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1:母娘・陵辱 3
投稿者:
マコト
高野礼子が最初に息子の正人の信じられない不
始末を聞かされたのは、職場である学校へかかっ てきた一本の電話からだった。 電話の相手はスーパーの警備員で、正人を万引 きの現行犯で捕まえた男からだった。 「で、まぁ…いまのところは店側にも報せてい ませんし、息子さんもまだ将来ある若者だし、そ れに聞いたらお母さんの職業も有名な進学校の教 頭先生とかで…私のほうも出来たら穏便に済ませ てやりたいと考えてますが、その辺のところをお 母さんとゆっくりお話したいと思ってるんです が…?」 電話している場所が教員室ということと俄かに は信じ難い出来事に、礼子の胸は動揺するばかり で、相手の話にただ、はい、はいと応諾の返事を 短く繰り返すばかりだった。 結果的に電話の相手からの指示に全て従うこと になり、礼子はその日の夜、男の住むマンション に出かけることになったのだ。 いつもより早めに帰宅すると、息子の正人が蒼 白な顔をして居間のソファでしょげ返っていた。 礼子は憤怒の思いを堪えて、教師らしい冷静な 口調で息子から事情を聞いた。 大学の友人二人と、もう一人の友人のアパート を訪ねるために、たまたま昼時で弁当を買って行 くことになり入ったスーパーで、友人の一人がふ ざけ気分で度胸試しに万引きしようといい出し、 軽いノリで正人が事務用品売り場でシャープペン シル二本をジャンパーのポケットに入れたところ を、警備員に現行犯で捕らえられたということだ った。 大学生としてあまりにも稚拙極まりない愚行 に、しかもあろうことか自分の息子が関与してる とは、礼子にとっては慙愧に堪えない思いだっ た。 子を持つ母の感情と、自分がはしなくも教育者 であるという意識との葛藤が礼子の心の中で大き くあったが、結果として、昼間の電話の相手に、 娘の奈津子にも相談することなく一人で会いに行 く決断をしたのだった。 そのマンションの入り口の前に、手土産の菓子 袋とバッグを下げて立ったのは、約束していた八 時にもう五分前だった。 礼子は職場で着ていた服装のままで、白のブラ ウスに濃いグレーのツーピース姿で、黒のコート を上に羽織っていた。 長い髪を後ろに巻いて束ねていて、色白の顔を 蒼白にして立ちすくんでいた。 薄い金縁フレームの眼鏡の奥の切れ長の知的な 目に、困惑と動揺と不安の全てが入り混じってい るようだった。 しかし礼子に躊躇している時間はなかった。 礼子は百六十七センチの身を小さく屈めるよう にしてエレベーターに乗り三階で降りて、指示さ れた三百五号室のチャイムボタンをやや緊張しな がら押した。 訪問しようとしている相手について、礼子にわ かっているのは声だけだった。 若くはなさそうな声だったが、相手が既婚者か どうかもわからない男の室への夜間訪問となる と、緊張よりも不安のほうが少し勝っていた。 バタバタという足音が聞こえ玄関ドアが中から 開いて、礼子と対面したのはアンダーシャツとジ ャージーのズボン姿の四十代くらいの中肉中背の 男だった。 髪の毛はやや薄めで日焼けした赤黒い顔と、礼 子を少し驚きの表情で見る大きな目に特長があっ た。 「高野先生で?」 男はまだやや泳ぎ加減の目で、コート姿の礼子 の痩身を、下から上に無遠慮な視線を這わしてい た。 玄関口での儀礼的な挨拶が済み、 「すみませんな。いや、お母さんが来てくれる というので、その前にシャワーでもと思いこんな 格好で…それに男所帯のこんなむさ苦しいところ へ」 と佐山と名乗った男は恐縮したような表情を浮 かべながら、礼子を中に手招いた。 「遅い時間に大変申し訳ございません。失礼し ます」 玄関先でコートを脱いで、礼子は短い廊下に上 がり、突き当りの右側のドアの中に静かに入っ た。 六畳ほどのスペースの居間で小さなガラステー ブルを囲むように長いソファと一人用のソファが あり、室内はほとんど装飾もなく男の一人住まい を象徴するかのように雑然としていた。 「先生、まことに申し訳ないが先にシャワーだ け浴びさせてもらいますんで、汚いところですが 座って待っててもらえますか」 佐山はそういって礼子にソファを指差して、そ そくさと室を出て行った。 