ることのない内診台だけれど、セックスによる性感染であると断定することが困難なこの感染症は、冬に流行るインフルエンザと同等の感染力を見せている。どんなに手洗いをしているつもりでも、どこかしらに付着するウイルスにより、知らず知らずのうちに口から侵入を許してしまう……。
ワクチンが存在しない現在、早期発見、早期治療が望まれる以上は従わざるを得ないのだった。


一通りのことを終えた生徒が、順番に内診台へと乗っていく。学校は検査が検査なので病院側との話し合いにより、生徒たちがそのまま帰れるようにと、制服を着たまま検査が受けられるよう配慮が成された。一般の人と同じように下着を脱ぐだけで検査を受けられ、終われば下着を身に着けるだけ。思春期の生徒たちが羞恥しながらまた制服に着替え直させることを、させたくなかったのだ。

実際のところ過保護に育てられている彼女たちに感染者は見当たらず、時間は無意味に過ぎていく。大して手入れの必要がないくらい薄い恥毛を見せながら、医師によって検査が進められていく。ある子は不安に両手を握りしめ、またある子は羞恥に顔を赤らめて恥部をスリスリと撫でられて、顔をしかめていた。

幸いなことにそこは現代っ子、親には内緒で誰もが性体験は済ませている子ばかり。クスコの挿入もまったく問題なく、ただ性体験の未熟な子とそうじゃない子との差は顕著に現れた。大人びて見える綺麗な子はそれなりなのだろうと思われたものの、その反応は快楽を楽しむほどのものは見られず、反対に大人しそうに見える子があまりにも気持ちよさそうに感じて見せるものだから、何とも言えなかった。

そして1人の女の子が、凄かったのだ。純情そうで艷やかな黒髪が素晴らしく、今時の子にしてはあまりにも清楚な美しさを纏っていたのだ。あまり刺激しないように、速やかに済まそうとこの時までの医師は、そう思っていた。

茶色のブレザーにチェック柄のプリーツスカートは膝丈に揃え、布製の衝立の向こうに早足で消えると、片脚を持ち上げるシルエットを見せる。
内診台に上がるとスカートで下半身を隠しながらそれぞれの足を乗せるその間に、しゃがんで向こう側の床に置かれたカゴを覗き見る。この子になら似合う足に履いた靴下と同じ、白のショーツが小さく畳まれているのが見えた。

そしてスカートの上から股間を隠すようにする手を優しく引き剥がし、ごめんね〜っと声をかけながらスカートを下腹まで捲り上げる。余分な贅肉のないお腹の下に、薄くも濃くもない恥毛が現れる。それがぷっくりした丘の両側を程よく縮れた芝生のように生い茂り、ピンク色がやや色褪せた薄い茶色のビラビラが緩く波打ちながら姿を見せている。

おや、これは………と、何かを予感した医師が手順通りに手を動かしながら、探りを入れていく。


ごめんね〜、ちょっと診させてね〜………。


ビラビラの裏を片側づつ指の腹で確認をするふりをしながら中の粘膜を繊細に触り、すぅ~っと指を上に持っていく。彼女に声をかけながら盛り上がる柔らかい包皮を、そっと剥き上げる。

これはこれは…………。

女子高生にあるまじき足の小指の爪ほどの小さな亀頭が、その顔を露出させた。医師は専用のとろりとした粘液を指に取り、そっと這わせていく。
何度も何度も粘膜を優しく擦り、包皮にも触れながら実質的にクリトリスを弄ぶ。掴む場所を間違えた彼女は下半身とを遮るカーテンを吊るしているシャフトを、ガシャガシャッと揺さぶった。

声を上げるには恥ずかしく、そうかといって敏感な所に触れられて反応する身体を制御も出来ない。

はっ!……ふっ!……んっ…はっんっ……はぅっ……!


