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被虐の家族1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:被虐の家族1
投稿者: ◆7leW4lLXPU
会社を首になった男は、
自暴自棄になっていた。
常軌を逸した、風俗店通いが原因とはいえ、三十路過ぎの、失業は今の時代においては、未来を奪われるのに等しい。
(自業自得だな‥‥‥終わった)
諦めと空疎な笑みが口元に浮かぶ。
(好きにやってやるか‥‥‥)
大手珈琲店の喫煙席で、紫煙
をくゆらせながら、サディストは思惟を巡らせる。
一人の男は人の道を捨て、犯罪者への道を歩み出した。

男の標的にはある家族がいた。
以前から駅までの通勤時に、
その家の前を必ず通る。
男が見かけるのは四十代後半の
明るく、丸顔美人の母親と
アイドル並みのルックスの
大学生の長女。
さらに、高校生のラグビーを
しているらしい長男と、中学生の次女も一、二回見かけていた。
会社の社長らしい、父親も数度見かけたが、興味はなかった。
それに男が、暴虐の全てを尽くす時に父親はいない。

決行は母親と子供三人が揃った時の、夏休みの日中と決めていた。

準備には余念はなかった。
ナイフ、スタンガン、皮の
拘束具、媚薬、ビデオカメラ、
バイブレーター、電マ、イチジク浣腸の大箱。

あの気品漂う母親と、健康美溢れる長女を裸に剥き、あらゆる辱めと、何度も性の絶頂に導いてやることを空想すると
異常な興奮に男の体は震えた。

さらには、それに長男と次女を
どう絡めるか?
(母と息子‥‥‥姉と弟‥‥‥兄と妹も凄艶を極めるだろう)
バイブレーターの無機質な音が、OFF、ONの切り換えに
唸り、淫靡な空気が汚れた部屋に充満した。
怒張が猛り勃ち、先走りを
滲ませる。
男の妄想は無限に膨らんでいった。


男は四人を完全に制圧していた。
女性たちをナイフの重たい光によって絡めとり、スタンガンの衝撃によって体育会系の長男を足元に這いつくばらせた。
長男を皮棒の猿轡と革製の
拘束具で後ろ手に転がし、
ズボンとパンツを脱がせにかかる。
長女と次女の悲鳴。
「お願いだから、やめてください!」母親の懇願の叫びがリビングに響く。
ジーンズとボクサーパンツを降ろすと、恥毛と恐怖に萎えた性器が露わになった。

男は縮こまった、高校生の男根を掴んでスタンガンを近づけて
いく。
先ほど、首筋に受けた衝撃と
痛みを股間に照らし合わせ、
長男は体を捩り、頭を振り立てる。
「ヒイイィ‥‥‥やめてくれえ!」猿轡の中で悲痛な声が
くぐもる。

「貴斗!」「お兄ちゃんっ!」
「やめてえ!」「酷いことはしないで!」
母と姉妹の哀訴の言葉が、次々に男の耳朶を打った。
男は寸前の所で動きを止めると、冷笑の浮かぶ顔を上げ
命令を放った。
「服を脱げ!ブラジャーも取れ、パンティを除いて
全部だ!」
悪魔の声が絶望の槍となって、
母娘の胸を貫いた。

母親と次女を後ろ手に拘束して、リビングの机の脚に括り付けた。
猿轡を噛ましたのは言うまでもない。
ほとんど全裸の、ブルーの淡いパンティの長女と長男を、隣の和室
に連れ込み、転がす。
男は姉の健康的で悩ましい、
姿態にチラリと視線を送る、
弟の仕草を見逃してはいない。
男は、ほくそ笑んでいた。
弟のパンツの前が盛り上がっていることに‥‥‥。

襖が閉められ、蛍光灯の青白い
光の中、姉と弟は畳の上に横向きに向かい合っている。
また、姉の口には弟と同様の皮棒の、猿轡が嵌められ、
アイマスクで光が奪われていたのだ。
「ウウゥ‥‥‥いや‥‥‥」
声にならないソプラノが猿轡に消える。
上を向いた形の良い乳房、くびれた腰と張り出した双臀は、
女子大生の成熟を物語っていた。
(想像以上だな‥‥‥この身体はたまらんぜ、必ず感じさせてやる)
「抵抗するんならどうぞ。二人ともスタンガンを股間に
押し付けてやるからな」
弟の下着を脱がしながら男は、恫喝し抵抗力を奪った。
屹立した若いペニスが、飛び出した。
「なんだ、お前、お姉ちゃんのパンティ一枚の格好に興奮して
るじゃないか」
嘲笑を交えて、姉に聞こえるように、わざと大きな声を
上げる。
「ヒィーツ」と姉が喉を鳴らした。
「ほら、大好きなお姉ちゃんの方にもっと近づいてみろ」
全裸の弟を姉の方に引きずり、
胸を合わさせた。

