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麗しき女教師
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:麗しき女教師
投稿者: ミキ
進藤玲子、32歳は合唱コンクールを前にビアノを担当する女子生徒の練習につき合っていた。


………今日はもう遅くなったから、これでお仕舞いにしましょ。

そう生徒に促して、帰り支度を始めた。

………ちょっと待ってて、一緒に帰りましょ?

悪戯っぽく微笑みかけて、10分ほど待たせていた生徒とバス停まで歩き、程なく到着したバスに乗り込んだ。

駅に近いせいで混み合う車内、分かってはいたものの座ることは叶わず吊り革に掴まった。
演奏の上達を褒めるとこれまで頑張ってきた苦労を思い出しているのか、顔をときめかせる生徒。
あまり饒舌に喋る子ではないが顔を上気させながら、言葉を選ぶように答えてきていた。

異変を感じたのはどこか困惑したような、そんな表情を見せ始めたからだ。
元々頭の良く人に気を使うような性格の子だったが、伏し目がちになり目を合わさなくなってきていた。
玲子にはこの態度、仕草に覚えがあった。
同性から見ても人前で女の顔をするということは、状況から見ても原因は限られていた。

痴漢、ピンときた。
なぜならかつて自分も、経験したことがあるのだから。

女子生徒の下半身、お尻の辺りを見るとスカートを捲くられて男の手が蠢く様子を目の当たりにしてしまった。
身長が高く大人びたこの子は恰好の獲物ということか、餌食にはさせまいと二人の間に身を割り込ませる。
ちょうど目の前の人が下車のために席を立った。
すかさず生徒を座らせて、振り向きざまに男を睨みつけた。

………チッ!

強かな舌打ちをする仕草を見せた男が、忌々しそうに顔を横に向ける。
騒ぎを起こしてもよかったが、生徒に余計なトラウマを印象つけるような真似は控えた。

不安そうにこちらを見上げる生徒に精一杯の笑顔を見せた。
あなたを守る、大丈夫、強がりでも何でも自分しか盾になるしかないとその時は思ったのだ。

不意に自分の尻に不快感を覚える。性懲りもなくあの男の仕業に違いなかった。
もう小娘ではない、女とはいえ至近距離で睨みを効かせれば怯むはずだと冷静な眼差しを男に向けていた。

男は尻から手を離すとポケットにしまった。
さすがに怯んだと内心でホッとしたのも束の間、再び現した手にはナイフが握られていたのだ。
何が起きてもおかしくはない今の時代、背筋が凍りつく。
テレビの情報番組では連日に渡って事件を報じ、新聞の紙面を賑わす光景が目に浮んだ。

男は無言で指示をするように、顎を上げて前を向けと仕草で見せる。
こんなところで命を終えるのは悔しくてたまらないが、この子を巻き添えにはしたくなかった。

言う通りにする前に、男の手は既にスカートの中へと進入してきていた。
強張る表情を努力して笑顔に作り変え、女子生徒に向ける。
不安そうな顔を崩さない生徒に向かって口の動きだけで、大丈夫と伝える。

脚の付け根に冷たい感触、パンストが切り裂かれていた。
男の指が知りの下から前へとなぞるように進み、前後の動きに切り替わる。
あまりにもの不快さで、全身に鳥肌が立つ。
下着の前側のクロッチを通り過ぎた直後の位置で、男の指先が円を描くような動きに変わった

ここは、やめて………
危機感を感じて太腿をクロスして封じようと試みたが、脳がある予感を察知し始めてしまった。
寝た子が揺さぶり起こされて、愚図りだしてしまっていた。

波紋が広がるように幾度もうねりが押し寄せる。
唇を閉じて車窓の外を見ると、明かりを灯した建物が過ぎていく。
股の下を前後に動いてはピンポイントで刺激を繰り返す男の手、押し寄せる波に杭らう術を見つけられず固く目を閉じる。

爪を立ててカリカリと引っ掻く刺激が如実に鋭い刺激となって、甘味な信号を脳へ届ける。
クロッチを前後させる男の指が、滑らかさを欠いてきていた。
ある意味で動かしづらそうで、違う意味では動作を阻害するどころか助けになっている。

濡れていた………。

浸潤した玲子の愛液は量を増すごとに男の動作を補助してしまい、クロッチを指先でトントンと叩くと僅かに糸を引くほどに。

男は玲子の尻が半分が露出するくらい横にずらし、溝に沿って指を走らせる。
柔らかい玲子の肉襞が男の指を挟み込み、粘膜の上を難なく移動する。
行先を遮る場所に辿り着くと、こん盛りした部分を労るように撫で回す。
無意識に腰を引く格好になる玲子、直接触れてくる刺激は文句のない快感を体にもたらした。

眉間にシワを寄せて唇を閉じるしかない玲子。
泣きそうな表情を見せる生徒に携帯のイヤホンをさせ、目を閉じさせた。見なくても良い光景を見せるわけにもいかない。

男の指が入ってきた。
繰り返される出し入れは、程なく違う種類の波を寄こしてくる。
それは高さと奥行きのある波となって、否応なく玲子の膝の力を奪おうとする。
ガクガクと笑う膝をなんとか踏ん張る玲子を嘲笑うかのように、執拗に膣壁を行き来する男の指。
横顔を隠す髪の内側の玲子の表情は、甘味の渦に飲み込まれまいと理性が水面で息継ぎをしては飲み込まれていく危うさを表していた。

感じやすい体質の玲子はこんな場所じゃなければと場違いなことを思い、ベッドの中ではないことが恨めしかった。
男の指は置くまでは届かない。自らの膝を曲げたりしゃがみ込むような無理な態勢をしない限りは不可能で、この場ではさすがに出来ない。
それでも入口から程近い位置のポイントは、玲子を酔わせるには十分だった。

玲子は誰かの質問を否定するかのように顔を微妙に振り、正気を保とうと努力した。
溺れかけては一瞬だけ素に戻り、直ぐに飲み込まれ足掻いた。
やめて、やめて、やめて、やめて…………
呪文のように心の中で唱え、必死に杭った。

不意に波が収まるった。余韻が支配する体が言うことを聞かず、頭に靄がかかって思考が働かない。
下がっていたスカートの裾が上がった動きの空気が、下半身に触れる。
何かがソコに押し付けられ、内臓が圧迫されるような苦痛が押し寄せた。

玲子の口からは控えめに呻き声が漏れ、信じられないというように目を見開いていた。
 
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2024/06/18 05:08:49(nuT2x6/5)
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