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礼子の運命
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:礼子の運命
投稿者: 第三者
去年の4月の事、礼子は旦那のために結婚するまで働いていた会社に向かっていた。

その日より1週間前の夜、礼子と旦那は夫婦の営みをしていたが最近旦那の立ちが悪く、その夜も諦めて寝ようとしていた。
「ねえ、どうしたの、最近。」
「うん、、ちょっとね。」
「夫婦の事で内緒事はなしでしょ。」
「だよね、実は1か月前にリストラを言い渡されて、、」

礼子27歳の旦那(木島博、32歳)の勤めている会社はエンジニアリングの会社で、このところの不景気とそのうえこのコロナ禍で業績が悪くリストラをしていた。
その中に礼子の旦那、博も入っていたのである。
博は決して会社の中で実力がない者ではなく、反対に成績が良くて頑張り屋で実力もあり高収入を得ているのがネックで対象となっていた。
会社としては木島一人の収入で新人が3人雇えると考えていたのである。
3人が経験を積み実力をつけると木島以上にメリットがあると考えていたのである。
しかも会社としては木島だったらどこでも働き口があると思って、今も人事を通して取引会社を見つけ就職の斡旋をしているのだった。
木島とて、だったら給料を減らして今まで通り、と言いたい所だったが30歳になって家を買いその支払いだけでも高額なものだった。
礼子と博は仕事の取引で知り合った。
礼子の働いていた会社が博の会社に仕事を発注していた。
礼子も博の働きぶりを見ていて、この人だったら将来自分の会社を立ち上げて、、などと思って博のプロポーズを受けたのだった。
それほど博は礼子からも、礼子の勤めていた会社からも信頼があったのだった。
結婚して3年、まだ子供がいないことが救いだったが木島も礼子も早く子供が欲しいと思っていた。

「ねえ、こんなこと言って怒らないで。私が前に勤めていた会社で上司だった田中課長が部長に昇進したの。博の事も田中さんだったらよく知っているから一度聞いてみようか。」
「礼子の勤めていた会社なら申し分ないけど、いいよ、俺あまり借りを作りたくないんだ。人事でも探してくれているから大丈夫だよ。」と言うのがその夜の結論だった。
しかし、礼子は旦那に内緒で元勤めていた会社に向かったのだった。
それが礼子にとって旦那を裏切ることになるとはその時の礼子には思いもしなかった。


 
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2021/07/07 04:06:36(CVL7M3jZ)
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