「やめろ!」「やめて!」動揺と羞恥に二人の身体が
反った。
「遠慮するなよ」
今度は姉の膝裏に手を差しこんで、強引に股を開かせた。
「ヒイッ‥‥‥」
抗いはガクンと膝が折れる、音と共に消えた。
「それ、終わりだ」
男は姉の体を引き寄せた。
横向きのまま、弟の体に脚を
回させ、腰の上でガッチリと
組み合わせる。
「水も漏らさぬって奴だな」
男の揶揄に二人の口から、
絶望の呻きがもれた。
今や姉弟の下半身は完全に密着
していた。
硬度を増した弟のペニスが、姉の股布越しに性器をグイグイと
圧迫している。
真っ赤に染まった二人の頬と
耳朶が、何かが兆してくる前兆に思えた。
「遠慮するなよ、楽しんでいいんだぜ。ほら、腰を押しつけ合ってみろよ、気持ちよくなる」
バックから出したビデオカメラを回しつつ、二人の胸を再び、
男は密着させた。
(ロングからアップ。顔の表情から押し潰された胸。わき腹の起伏から、薄い布一枚を隔てた性器の密着を余すところなく捉える)
喘ぎが徐々に、はっきりとした形に変わり、弟の腰が前に突き出された。
(お姉ちゃん、もう俺‥‥‥
我慢できない‥‥‥ごめん)
尻を引こうとする姉の動きを、
男が後ろから、腰に手をあて押しとどめる。
(いや‥‥‥貴斗、だめ‥‥‥
貴斗やめて‥‥‥)
若さに滾る剛直が姉の理性を
麻痺させていく。
(もう‥‥‥だめ)
弟の小刻な動きに、姉は内側から愛液をドッと溢れさせた。
「濡れたな、お姉ちゃん。
ビッショリだ」
男は言い放つと、二人の秘部が擦れて火を噴かんばかりに姉の尻を押し込んだ。
「お姉ちゃん‥‥‥好きだよ‥‥‥」
「ああ‥‥‥ヒィーツ」
喘ぎが陽炎のように、
立ち昇り、姉はガクンと首を
反り返らせた。

姉の乳房に猿轡を外された、弟がむしゃぶりついている。
乳首は舌の刺激にしこり立ち、
ぶるぶると官能に震えて
いた。
(貴斗、だめ‥‥‥私は
あなたのお姉ちゃんなのよ」
近親相姦の恐怖に苛まれながらも、蜜の湧出はとまらない。
「よし、そろそろ下にいこう」
男は姉の足先から、しとどに
濡れたパンティを抜き取った。
発情しきった、姉の性器の
前に未練がましく乳首を舐めていた
、弟の顔を押しつける。

「こっちの方がいいだろう?
いつも可愛いがってもらってる
お姉ちゃんを悦ばせろよ」
Vの字に男は二指で亀裂を割って、姉の女の全てを曝した。
サーモンピンクが弾け、二枚のラビアと秘口が露出する。
クリトリスは包皮から頭を覗かせ、完全に勃起していた。
「ヒイッ‥‥‥いや‥‥‥」
極限の羞恥に喉が引き攣れた。
(見ないで‥‥‥)
「舐めろ!」の声に弟はゆっくりと舌を差し出していった。

拙い弟の舌使い。
感じてはいるものの、よがらせるまでには達していない。
それだけではなく、貴斗は
行為に移ってすぐ、暴発して
精液を迸しらせていた。
「それじゃダメだな、俺がコーチしてやるぜ、童貞クンよ」
俺はクンニのやり方を教えた。

たちまち、姉の反応が激しさを
増したいく。
腰が振り立てられ、体が捩りたてられる。
裸体が真っ赤に染まり、
背中が反り返った。
「その調子だ。下からリズミカルに舌先で跳ね上げろ!
口に含んで舌で転がして変化を
つけるんだ!」
クリトリスへの集中的な責めに、会陰まで愛液で絖光り、
腰が浮いている。
弟の若いペニスは、とうに元気を取り戻していた。
「外してやるからな、お姉ちゃん」
男の手で涎にまみれた、猿轡が外された。
「あん‥‥‥あん、ヒイッ、ヒィーッ‥‥‥」
口が自由になると未央の口から悲鳴に似た、よがり泣きが
噴き上がった。
「‥‥‥貴斗、私たち
姉弟なのよ‥‥‥こんなの‥‥‥」
姉が霧散した理性の残りで、弟に訴える。
「感じているんだろ、ほら
こんなに濡れているんだぜ」
男は言葉で嬲りにかかっている。
「違います‥‥‥感じてなんかいません‥‥‥」
頭を振り、姉としての、プライドを懸命に保とうとする。
「感じないんだって。弟が
これだけサービスしてるのに‥‥‥ショックだよなあ。
もっとスピードを上げて、
激しくいこう!」
男は貴斗の顔をさらに、
姉の股間に押し付けた。
何かがキレたように、弟の
舌使いが変わった。
眦を吊り上げ、一心不乱に
姉を責め立てる。
「ああッ、あん‥‥‥」
未央は激しく喘ぎながら、よがり声を噴きこぼす。
足の指は反り、
脾腹には玉の汗が浮いている。
「まだ、感じてないそうだ。
もっとしてやれ‥‥‥もっとやれ!」
奸智にたけた男の声が、舌の
動きを煽った。
下腹が硬直して小刻みに震え、
尻が振り立てられる。
「まだ、認めんか‥‥‥これでどうだ!」
暴漢は指で核を剥き上げ、舌の
動きをアシストする。
ソプラノの悲鳴が迸しった。
美貌の女子大生は確実に追い詰められていく。
容赦ない体と精神の責めに、娘はとうとう口走った。
「感じています‥‥‥感じ
てるの‥‥‥」
屈服の言葉が爆ぜた。
「気持ちいいんだな?おま○こが?」
未央は小さく頷いた。
(勝ったぞ。もうこっちのものだ‥‥‥)
アクメはすぐに訪れた。
弟の舌に面白いように反応し、
絶頂へと駆け上がっていく。
「ああん、いいッ‥‥‥頭がおかしくなるう!」
後ろ手が宙を掴み、汗塗れの
裸体が弓なりに反り返った。
開ききった秘部を弟の口にグイグイと押しつける。
「ダメ‥‥‥いっちゃう‥‥‥ううん」
生々しい呻きをもらして、
未央は裸身を引き攣らせた。