仕切りのカーテンを吊るすシャフトを力いっぱい掴んだ手を、鋭く甘味な波が打ち寄せる度に反射的に動かし表情を歪める。


ちょっと中も、診させてね〜………。


湧き上がる疑問を考える余地を与えられないまま入れられた指が、出たり入ったりを繰り返す。
思った通り彼女は性体験が豊富なようで、早くも指の動きに合わせて腰をうねらせる。どうせ人知れず悪い大人と逢瀬を重ね、女になったのだろう。

動かす指が1本から2本になり、締め付けられる指が……にょりっ…にょりっ…にょりっ……と、沈めては引き抜く。彼女の掴むカーテンシャフトもやかましく動かされることも減り、聞き間違いようもない熱い吐息が彼女の口から放たれ始めた。

官能の世界に入り込んた彼女に羞恥も何も考える余裕はなく、貪欲に指を飲み込もうと無意識なのか、腰が上下にうねうねと止まることがない。

数分後の医師はペニスを若い女の子の膣の中で踊らせ、その感度の良さに彼女は数分と保たなかった。これだけ可愛くて感じやすい体質の女の子なら、悪い大人がハマるわけである。

医師の彼は彼女が悪い気を起こさないようにと、口止めの意味を含めて腰の躍動を再開させる。
オーカズムを迎えては腰を躍動させ、女の子がその身体を弾ませれば、また腰を執拗に使った。

本当の大人の味を覚えさせ放心状態から回復した彼女は恥ずかしそうに顔を俯かせ、満足させてくれた医師に同類を見る眼差しを向け、小さく手を振って去っていった。本当なら中に射精をしても緊急避妊薬を渡せばよかったかもしれないけれど、信頼関係がまだ無い状態では若い彼女は納得しなかったかもしれない。リスクを避けるには、やはり外に射精をして正解だったのだろう。



生徒たちをすべて終えると、最後に女教師を1人診なければならない。他の教師たちはすでに別日に済ませていて、この女教師だけ都合が悪く今日になったということらしい。どうせおばさんだろうし、女子高生の後では後味が悪い。なるべく早く終えようと、医師は通常の仕事モードに切り替えていた。


横開きのドアがノックする音が聞こえ、40前後の細身の女性が顔を見せる。髪の毛を後で一纏めに結び、顔には金メッキに輝く眼鏡をつけた地味な印象の女教師だった。初めから分かっていたからかグレーのスカートスーツを身に着け、白色のブラウスをトップスに着ている。彼女はいたずらにおばさん臭くはなく、人妻臭を漂わせる色香をチラチラと覗かせる。医師の彼にとっては大好物で、はっきり言ってタイプの女性だった。

早くもズボンの中で勃起し始めるのを自覚する。
彼女は医師に案内された布が張られた衝立の陰でアウターを脱ぎ、パンストを脱ぐ彼女の身体のそシルエットを唾を飲み込み医師は見ていた。

内診台に彼女が乗ったところで仕切りのカーテンを引き、それぞれの両足を乗せる。内股になるのは彼女の身に着けるスカートがタイトスカートだからで、ミスチョイスである。そのスカートを脱いで内診台に乗ることも出来たはずなのに、それをしなかったのはやはり羞恥心からだろう。


ごめんなさい、スカートを上げますね〜………。


そう声を掛けると良識のある大人として、腰を浮かせてくれる教師の彼女。下半身を露出される恥ずかしさに、小さな吐息を漏らすのを医師は聞いた。脛に脱毛が見られたように恥部にもその形跡が見られ、ただしOラインとYラインを進めたらしい。Iラインは見苦しくない程度に留められ、残された恥毛は岩海苔のような密度の濃さを見せて生い茂っている。



ご存知かも知れませんが、ご自身でも気付かないうちに感染する方も少なくありません……。
自覚症状が出るまで気付かないことが多いものですから、仮にもしそうであっても早期発見出来れば治療期間も短くて済みます………。

感染していれば粘膜に触れているうちに特徴的な症状が現れますので、しばらく触診させて下さいね………。


はい、存じています………。
お願いします………。


まな板の上の鯉のように、諦めたような彼女の声が大人の良識ある言葉を返してきた。何が悲しくて自分の恥ずかしい所を、見られ触れられなければいけないのか。相手は医者だと理解をしてはいても所詮は男性であり、幾つになろうとも恥ずかしいものは恥ずかしい。年に1度の健康診断でも恥ずかしのに、今年は細かく診られるなんて……。
女教師の彼女は胃カメラの苦しみもマンモグラフィの苦痛も忘れ、羞恥を押し殺しながら早く終わることを願っていた。



