多摩センターで小さな輸入雑貨店を経営しています。
以前は妻と二人で年に一度、北欧に買い付けに行っていました。
昨今の不況で経営も苦しくなり、北欧から東南アジア中心に模様替えしました。
家内の趣味では無いらしく、家内は青山の外れに小さな輸入雑貨店を開きました。住まいも、都内にワンルームマンションを借りて住み始めました。
最初の頃は毎週多摩の家に帰って来ていましたが、だんだん帰る間隔が開いて来ました。
そんな時、家内から明日は帰るからね♪と楽しそうな電話がありました。
ところが、翌日お昼になっても帰って来ません。
心配して電話を掛けても、店にもマンションにも、携帯にも出ません。

心配して都内のマンションに行ってみました。店の前を通ると、しばらくお休みします。の貼り紙が出ています。
ますます心配になり、マンションに走って行きました。
インターホンを押しても返事は無し。
暗証番号を入力し、合鍵で部屋に入ると、家内は丸裸で目隠しをされ、猿ぐつわをされベッドに縛りつけられていました。
陰毛は剃られ、股間にはバイブがつき差さったままです。
息はあります。部屋中に、家内のあられも無い姿の写真がプリントされ散らばっていました。

私は言葉を失い、薄暗い部屋に立ちすくみました。

人気を感じた家内は、グッと言葉にならない声を出して身体をよじります。

不思議な事に私は激しく勃起しました。
何が、どうしたなどもう、頭の中から消えていました。

一度ドアを閉め、チェーンロックを掛けました。
家内にこんな事をした奴は、合鍵を持っているだろうし、暗証番号も知っていると思ったからです。

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