 
2014/04/06 12:12:49(yHBNzblR)
22
投稿者: (無名)
早く続きが読みたいです。更新待ってます!
14/05/05 08:10 (LQrSgWsm)
23
投稿者: 被虐の家族12 ◆7leW4lLXPU
液晶画面の中で、二十歳の尻が、弟の肉柱を咥えて揺れていた。
「あッ‥‥‥ああん‥‥‥あん‥‥‥」
擦れ合う粘膜が淫音をたて、甘美な感覚が押し寄せる。
(貴斗‥‥‥ダメッ‥‥‥)
貴斗は日焼けした裸身に汗を浮かべ、腰を突き上げる。
「むう‥‥‥ううぅ‥‥‥」
秘層の寸断ない食い締めに、
貴斗が呻く。
(お姉ちゃん‥‥‥俺‥‥‥
たまんない)
呼応するように、未央の歓喜の声が、ペニスの抜き差しに爆ぜる
(貴斗‥‥‥お姉ちゃん‥‥‥感じてるの‥‥‥)
「これは凄いや‥‥‥恋人や夫婦より激しいぜ!」
男の言葉も耳に入らないのか、
姉弟は愉悦に顔を輝かせる。
「弟の手は外せないが、
お姉ちゃんの手は自由にしてやる‥‥‥」
後ろ手の皮枷が外された。
未央は自由になった腕を伸ばし、弟の胸にあてて、腰を
グラインドさせ始めた。
ペニスの角度が変わり、未央は喘ぎ声を昂らせる。
「あッ‥‥‥あん、いいッ」
男は髪ゴムで顔が隠れないように、未央の後ろ髪を縛った。
(前から撮ってやろうな)
移動したビデオカメラの液晶画面に、未央の顔がアップで写し出された。
小鼻が大きく膨らみ、開ききった口からは前歯が覗いている。
(このアヘ顔‥‥大学の男子が見たら、即発射だな‥‥‥)
揺れる形の良い乳房の上で
、乳首が硬さを増していた。
(感じるッ‥‥‥たまらない)
激しく起伏する鳩尾には、汗が
ぬめ光る。
男の空いた左手が未央の乳首を弾き、黒い繊毛を弄んだ。
「身体の全部が感じてるみたいだぜ!」
腰がうねり、ソプラノが甘美な
響きを伴った。
肉柱が抽送される膣口は
とめどなく蜜を吐き、小陰唇は捲れ返っている。
男が勃起した核を指の腹でこねまわすと、未央は怒張を喰い締め、快感に咽ぶ声を迸らせた。

「あなた‥‥‥たち‥‥‥なにを‥してるの?‥‥‥」
正気を取り戻した美紀が、顔を上げ信じられないものを、見るような目で呟いた。
「奥さん‥‥‥見ての通り‥‥‥セックスですよ」
男は悪びれることなく言った。
美紀には男の言葉は、耳に入って来なかった。
「姉弟なのよ!
今、あなた達は‥‥‥大変な事をしてるのよ!」
美紀の顔は色を失い、声は
小刻みに震えている。
(夢よ‥‥‥恐ろしい悪夢だわ‥‥‥)
男は美紀の傍らに屈みこんで、耳元で諭すように、囁き始めた。
「奥さんは、何を今更、普通の
家族の倫理感を、振りかざしているんです。あなたこそ実の息子と肉体関係を持ってしまった
んですよ。
それに、どこの馬の骨ともわからぬ暴漢に、肛門を犯されて悦ぶ身体であることを、子供たちの前で曝してしまったんです。
未央さんと貴斗君には、もはやあなたの言葉など、何の説得力も、ないんですよ‥‥‥」
現世での罪状を読み上げる悪魔の言葉が、鼓膜に反響する。
美紀の視線は宙の一点を見つめ、瞳は光を失った。
(‥‥‥‥‥‥‥‥‥。)
口はOの字に開いたまま、動きを止めている。
(思考が停止したな‥‥‥二人の邪魔はさせん‥‥‥)
男はトランクスの、
前を降ろし、美紀の頭頂部の髪を掴み上げた。
「正座しろ‥‥‥正座だ!」
美紀は呆けたまま、姿勢を正し
た。
「やってもらおうか‥‥‥」
開いた口に怒張が押し込まれる。
「むう‥‥‥ううん‥‥‥」
頭を両側から押さえられ、
腰が突き入れられた。
「旦那とどちらが逞しいかな、
奥さま?」
口内を玩具にされ、汚し尽くされる被虐の快感に、美紀は
喉を引き絞った。
(ここで俺のを咥えながら、
娘と息子が禁断の関係に、
狂うところを見るがいい‥‥‥)
男は無造作に腰を突き入れながら、若い二人の方に視線を戻した。