礼子は蒼白な顔に少し困惑の表情を浮かべなが ら、眼鏡の奥の理知的な切れ長の目で、雑然と物 が散乱している室内を見渡した。 テーブルの上の灰皿にタバコの吸殻が山積みに なっていて、その横に何冊もの派手な女性の顔の カラー表紙の週刊誌や雑誌が不揃いに積み上げら れている。 長いソファの背もたれの端には、男が脱いだば かりのものであろう作業服とセーターがだらしな くかけられていた。 室全体に男の汗体臭と煙草の匂いの入り混じっ た、あまり心地のよくない空気が澱み蔓延してい た。 しばらくしてから室のドアが開いて濡れた髪の 毛をタオルで拭きながら、色のやや汚れ加減のバ スローブ姿の佐山が入ってきた。 礼子は目を伏せ加減にして、腰を少し浮かせる ようにして佐山を迎えた。 礼子の斜め前の一人用のソファにどっかりと座 り込んだ佐山が、 「いやぁすまんかったですね、先生。で、いま さっきうちの社長から電話がありましてね。風呂 で話してたんですけど、スーパーで何かあったの かという問い合わせでして…何もありませんと一 応はいわせてもらったんですけど」 といきなり話の要点に入ってきた。 礼子は事件の収拾について、心の中でまだ葛藤 していた。 人を教える教師として毅然とした処遇をとるこ とと、子供の母親としての甘受の思いの狭間で心 を闘わせていたのだ。 「はい、それはもうあなた様のお立場も重々承 知しておりますので、この度のご処遇につきまし ては、私のほうから申し述べる所存ではございま せんのですが…」 礼子は頭を膝につくくらい深く下げてわびの言 葉をいった。 「そんなに堅苦しくならんでいいですよ。…そ れならせんせい。私からの頼みを聞いてくれると いうなら、あっさりとここで気持ちよく一切を不 問にしますが、どうですか?」 と佐山のほうから言葉があった。 しかしその時の佐山の滑ったような卑猥な視線 を、頭を下げて聞き入っていた礼子は気づかなか った。 礼子の最初の妙な含みを持たせるような発言を 逆取りされたような、佐山の狡猾な台詞だった。 「はい?と仰いますとそれはどのような?」 礼子の顔が上がり佐山と視線を合わしていた。 しかしそこで佐山が提案してきた内容は、礼子 が言葉を失うくらいに驚愕の事柄だった。 目をつぶる代償として五十万の金額の請求は、 礼子も想定の範囲とある面で理解していた。 だがもう一つの要求に、礼子は思わず愕然とし て気色を強張らせた。 この場でいまから一時間、男のいうがままにな れとの要求だった。 最初は礼子は言葉の意味がわからず、問い質し て初めて言葉をなくしたのだった。 「先生にお会いして気持ちが変わったんです よ。失礼ながらお年の割りに随分と綺麗でいらっ しゃる。一時間だけ私のものになってもらえませ んかね?」 佐山は礼子を女として抱きたいというのだっ た。 「そ、そんなことっ…で、できるわけが!」 人として当然の返事を礼子は返した。 「ああ、それならいいです。もうお帰りくださ い。こちらは明日にでも会社とスーパーに報告し て事務的に処理しますから、どうぞ」 と佐山は冷静な口調でいうと立ち上がり、礼子 に玄関のほうを指差した。 礼子は一瞬にして窮地に立たされた。 相手の要求は人として明らかに常識を逸脱して いる。 ここは立ち去るべきと思う礼子の心の中で、子 供の母としてはどのような目に合おうと堪え忍ぶ という思いが逡巡を大きくしていた。 息子の正人だけではない。 自分も勿論そうだが、同じ学園で教職の鞭をと る娘の奈津子にも影響は間違いなく出る。 ともに教職の身から去ることになり、息子の正 人も大学にはいられなくなるのだ。 「早く帰ってくださいよ。いまからその報告を 作らにゃあならんのです」 立ったまま佐山は少し怒気を込めた声で礼子に いった。 「……わ、わかりましたわ。お、仰るとおりに しますから」 礼子は観念の声を伝えるしかなかった。 「そうですか…それならいまからきっちり一時 間は私のいうことに全て従ってもらいますよ。あ んたに嫌とか駄目という言葉はないと約束しても らえますね?」 「………」 礼子は声さえ出ずに、細い首と血の気の引いた 顔を力なく縦にうな垂れさせた。 