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彼女を犯された話 part.5
201X年、大学に入ったばかりの僕(19)は、同じ年に入学した一個上の子(20)と付き合うことになりました。 これはそんな年上の彼女との間に起きた壮絶な一年間を小説という形で綴った記録です。 過去回は以下から ナンネットID:nanashintr30 Twitter:@ntr_experience 前回→ https://nan-net.com/novel/bbs/s/msg_novel/3/E2-4ALDm/ ……………………………………………… 201X年6月、0:30過ぎ。 彼氏である僕が眠りについている間に行なわれた二度目の惨事。 洗脳されし切った僕の彼女は、元カレと再び交わり、あろうことか秘められた膣内をその男のモノで満たしていた。車内で一糸纏わぬ姿の二人は確かに一つになっていた。 ヌプッ… 中出しの余韻が終わると、欲望は一旦の落ち着きを見せ、姿を現す。同時に溢れてくる快楽の証。 ティッシュで押さえ、生々しい匂いの中、元カレの上に覆いかぶさるように寝そべる彼女。 「気持ちよかった?」 「はい。」 洗脳されている時の返答はいつもこう。まるでピロートークを交わしているかのようだが彼女の声は無機質、それでも元カレは満足そうだった。そのあとどんな会話をしたか彼女は覚えていない。虚ろな意識の中、ずっとお尻を撫でられ、はいと答えるだけ。意識が消えてしまいそうになった時、グッとお尻を掴まれた。 再開の合図だ。 体を起こすと元カレの手にロープのような長い布があるのが見えた。 「これも久しぶりだなぁ」 彼女の首にその布を2周ほど回す。 すると、元カレの欲望が再び元気を取り戻すのを感じる。片脚を立てて挿入態勢へ。 ニュル… さっきよりもすんなりと一つになると二回戦目に突入。 再び両脚を立てて一回戦目と同じように大きなお尻を上下に振り出す。さっきと違うのは首に巻かれたロープ。それの両端をしっかり握ったまま、元カレは仰向けに寝たまま。 ズッチャ、ズッチャ、ズッチャ 一回戦目ほどの軽快さは薄れるも、強く打ち付けることなく且つ大きく動きしごき上げる。 その時だ。 ドンッ ググッ… わずか、いや彼女にとってはわずかでも元カレにとってはハッキリとだったかもしれない、股間と股間がぶつかる音。その瞬間、締め付けられる首。 ズチャッズチャッズチャッズチャッ 気を引き締められたような思いで、彼女の動きは軽快さを取り戻していく。 交際当時、この奇妙で特殊なセックスを二人は何度もしてきた。まさに教育。洗脳。ただひたすら元カレの性欲を満たすためだけに調教されてきた日々。 ズチャッズチャッズチャッズチャッ 「ぁ…ぁ…ん…」 膝に蓄積されていく疲労。 消耗していく体力と反比例して膨張してくるソレ。 ズチャッズチャッズチャッズチャッ 今少し固くなった、そろそろ… 度重なる調教の中で培われてきた、もう感じることはないだろうと思っていた、そう信じていたかった”感覚”。 「出るよ」ズチャッズチャッ 「はい。」ズチャッズチャッ 「おぉ…」ドピュッ 「んっ…」グッ 落ち着いたムードの中、放出される。 奥に届いてじんわり伝わっていく。 「「はあはあはあ…はあ…」」 精力と快楽。 体力と奉仕。 お互いにやり切った、出し切った。 そこにあるのは、生中出しという事実。 全裸のまま二人はぐったりと眠りについた。 ………… 時刻は朝7時ごろ、彼女はずっと車の隅で泣いていた。 洗脳が切れたのか、恐怖で完全に押し潰されていた。 ずっと助けて助けてと呟き続ける。 ヴー 二人の時間を切り裂くスマホの通知音。 僕からのLINEの着信だ。 勝手に奪い画面を確認する元カレ。 「この人だれ?彼氏?」 そう尋ねてもずっと助けて助けて助けて助けてとしか連呼しない。過呼吸でパニック状態。 ガタンゴトン… その頃、僕は彼女の住む町の最寄り駅まで電車で向かっていた。いつもだったら起きてすぐ連絡が来るはずなのに家を出る時間になっても連絡が来ない。そのことが妙に不穏に感じられ、居ても立っても居られずに家を飛び出した。 大丈夫?何かあった?どうした? メッセージを数通送っては電話を何度もかけ続ける。 止まらないメッセージを眺め続ける元カレ。 今どこ?大丈夫?返事して 既読になっても返信が返って来ないのは明らかにおかしい。何度も何度も絶やすことなくメッセージを送り続ける。 既読はつけども未だ一向に来ない返信。 駅に着き、とにかく何かしないとと思った僕は、住所も知らない彼女の家へ今まで会話してきた情報を頼りに向かうことに。 向かいながら、「もし自分の身に何かあったらこの人に電話して」と予め伝えられていた彼女の友人にも電話。留守電となったため、メッセージを入れる。とにかくまずいことが起きてしまったと。 時刻は8時ごろ。 初めての道をただひたすら走る。 たしか家の近くには… 今までの会話を頼りに無我夢中で走る。 その時、彼女からLINEが。 「彼女は寝てるよ」 そのメッセージを見た瞬間、疑惑は確信へと変わってしまった。信じたくないという抵抗は不思議となく、そこに迷いはなかった。 とにかく、とにかく急がなきゃ。 とにかく走った。たしかこの辺りの地域。 知らない人にも聞いた。何度も聞いた。 優しいおじいさんが町内地図らしき物を持ってきてくれた。見つけた、この家だ。 ついに辿り着いた彼女の家。 急いでインターホンを鳴らすと、お母さんらしき人の声で、彼女は今家にいないとインターホン越しに言われる。それはつまりそういうことだと更に確信は深まる。 慌てながらも続くLINEのやり取り。 「お前はだれだ」 「彼女だよ」 「違う、書いてるお前だ」 「泣いてる可哀想」 着信 不通 着信 不通 着信 不通 着信 不通 「これから警察に行く」 「大丈夫、すぐに返す」 ピンポーン 息を切らし急いで彼女宅へ引き返し、インターホンを再び鳴らす。 ガチャ 彼女が出てきた。 生きてた、生きてたんだ。 物凄くぐったりしていて、疲れ果てた様子。 身体中が気持ち悪くてシャワーを浴びたと言う。 「はあはあはあ…はあ…」 動揺と安堵。 とにかく生きていた、生きているんだ。 この時点の僕は、彼女の身に一体何が起きたのか、ハッキリとは分からないものの、おそらくそういうことだろうと気息奄奄としながら感じていた。 不気味なほどに落ち着いている彼女。 汗と疲労のなか胸騒ぎを隠せない僕。 忘れもしない6月。 まだ暑さが鳴りを潜める初夏のこと。 あの日を境に狂い出す日常。 もう戻ることはできない。 晴れ渡る空から燦々と照りつける太陽は、これから待ち受ける僕たちの壮絶な日々を嘲笑うかのようだった。 つづく
2023/08/31 01:04:07(ACIT0q/.)
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