「もっと肛門を締めながら、腰を上下させるんだ。
そうだ‥‥‥貴斗の魔羅をしごきたてるイメージだ」
「腰をのノ字に廻して、
変化をつけるんだ。お姉ちゃんの動きに合わせろ」
離れた位置から声が飛ぶ。
男の的確な指示に二人の
快美感は、爆発的に高まった。
汗が飛び散り、裸体は紅く染まって、獣のような声が
噴き上がる。
「お姉ちゃん‥‥‥凄い
‥‥‥俺、もう‥‥‥」
貴斗は何かに憑かれたように、
腰を突き上げる。
「あん‥‥‥いいッ、貴斗ッ
‥‥‥たまんない‥‥‥ああん‥‥‥」
未央は白い尻を踊らせ、
秘層を肉柱に絡みつかせる。
貴斗に快感を訴え、法悦の貌を曝して甘えきった。
(貴斗ッ‥‥‥いいッ‥‥‥)
普段、姉貴風を吹かしていた未央が、今は自分とのセックスに泣き悶えている。
貴斗の興奮は、爆ぜんばかりに膨張した。
(お姉ちゃん‥‥‥大好きだよ
‥‥‥俺のものになってくれッ!‥‥‥)
未央のよがり泣きが、震えるような響きを伴い始めた。
(いいッ‥‥‥いいッ‥‥‥いいッ‥‥‥)
腰の動きがピタリと重なった。
(もうすぐイクな‥‥‥)
美紀の口を犯しながら、
男は確信していた。
未央の硬直した下腹が、
痙攣を見せ始めている。
「貴斗‥‥‥お姉ちゃん、もう‥‥‥いっちゃう‥‥‥」
未央は悲鳴に近い声を上げた。
「俺もいっちゃうよ‥‥‥お姉ちゃん‥‥‥」
セックスの快楽は、姉弟をクライマックスへと誘う。
リビングを揺るがす、律動は
激しさを増した。
(もう‥‥‥もう‥‥‥)
ボードの上の家族の大きなフォトフレームが、音をたて転がり落ちた。
南の島で満面の笑顔でVサインを作る、子供たち。
その後ろで肩に手を置き、
幸福な笑みを、満足そうに浮かべる夫と美紀。
表面のガラスに、未央と貴斗が
性交する姿が、浮かび上がった。
戻ることの出来ない道を、二人はラストスパートに入った。

14/05/11 10:01 (BPHgWKUL)
24
投稿者: 被虐の家族13 ◆7leW4lLXPU
静寂の空間に、粘膜の擦れ合う音と喘ぎ声が響き渡る。
(ふふふ‥‥‥絶頂は
すぐだ‥‥‥)
日没前の夕光が乱反射して、
二人の裸体を輝かせた。
男は動きを止めて、ペニスを抜き、全てを記憶するカメラの方を見た。
「止めてぇ‥‥‥いっちゃう‥‥‥私の大事な子供がいっちゃう‥‥‥」
地団駄を踏む、美紀の叫喚が力なく男の耳朶を打った。
「もう‥‥‥止まらんだろ。
イカせてやれよ‥‥‥」
男の言葉と同時に、未央の震えが総身に波及した。
貴斗のアナル棒を呑んだ尻が、
下から高速で突きあがる。
「イク‥‥‥貴斗ッ!‥‥‥
お姉ちゃん‥‥‥イクッ!」
未央が顔を反り返えらせながら、叫んだ。
「俺もイク‥‥‥お姉ちゃん!俺もイクよ!」
貴斗の歓喜の声が後を追った。
「イクうう!」「いくうッ!」
凄まじい痙攣と共に、二人から
アクメの言葉が迸った。
「ヒイィ‥‥‥ ヒッ‥‥‥ヒイィ‥‥‥」
隣では美紀が声を詰まらせ、
声帯をわななかせている。
「二人のあの気持ちよさそうな顔はどうかな。お母様?」
男はこの瞬間にも、嬲ることを
止めない。
貴斗はありったけのものを、
解き放っていた。
(おねえちゃん‥‥‥ごめん‥‥‥許して)
子宮に精をしたたかに浴びて、
後ろに倒れんばかりに、未央は
反り返った。
男はビデオをテレ側にかえて、急いで未央を支えた。
汗と陶酔に煌めく、美貌をレンズに向け曝し上げる。
「ああ‥‥‥あああ‥‥‥ああ‥‥‥」
絶頂の余韻が、口角から
涎を滴らせ、鼻孔をピクピクと震わせる。
(一回では終わらんな、次は体位をかえてやらせるか‥‥‥。)
男が未央の尻を叩き、手を離すと裸体がグラリと前に傾き、
貴斗の上半身に突っ伏していった。