医師の目にはこれまで数え切れないほどペニスを受け入れてきた恥部が、くねくねと歪んだ曲線を描くビラビラが少し飛び出しているのを捉える。
焦げ茶色のそれを指で左右に開き、ピンク色の粘膜を観察するふりをしながら触れていく。左右の小陰唇の裏側を優しく撫で回し、何度も往復させて指先が何かを探す様子を彼女に伝える。

検査とはいえ触診にしてはある種の生々しさを感じさせる医者の指使いに、彼女の中で何かが目覚めようとする予感を覚えた。唇を引き結び両手を握りしめて、生徒たちを率いるプライドを思い出す。

こんなこと何でもない………。
そうよ、触れられることぐらいが何なのよ……。
たったそれだけのこと………。
そうよ、しっかりしなきゃ………。



自分を鼓舞する彼女は次第に触れてほしくない所へと近づく医者の指を警戒し、心の中で壁を構築していく。粘膜を診るということを聞いていたけれど、医者はやっぱり見逃してはくれなかった。
もう何度目なのか新たに指に付けたであろう冷たくヌルヌルした感触が、身体をぴくんっと反応させる。その指先が包皮を執拗に優しく撫で回し、鼻息が荒くならないように彼女は努力をする。



あの…先生………?
そんなに長く、触るものなんですか……?


彼女は皮肉にも聞こえる言葉で、さり気なく純粋に疑問を投げかける。


医者といっても診ていかなければ、分かるものも分かりません………。
例えばこの辺りとか、先程から触れているこの辺りは最も発見が多いと報告がある場所です……。


そう言って医者は小陰唇の裏側、次に敏感な場所の包皮に触れて説明を続ける。


ここは一番デリケートな場所でもありますから、先ずは表側から探らないと見落してしまいます。
生徒さんも頑張りましたから、先生も頑張りましょう………。


そうですよね、こういう検査は初めてなものですから…………。



弱いながらも柔らかな甘さを伴う波が打ち寄せるのを感じながら、彼女は冷静に取り繕う。


皆さんも同じように戸惑われますから、お気になさらなくても大丈夫ですよ………。



女教師を気遣う言葉を吐きながら、医者の彼は指で包皮を持ち上げる。すりすりと動く指先がなるべく包皮に触れるようにしながらも、実はしっかりクリトリスにも触れさせる。触れるか触れないかの微妙なタッチを繰り返し、血流が流れ込むことで硬く勃起していく様子を見届ける。息を止めていたのだろう、彼女がやや荒い吐息を漏らす。
少しづつ持ち上がる腰が不意にぴくんっと小さく弾み、その後もその反応が顕著になっていく。


先生、あの………何だかちょっと………。


あっ…ごめんなさい、痛いですか………?


あっ…いえ、痛くは………ないん…ですけど……。


苦しいとか気持ち悪いとかは、ありますか………?



遠回しに伝えようにも医者は気持を汲み取らず、鈍いのか察してくれる様子もない。結局はっきりと言わなければ彼には伝わらず、何とか恥ずかしい言葉を言わずに女教師は粘る。


いえ、そっ…そういうのは…あぁっ……無くて………。
何ていうか…んっ…んんんっ……凄いんですね………。


昨日はこれで複数人の感染が発見されまして、やはり潜む場所が隠れられる場所が多いですね……。
それにしても、厄介なウイルスです………。
あっ、大丈夫ですか………?


そう言いながら指の腹でクリトリスをまともに触れて、すりすりと上下に動かす。息を吸うのも吐き出すのも辛そうな彼女は、声を発することを禁じたように静かに悶絶する。医者はこのタイミングを見逃さず、考える余地を与えないように露骨にクリトリスを弄ぶ。

どんなに医者に訴えたくても声に出せば言葉そのものよりも、いわゆる女の声が出てしまいそうで口を噤むしかない。許容を越えた快感にどうにかなりそうで、上り詰めていく身体を必死に留めようと必死にもがく。


はい、結構です………。
こちらは確認されないようですので、今度は中のほうを診させて下さいね………。


医者の言葉をすべて聞き取れはしなかったけれど、意味は何となく理解できた。まずは医者の前で醜態を晒さなかったことに胸を撫で下ろす。
指が入ってくるのと同時に危険な予感を感じ、それでも先程の刺激よりは我慢できる気がした。

指を組ませた手を胸の上に乗せ、深呼吸をして落ち着かせる。その効果は無情にもいつまでも続くことはなく、気持ちの良い所を往復していく指が堪らない波を運んでくる。

これは何……?
本当に検査なの………?