「先生…そこに立って俺の目の前で服を脱いで くれよ」 佐山はソファにゆったりと腰を下ろして足を組 んだ。 いきなり見知らぬ男の前で衣服を脱ぐという屈 辱極まりない行為の要求に、礼子は死んでしまい たいくらいの恥ずかしさに途方に暮れたが、拒絶 の言葉は吐けない。 おずおずと立ち上がりスーツの上着から順に体 から衣服を自らの手で剥ぎ取っていった。 ブラウスのボタンを外す。 白のキャミソールと同色のブラジャーが露わに なった。 「下もだよ」 佐山の言葉に従うように、スカートのホックを 外すとそれは一気に足元に滑り落ちた。 「ほうっ、年の割にはほんといい体してんじゃ ん」 下着姿の礼子を嘗め回すような視線を送って、 「早くしてくんないと」 と佐山が急かすように声をかけてきた。 かたちのいい唇を強く噛み締め、眼を固くとじ たまま礼子はキャミソールとブラジャーを静かに 脱ぎ落とした。 パンティストッキングを下ろし、真っ白のショ ーツも脱いで、卑猥な眼差しで覗きあげている佐 山の前に礼子は全裸の身を曝け出したのだった。 片方の手で乳房を、そしてもう片方でむき出し の下半身を押さえながら、恥辱の全身を横にくね らせるようにして立ちすくんでいた。 「こつちへこい」 と佐山が無遠慮な声で礼子に命じた。 礼子は従った。 ソファで組んでいた足を外した佐山のすぐ前に 礼子は座らされた。 佐山のバスローブは前が大きくはだけていて、 下腹部の漆黒と黒くて長い軟骨のようなものが剥 き出しになっていた。 「ああっ…」 胸に当てていた手首をわし掴まれ、いきなり佐 山の下腹部にあてがわれ、礼子は小さな悲鳴のよ うな声を上げた。 指と掌に佐山のものを感じ、礼子は息を詰まら せた。 五年前に亡くした夫以外の男性を知らない礼子 にとっては、全く想像し難いほどの太さであり長 さだった。 人間のものとは思えない佐山の股間のそのもの は、いやいや握らされた礼子の手にびくびくと硬 度の上昇を伝えてきていた。 佐山の両足がさらに大きく開き、礼子の屈めた 全身が間に割って入っていた。 「ううっ…うぐっ…」 佐山にいきなり頭を抑えつけられて、唇にその ものの太い先端を突かれ、礼子は思わず口を開け それを中に呑み込まされていた。 男のものの先端が口の中で一気に喉仏に突き当 たり、 「ぐっ…ぐえっ…ぐぐっ」 と礼子は激しくむせ返った。 佐山の片方の手が礼子の無防備な胸の隆起に這 ってきていた。 礼子がむせ返るのも構わず、佐山は繰り返し頭 を抑えつけていた。 やがて佐山のものは礼子の口の中からさらに溢 れ出んばかりに大きく怒張していた。 乳房を揉みしだく行為もさらに続いた。 窮屈な姿勢のまま礼子は屈辱的な奉仕を続けさ せられていた。 時間の経過を待つしかないのだと、礼子は衣服 の全てを剥ぎ取らされた時にそう覚悟した。 一時間の我慢だと心に念じた。 礼子のそんな儚いひたすらな思いとはまるで裏 腹の、体の奥底からのある変化が生じたのは、揉 みしだかれている乳房の突端を丹念に摘まれてい る時だった。 まるで予期していなかった症状が、体のどこか から熱を帯びて沸き上がってきているのだ。 男の太い屹立を咥えさせられて息苦しさに堪え 堪えになりながらも、礼子は生まれて初めてとも いえる妖しい官能の炎を肉感的に感じさせられて いた。 「は、はあっ…」 ようやく息苦しい口淫行為から解き放たれ、唾 液にまみれた顔を上げさせられたところへ、佐山 の佐山の唇がいきなり被さってきた。 礼子の唇が佐山の唇に塞がれた。 「ううっ…むむっ…うう」 礼子のほうに歯を閉じる力はもうなかった。 佐山の肉厚の舌が礼子の狭い口の中で縦横無尽 に這った。 舌を舌で捉えられ粘りとした唾液を思うさま喉 の奥に流し込まれ、礼子は激しく身悶えて喘い だ…。
2011/03/22 17:30:32(WbctM70y)
投稿者:
(無名)
Good job! 最高!
続きはレスにお願いネ
11/03/22 19:40
(TijmyO4t)
投稿者:
無名ナンバー2
同じく!!
11/03/22 19:54
(jx/gk1f4)
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