「ほら、遠慮するなよ。
やりたい盛りの高校生だ。
四回くらいの射精じゃ足らん
だろう‥‥‥」
凌辱者は貴斗の後ろ手の戒めを、前に直した。
貴斗が抵抗したり、逃げだす危惧はもうなかった。
貴斗は男に言われるままに、仰向けに横たわる、姉の下肢に体を割り入れる。
(お姉ちゃん‥‥‥ごめん)
すでに、ペニスは回復して、
逞しく勃起を遂げていた。
「まず、キスぐらいしたら、
どうだ。女性はムードが
大事なんだ‥‥‥」
男は自分のやり方とは真逆な、
事をけしかける。
「お姉ちゃん‥‥‥」
貴斗は目を閉じて喘ぐ、姉の
唇を奪った。
(ああ‥‥‥貴斗‥‥‥)
眉間に縦皺を寄せた、姉の口が大きく開き、キスの角度が
深まった。
舌と舌が絡み合い、夢中で貪り合う。
「これはビックリだ!‥‥‥
よほど弟のチンポがお気にめしたらしい」
男のおどけた口調の揶揄も、
姉弟の行為を妨げることはなかった。
貴斗の舌は唇を離れると、
不自由な両手で揉みしだく
形のいい乳房へと這った。
桜色の乳首を舌で舐め、口に含んで転がす。
未央の喘ぎが激しくなり、
脾腹に汗を浮かべて身悶える。
「俺‥‥‥もう‥‥‥お姉ちゃんが欲しい‥‥‥」
貴斗がたまらず、口走った。
「貴斗‥‥‥きて‥‥‥」
未央も内腿を開け切り、秘裂から花蜜を尻の狭間まで溢れさせ、貴斗を求めた。
三脚から手に持ちかえた、
ビデオが決定的シーンを狙う。
貴斗が自分のペニスに手を添えて、未央の秘口にあてがった。
「一度も二度も一緒だろう。
愛し合ってる男女が、性器を結合するのは当然だな‥‥‥」
無責任な男の言葉が最後の理性を断ち切ろうと、煽りたてる。
「お姉ちゃんッ!‥‥‥」
「貴斗ッ!‥‥‥」
喚くように姉弟は、互いを呼び
合った。
腰が突き出され、亀頭がズブリと埋る。
「ダメ‥‥‥お姉ちゃん、
お兄ちゃん、それしちゃダメェ‥‥‥」
母親の痴態に打ちひしがれていた、菜穂が顔を上げ叫んで
いた。
(邪魔なところで、お子ちゃまが復活したな‥‥‥ふふん‥‥‥まあ、いい‥‥‥)
「貴斗!ここでやめたら、お姉ちゃんガッカリするぜ。もう二度とさせてもらえないかもよ‥‥‥」
狡猾な智恵はあっという間に、
菜穂の言葉を呑み込んだ。
「ウオオォーツ!」
獸の声を貴斗は上げた。
思いのすべてを込めて、奥まで
捻り込む。
「ああッ、 ヒッ、ヒィーツ」
それだけで達したのではないかと、思う悲鳴を未央は迸らせた。
貴斗は感極まったように、胴震いすると、腰を前後に動かしていく。
「お姉ちゃんは、一度イッてるんだ。すぐまたいくぞ」
男の声に貴斗は大腰を交えて、
抉り込んだ。
「あッ‥‥‥ああッ‥‥‥あああッ‥‥‥」
未央のよがり泣きが激しさを
増した。
「俺‥‥‥ずっと、好きだったんだあ!」
貴斗は腰を突き入れながら、叫んだ。
未央の裸体がブリッジに反り返る。
「イク‥‥‥イクう‥‥‥」
秘層の収縮が、貴斗のペニスを
食い締めた。
貴斗はかろうじて、射精を
耐えることができた。


