モミジの悪趣味な日課がはじまった
カップルは男、刃堂【はどう】。女、由香。
刃堂「接待のコォフィィィ飲みてー」由香「常温缶コーヒーが接待してくれるでしょ」
刃堂「100円接待申し込む」由香「100円で接待はしません」　刃堂「士農工商の上玉女は上納品の指定財宝ゆえ天下の回りものと言われている」
由香「あんたの場合、キャバ嬢でしょ。上玉キャンディは」
刃堂「お姉さんも指定財宝なんだぞぉぉ」
モミジ「財宝扱い」
由香はなんとなくかかんだ、刃堂に対して背を向けて。
刃堂「お姉さん、今日水玉ァァァ」
由香「それを言って誰得なのよ」
刃堂「なんだ、最近部屋の中でスカート多いな？」
由香「今みたいなチラリボーナスもあるから嬉しいでしょ」
刃堂「家政婦は見たで使ってほしいよなー」
由香「パンチラは背徳じゃないでしょ。ましてやあんた場合、崇拝だからね」
刃堂「パンチラは花形、なんつって」
由香「男には保養だからね」
刃堂「志○けんがバカ殿やってだろ」
由香「やってたね、どうして？」
刃堂「思うんだけどよ、バカ殿の隣にズラリと座る腰元か膝元か知らねーけど、あいつらのオフィス版やってほしいよな。
ショムニくらいみじけースカートで」
由香「おかしいじゃん、ちょんまげとオフィスって」
刃堂「森本レオがちょんまげやれよ」
由香「スローなバカ殿、嫌でしょ。じれったいから」
刃堂「見所はレオちゃんじゃねーよ、スカートを履いた腰元たちが正座してるんだぜ。色んな角度から覗き込むだろ、野郎視聴者は」
由香「太ももが肉厚だから見えないって、無謀すぎるから」
刃堂「つか、江角マキコのパンチラってあんま興味ないよな」
由香「あの人、足長いよね」
刃堂「足広げてよ、トンネルやってるんだよ。
うぅぅぅんお姉さんたちの花形見れるぞぉぉ」
由香「よーーち(幼稚)」
刃堂「ルンルンルン、ハイボール」
由香「私も何かで割って飲もうかなー」
刃堂「おまえは桃のサワーでも飲んでケツを美しくしろ」
由香は四つん這いで移動して、コーラを取りに行った
刃堂「右斜めくらいがパンチラ絶景だな」
由香「新しい下着買おーかな」
刃堂「ユニクロパンツはやめろよ」
由香「あんたにパンチラするための下着じゃないの」
刃堂「下着に忠義なスポットがピシャッ、パンチラしたくなるだろ？」
由香「じゃ、あんたのママがそれやってたらどーすんの？」
刃堂「撤退、退散、解散」
由香「嫌々ホイホイじゃん」
刃堂「バカだな、おまえ。世の中で一番興味ねーパンチラだから」
由香「何が違うんだろーね？パンチラしてるのに」
刃堂「顔面があちゃーな男に投げキスされて嬉しいか？」
由香「投げキス自体、嬉しくないからね」
モミジ「投げキスはやだ」
刃堂「おふくろのパンチラは視力を悪くします」
由香「どんなシチュエーションが理想なの？」
刃堂「マジ顔10秒いきまーーす」
由香「マジ顔はキスの時」
刃堂「シチュエーションか、そうだなソファに座っていてＶゾーンが少し広がる瞬間。その時の視力たるやエキスタシー」由香「ほらあなに夢中に小動物じゃん、あんたはバカだけど」
刃堂「パンチラは収賄と賄賂のスクープネタなんだよ、
おまえにはわかんねーの」
由香「背の高いテーブルに座ってやってやろうか？」
刃堂(ギザ風)「ふん、その時はふくらはぎにジャレつくさ」由香「それからどーするの？」
刃堂「よじ登って、キス」由香「あんたにとってパンチラは何よりエロ条例なんだろーね」
刃堂「いつか、パンチラ憲法が出来て階段上がるにも30秒お待ちくださいってアナウンス流れっから」
由香「30秒待って意味あるの？」
刃堂「富士山もふもとから眺めたいだろ、パンチラも標高が高いとエロ条例に適します」
由香「登山を巻き込まないで」刃堂「わかりやすいだろ？」
由香「そのうちエスカレーションは2レーンになるんじゃない。男専用、女専用って」
刃堂「バタバタしている朝ラッシュ、そんなもん構ってられねーから」由香「あんたのパンチラ熱弁もね、変態でしょ」
刃堂「あれだぜ、一時期のＭステはタモリの隣に座る女子アナのパンチラで数字稼いでいたんだから、パンチラも風物詩なんだよ」由香「見られている意識が別ものじゃん」
刃堂「パンチラをあなどるなよ、プラス美脚だったらハレンチ倶楽部で視聴率ハンパねーから」
由香「私のハレンチ倶楽部でウッフンしよーか？」
刃堂「ハイボールでウッフンじゃねーか」
由香「とにかくあんたの嗜好はわかった」
モミジ「男ってパンチラ好きなんだ」

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