甘い波に抗いながら揺らぐ気持を奮い立たせ、いよいよ医師に対して抗議の声をを上げようと言葉を発し始めた時だった。それを察知した医師が素早くしゃがみ込み、女教師の言葉を封じるようにクリトリスにむしゃぶりつく。指で散々弄ばれて敏感にさせられたのに、下から両手で太腿を抑えながら暴れる舌の攻撃に晒される。頭を持ち上げた女教師は猛烈な快感に髪の毛を振り乱し、打ち付けるように下ろした頭を右に左に倒す。

吸われては執拗に舌が動かされ、挿入された指が狂ったように躍動する。
もはや思考は働かず本能のままに反応する身体が快感のすべてを受け入れて、硬直する背中が反り返ろうとする動きを制御することは、不可能だった。

強烈な何かに身体が包まれて、身体が弾む。
誰にも言えない女の業が、目覚めてしまった。
好きなものは好き、気持ちいいものは気持ちがいい……。そんな女の当たり前のことが常識や良識、社会人としての殻から解き放たれる。
その麻痺した気持ちが身体の回復とともに自分は常識ある教師だと、記憶合金のように復活を遂げていく。

自分に何が行われたのかを再認識したその瞬間、恐れていたことが起こった。身体の自由が効く前に医者が挿入したペニスが中を掻き乱し、憤りに固めた拳が弛緩していく。腰を両手で掴まれ自由のない所に、医師の腰が打ち付けられる。開発の進んだ大人の身体がペニスに纏わりつき、決して離しまいと追いすがる。子宮口に当てられるたびにどうでもよくなり、ただの女になっていく。

いたずらに激し過ぎず弱くもない、淡々と打ち込まれるピストンに身体がもっともっと、と要求をする。絶え間なく続く快感が、深く濃くどこまでも穏やかな波を連れてきた。身体が浮き上がるような不思議な感覚に包まれ、そして…………。



終わったはずなのに、それにどうして身体に覆いかぶさる医師の姿を目にしているのだろう。
オーガズムの深い海の底からやっと浮上してきた彼女は、医者と自分とを遮断しているはずだったカーテンが取り払われていることに気付いた。
尚もふわふわする頭でなぜか自分の服が捲りあげられ、乳首を吸われる感覚を自覚する。中で射精を受けた満足感に支配された頭が、現実世界に戻ることを拒絶する。

こんなに美男子だったのかと、乳首を弄ぶことに余念がない医者の彼を羞恥と緊張で、まともに見ていなかったと気付かされた。彼がしていることも自分が許容してしまったことも、褒められたことではない。それでも女教師は、次なる快感を求めてペニスを締め上げる。意識的に何度もそれを繰り返し、自分をこんなふうに駆り立てた責任を彼に負ってもらわなければならない。

性に正直になった女教師を放って置く理由はどこにもなく、医者は自分を鼓舞して復活を遂げる。
自分よりも一回りは歳上の女を再び満足するには、かなりのエネルギーが必要となる。そんなことはどうでもいい。今度は快感に支配された彼女の恍惚を見たい、その想いが腰を突き動かす。

まったりと絡みつく女教師の膣壁が心地よく、温かく包容力を見せて滑らかに包み込む。
まるで意思を持った生き物のように動くペニスが浅く深く、強弱をつけて翻弄させる。

呼吸が苦しくなる。
身体が熱い。
逃げ出したい。
なのに手放すなんて、絶対に嫌。
だって、だって…………。


医者の腰に両手を回し、打ち込まれるペニスを受け入れ続けていく。

もっと、もっと、だって…………。

ヒタヒタと近づく魅力的な足音に、酔いしれる。

もう言葉は、必要なくなっていた。



25/09/01 03:18 (LPAiaGqX)
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