「おい、どさくさに紛れて、
何、コクってるんだよ‥‥‥」
男は貴斗の尻を蹴りながら、
笑った。
「さあ、お姉ちゃんの返事は
どうかな?」
男は最初に自分が犯したように、貴斗の腰の上で未央の脚を
組ませた。
腕は貴斗の背中に持っていく。
「さあ、貴斗。お姉ちゃんを
もう一度、イカせるんだ!」
言い終わらないうちに、貴斗は
腰を突き入れ始めた。
未央は凄まじい声を上げながら、腰を揺すり立てる。
「あッ‥‥‥いいの‥‥‥貴斗ッ‥‥‥ああッ‥‥‥いいッ‥‥‥」
未央はよがり泣きに悶え、背中に爪を立て、髪を掻き毟った。
汗が飛び、陰毛が絡み、粘膜が擦れ合う。
(完全に自我が崩壊したな‥‥‥)
「貴斗の気持ちはお姉ちゃんだ
よな‥‥‥じゃあ‥‥‥
お姉ちゃんは彼氏か?
それとも、貴斗か?」
男は快楽に溺れる、姉弟の耳元で囁いた。
男の言葉に貴斗の腰の動きが、激しさを増す。
「ああん‥‥‥たまんない、いいッ‥‥‥」
未央が貴斗の動きに応じるように、腰をうねらせた。
(お姉ちゃん頼むよ‥‥‥俺だと言ってくれッ!‥‥‥)
貴斗は鼻から馬のような息を吐き、汗を滴らせて、腰を打ち据える。
弟の名を呼び、未央の尻が
突き上がった。
「もう、彼氏の元には戻れん。未央は貴斗だな!」
男がダメ押しとばかりに、
言葉で未央の背中を押した。
未央の言葉が爆ぜた。
「たか‥と‥‥‥貴斗です!」
「これからも、毎日セックスするんだな?」
男はこの姉弟を徹底的に、
堕落させるつもりだった。
「毎日、セックスします‥‥‥
したいですう!」
(とうとう言ったな‥‥‥
もう前の姉弟には戻れまい)
「お姉ちゃん!‥‥‥俺、
大事にするよ。愛してるゥ!」
姉の言葉に貴斗が、感極まった声で叫んだ。
「ウオオォ‥‥‥ウオオオーッ!」
「アア‥‥‥アアッ‥‥‥アアアアーッ!」
頭まで痺れきり、睦み合う秘部から生じる快美に、獣の咆哮が
噴き上がる。
「さあ、もっと尻を振れ!」
二人は背徳の快感に、身体を
震わせ、腰を滅茶苦茶に振りた
てた。
美紀も菜穂もほつれ髪を
頬に貼りつかせ、声を失って
いる。
(そろそろだな‥‥‥)
男はビデオをベストアングルに、移動させた。
貴斗を跳ね飛ばさんばかりに、未央の腰が突き上がった。
(貴斗ッ‥‥‥いいッ‥‥‥いいッ‥‥‥)
貴斗も姉の裸身を押さえ、子宮まで届けとばかりに、怒張を突き入れる。
(お姉ちゃん‥‥‥いいッ‥‥‥凄い‥‥‥)
若い二人の裸体は硬直し、痙攣が総身を貫いた。
未央の真っ赤な顔が、逆しまに
なり、廻した脚が貴斗の胴をカニ挟みに締めつけた。
「イク‥‥‥貴斗ッ‥‥‥」
「イクッ‥‥‥お姉ちゃん‥‥‥イクッ」
収縮に負けて、貴斗は灼熱を
放った。
オルガの叫喚と呻きが、リビングで暴発する。
(ア‥‥‥アア‥‥‥アアアア‥‥‥)
煌めく快感に飛翔した裸体が、
ゆっくりと堕ちていった。
(最後に未央に貴斗を犯させようと思ったが‥‥‥無意味になったようだな‥‥‥)
男は今までの狂乱が嘘のように、脱力して抱き合う二人を
見下ろしていた。


