告白風の小説と言うより、された事の告白を小説として書こうと思います。

私が小学校高学年の時は、今のように少女物の猥褻に対する取り締まりが厳しかったようです。
私は町の郊外に家がありましたが、近所に街中で小さなブティックを経営するおばさんとその一人息子の大学生のお兄さんがいました。
お兄さんは人当たりが良くて、それまでも近所の子供達を連れて近くの里山や川に遊びに行ったりしてくれてたから、私の両親も信用していたみたいでした。
私は子供達の中で特にお兄さんに気に入られて
いたようで、五年生の春休みに｢六年生の勉強も教えてあげるから遊びにおいで｣と誘われました。
母の許しをもらってお兄さんの家に行きましたが、いつも上げてもらう一階の応接間や居間ではなく、二階のお兄さんの部屋に上げられました。
一時間くらい雑談や勉強の話をした後、お兄さんが飲み物を取りに行った時に何気なくお兄さんの本棚の一番下にあった薄い写真集を見てみました。
それがロリコン物だったんです。
その頃は私も週刊誌等の大人のモデルさんのヌードピンナップ等も見たことありしたが、一目見ただけでそんなものとは全く違う不健康ないやらしさを感じました。
私と同じくらいの女の子が大人の真似事をしていやらしいポーズを取っている写真集でした。
それも家の外でです。
大人ほどでは無いけど膨らんでいる胸も丸出しだし、穿いてる白いパンツをわざと引き上げて割れ目に食い込ませていました。
いやらしい！
そう思いながら、なかなかその写真から目が離せませんでした。
他のページをめぐると、その女の子は全裸で四つん這いになっているんです。
お尻の方から写されていたけど、割れ目はぎりぎりで写ってませんでした。
｢それでも、写した人には全部見られてるんだ..｣
｢前の写真の割れ目に食い込ませてるのは、写した人から言われてさせられてるのかな..｣
だって私くらいの女の子が、自分からそんな恥ずかしいこと、痛いかもしれない事をするはずが無いと思ったからです。
｢可哀想..｣
とも思ったけど、それ以上に
｢いやらしいわ..。すごい、いやらしい..。｣
と胸がドキドキして止まらなくなりました。
もっと見ようと思った時、お兄さんが戻ってくる足音が聞こえたので慌てて本を本棚に戻しました。
それから後は、お兄さんとの話も上の空でした。
｢お兄さんは優しい筈なのに、あんないやらしい物見みてるだ..｣
あれが普通の若いモデルさんのピンナップとかなら、それほど私の頭も混乱しなかったかもしれません。
写真の裸の女の人は大人で、私はまだ子供、そう割りきれたと思います。
それが私と同じくらいの女の子が裸であんな恥ずかしい格好をしてる写真をお兄さんが見てるあのです。
｢もしかしたらお兄さんは私にもあんな事をさせたいのかも..｣
と私が思ってしまったのはおかしいでしょうか。
この日、それから二回お兄さんが席を外した時に、私はまた写真集を広げました。
最初に見た写真集の他に棚に同じような写真集
10冊以上あって、そのうち二冊を見ることが出来ました。
裸になっているのは日本人ではなく、アジア系の外国人のようだし、写ってる植物からも撮影されたのは外国みたいだって分かってくると、リアルな自分と距離出来たようでちょっと落ち着いて見る事が出来ましたが、小さな乳首にわざと植物のつるを巻き付けた写真や、大きく拡げた足の中心に小さな葉っぱを貼り付けて辛うじて恥ずかしい部分を隠してる写真など、写されている女の子が困ったような泣きかけてるような表情をしてたせいか、ますます
｢この女の子たち、可哀想..。
無理やり裸にされて、こんないやらしい姿を写されてるのね..｣
と思うと同時に、そんな写真集がいっぱいあったので、
｢お兄さんも女の子をこんな風にいじめたいんだわ..。
もしかしたら私を..｣
と自然に思ってしまいました。
その日は、最後にお兄さんから
｢さよちゃん、顔が赤いよ？お熱あるの？｣
と言われて手を握られ、額に手のひらを当てられただけでしたが、それから１ヶ月もしないで、私はお兄さんから恥ずかしさや痛みを伴ういたずらをされてしまいました。

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