14/05/11 10:07 (BPHgWKUL)
25
投稿者: 被虐の家族14 ◆7leW4lLXPU
男はショックで横たわる、菜穂を抱き寄せた。
「シックスナインを教えてやろう。俺の足の方を向いて顔の上に跨がれよ」
菜穂は魂を抜かれたみたいに
なっていた。
男の言うままに、跨がり腰を
落として、後ろ手の上半身を前に倒した。
「いや‥‥‥いやッ‥‥‥」
自分の処女を奪った物が
、目の前に屹立して塞がった。
下半身は互いに丸見えの、卑猥極まるポーズに、菜穂の動揺は隠せない。
男は目の前の少女の秘唇を、指で割り広げた。
膣口からは、先ほどの破瓜の名残が白濁に滲んでいる。
(まだ、膣は無理だな)
男の舌がクリトリスに伸びていく。
包皮の上から、舌先でくすぐり、転がしてはコリコリした感触を楽しむ。
菜穂の羞ずかしい声が、堰をきった。
性器の極点からの快感が、電流のように脳に突き上がる。
(また‥‥‥あの感じ‥‥‥いやあ‥‥‥)
身悶え、尻を振らずにはいられない。
(覚えたな‥‥‥)
しこりは硬く敏感さを増し、
樹液の湧出は花弁を左右に
開かせている。
「アアッ‥‥‥アッ‥‥‥ああん‥‥‥あん」
甘えるようなよがり声。
莢から露頭したピンクの玉が、舌先で弾かれた。
「ヒイ‥‥‥ヒィーツ!」
腰がうねり、喉が鳴る。
「目の前のそれにキスしてみろ!」
男は菜穂を、破廉恥な性技に
駆り立てた。
少女は頭を横に振って拒む。
再び、花芯が舌で愛撫される。
(やめてェ‥‥‥変になるう‥‥‥)
脾腹が喘ぎ、形の良い臍が
捩れた。
「おい!自分ばかり良くなるばかりじゃ、躾られた娘とは言えんぞ。ママがするのを見てたはずだな‥‥‥キスをしてから
口一杯に頬張るんだ」
男は花芯の感覚が鈍らないように、二枚の花弁に舌を這わせ、
焦らしながら責めたてる。
菜穂の大きく開けた口から、
浅ましい声が噴き上がった。
(たまんない‥‥‥もう)
もどかしさに丸っこい、尻が
揺れる。
蜜が溢れ、悦びを知った秘部が、グイグイと男の口に押しつけられる。
「ああん‥‥‥いいッ、気持ちいい‥‥‥ああッ」
菜穂は黒髪のツインテール振り乱し、泣き声を爆ぜさせた。
舌の動きがペースを上げ、
菜穂の顔が仰け反った。
「さあ‥‥‥イキたいんなら、
頬張れ!必ずイカせてやる!」
菜穂は腰を沈め、半狂乱になって、性器を男の口に捩りつけていた。
花芯への刺激を逸らされ、無念の言葉が迸る。
「意地悪しないでェ‥‥‥」
「気持ちよくしてもらっているのに、お返しもできないのか?
男性に対するマナーなんだよ」
腰を突き上げ、怒張への愛撫を
男は迫った。
「羞ずかしいッ‥‥‥ああ‥‥‥」
乙女の恥じらいが、甘く鼻にかかる。
鼻先に突きつけられたペニスから、菜穂は顔を背けない。
(やるぞ‥‥‥ほら)
菜穂は青黒く充血した亀頭に
唇を合わせた。
「よしっ!頬張れ!」
菜穂は口を大きく開けて、
男の怒張を咥え込む。
「むうう‥‥‥うぐう‥‥‥」
涎がペニスの胴に滴り、
真っ赤な顔が苦悶に歪む。
「歯を立てるなよ。咥えたまま
鼻で息をしてみろ‥‥‥そうだ‥‥‥頬張ったまま舌で舐めるんだ‥‥‥」
少女は鼻から灼けるような、息を吐きながら舌を亀頭に這わせていく。
「さすがに優等生だけあって、覚えがいいな‥‥‥」
下半身の暴発に気を使いながら、男は菜穂の秘口からの、滾るような蜜の湧出を見逃さない。
「次は頬をすぼめて吸うんだ。
舌は裏側にあてて、顔を上下させて口の中でしごくんだ」
ピンクの舌が亀頭の裏側に密着し、頬が窪んで動き出す。
(ああ‥‥‥これが大人の男女のすることなの‥‥‥頭が変になるぅ‥‥‥)
菜穂はアイドル顔を、陶酔に晒して上下させた。
(ここまでは順調だ‥‥‥徹底的に体に覚えさせてやる)
男はクリトリスを舌先で
、転がし始める。
菜穂のペニスを咥えた口がくぐもり、動きが止まった。
「咥えたまま、動かなくていい‥‥‥楽しめよ。
俺が舐めるのを止めたら、
今度はお前がするんだ‥‥‥」
(いかせて‥‥‥お願いッ‥‥‥もう‥‥‥もう)
初めての相舐めに、菜穂の頭は真っ白になって、手足の先まで痺れきった。
(気持ちいい‥‥いいッ‥‥凄い‥‥気持ちいいッ‥‥‥)
菜穂は心で喚き散らして、腰を
滅茶苦茶に振り立てた。
また、男の責めがアクメ寸前で
止まった。
菜穂は眦を吊り上げて、尻を
揺すりたてる。
男の手が菜穂の尻たぶを打った。
「いやならここで、やめても
いいんだぜ‥‥‥」
意地悪く男は突き放す。
「もう‥‥‥いかせてえ!」
ペニスを吐き出した、菜穂が
叫んだ。
「教えてやったことが、
出来ればな‥‥‥」
舌が亀頭に這い、先ほど
の心地よさが蘇った。
(こりゃあ‥‥‥いいぜ‥‥‥凄い‥‥‥)
菜穂の舌が亀頭の先から鰓まで献身的に動き、口をすぼめて擦りたてる。
少女の唾液が袋まで流れ落ち、性の快感に頬の窪みが深さを増していく。
「もう少しで、合格だ‥‥‥
お嬢さん‥‥‥」
男は尻を両手で軽く叩きながら、鼓舞した。
(もう、一押しするか‥‥‥。
最後に兄と本番させてやる。
姉が嫉妬で悶え、妹がどんな顔で泣くか楽しみだ‥‥‥)
「オマ○コはびしょびしょだ!もっとスケベになれえ!」
男は口の動きに合わせて、
腰を突き上げた。
顔と腰の動きがピタリと重なり、淫らな音が響き渡る。
(頭がへんになるう‥‥‥
ああッ‥‥‥うわあああああ!‥‥‥)
菜穂は牝の哮りを口内で轟かせ、狂ったように顔を上下させていった。

14/05/11 10:11 (BPHgWKUL)
26
投稿者: 被虐の家族 終章 ◆7leW4lLXPU
半時間ほどに、父親の帰宅の時間が迫っていた。
男は四人を嬲り抜いた道具をせっせと、バックに詰め込んでいる。
「さあ、そろそろ、失礼するかな。家族団欒の夕食の時間
だしな‥‥‥カレーかな今日は‥‥‥ハウス~♪」
人気アイドルグループの一人が出演する、カレーのCMの口調を真似て、男は爆笑していた。
続けざまに放たれる、タチの悪い冗談にも四人の反応はない。
(ふふふ‥‥‥打ちひしがれたか‥‥‥無理はないな‥‥‥)
四人とも、放心したように転がっていた。
胸も尻も陰毛も、無防備に晒したままだ。
ティッシュが散乱し、生臭い精液と愛液の臭いが立ちのぼる。
暴漢は四人を見下ろし、リビングの出口に立った。
全員の拘束は解いてあった。
しかし、顔を伏せたまま死んだように誰も動こうとしない。
「早く服を着た方がいいぜ。
まあ、もっとも、旦那も入れて家族での乱交セックスの続きもありだ‥‥‥娘の未央や菜穂とやれるんなら、妻のアソコに飽きた、チンポが小躍りするだろうな‥‥‥」
男は嘲りの笑いを残して、玄関に向かった。
(小便が溜まってたな‥‥‥
済ましておくか‥‥‥)
男はトイレの中に入り、ドア
を開けたまま、用を足した。
(帰って、画像やビデオを
確認しながら楽しむか‥‥‥)
戦果に満足し、気持ちいいほどに、小便が迸った。
(さてと‥‥‥)
まさに放尿が終わろうとした、
その瞬間だった。
凄まじい激痛が背中に走った。
「ギャアァーッ!!」と
この世のものとは思えぬ、悲鳴が口から迸る。
呼吸が一瞬止まり、絶命したかに思えた。
(何が‥‥‥あったんだ‥‥‥どうして‥‥‥)
身体がバランスを崩して、
前によろけた。
生温かいものが、喉から口に込み上げる。
背中には家庭用の包丁が、やや下方から深々と刺さっていた。
(うううっ‥‥‥痛えッ‥‥‥)
包丁の切っ先は、横隔膜から肺にまで届いて、傷口からは鮮血がシャツを濡らしている。
「痛え‥‥‥いてえョ‥‥‥」
男は痛みに耐えながら、必死で顔を後ろに捩った。
「おまえ‥‥‥」
目を見開いた先には、無表情な
全裸の美紀が、返り血を浴びて、立ち尽くしていた。
「帰さない‥‥‥子供たちの
未来のために‥‥‥」
抑揚のない言葉が、美紀の口から漏れた。
男の口から「ゲホッ!」という
濁音と共に、大量の血が吐き出された。
あぶら汗が全身に噴き、激痛に足元がよろける。
「痛てえょ‥‥死んじまうじゃねえかよ‥‥‥いてぇ‥‥‥」
男が呻きと共に、悲痛な声を
上げた。 
美紀の表情に変化はない。
呼吸が荒くなり、意識が朦朧と
し始めた。
「助けてくれ‥‥‥救急車を
呼んでくれ‥‥‥」
情けない声を震わせ、男の右手が前に伸びた。
「頼む‥‥‥死にたくねぇ‥‥‥」
苦痛に歪む顔が迫る死の恐怖に怯え、哀訴の言葉が血と共に噴きこぼれる。
「わたし達、やめてくださいと何回言った? 許してくださいと何回言った?助けてくださいと何回言った?‥‥‥」
言葉の語尾に、嗚咽が滲んだ。
美紀の感情が蘇り、激情が迸った。
(女は魔物だ。例え、何度犯し嬲り抜いても、シャアシャアと口を拭い、明日からは何もなかったように生きていく。
男の想像を超えた生き物だ‥‥‥)
男の薄れゆく意識に、先人の言葉が急に蘇った。
「そんな傷の痛みなんか、わたし達の痛みに比べたら、なんてことないわよ!」
美紀の言葉が鼓膜に響いた。
男の口元に微かに笑みが、
浮かんだ。
(犯してイカせた‥‥‥征服したと思ったのにな‥‥‥)
男の身体が音を立てて、前のめりに崩れ落ちた。
身体が激しく痙攣し、意識が遠のいていく。
(まあ‥‥‥いい‥‥‥これもありだろう‥‥‥)
「ただいま!疲れたあ!!」
明朗で幸福な男の声が、鼓膜を微かに撫でた。
(地獄へようこそ‥‥‥)
男の意識は永遠の闇に
塗りつぶされた。






14/05/11 10:15 (BPHgWKUL)
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