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簡単なお仕事です
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:簡単なお仕事です
投稿者: 拓哉@物書きリーマン ◆pbxjSIwens
短期間バイト求人中!
・時給:基本給5000円+歩合給(日給3万円可)
・就業時間:12~13時と、17~18時の2部制
・通勤:自宅から現場まで送迎します。
・内容:職員の体調管理の簡単なお仕事です。
・資格:20代から40歳までの健康な女性なら誰でもできます。
・休日:現場カレンダーにもよりますが、基本土日祝日は休みです。
面接随時。女性主体の管理職です。詳細は、お気軽に○○ー××△△まで!


スーパーにあったフリーペーパーの求人欄にあったこの広告を、穴があくまで見ている。
何度も電話しようとして携帯を持つが、そのあやしさゆえに何度もやめている。

夫の給料じゃ、いつまでもマイホームなんて夢のまま。かといって、高校しか出てない私じゃ、なかなかいい仕事も見つからない。パートにでも出ようかなと思った矢先に見つけた、この仕事。だけど、ほんとにそんな時給があるんだろうか。

2部でたら、歩合給がなくても日給1万円。土日がないから、月にフルで出ても20万円近くもらえてしまう。しかも、たった2時間。食事どきだから、もしかしたらその職員さんたちのカロリーコントロールとかかな?でも、栄養士の資格いらないし。

んー、なんなんだろう。

迷って迷って、10回目に携帯を持ったときに、ついに電話してみた。

「はい、××人材派遣センターです」

「あのぅ、広告見たんですが。」

「あ、あぁ、バイトの方ですか!」

ものすごいさわやかな声が聞こえてくる。

「まだ、募集してますか?」

「えぇ、まだしてますよ。まだまだ足りないくらいです。」

「そうなんですか。こんな待遇がいいから、もう一杯かと」

「それが、なんだか怪しまれてですねぇ。こちらは、猫の手も借りたいくらいなのに。よかったら、明日にでも面接にこられませんか?」

「えっ、あ、いやまだ履歴書とか書いてないですし・・・。」

「あー、いいんですよそんなの(笑)社長が見てヨシっていえば、それだけで合格なんですから。じゃ、明日来てくださいね。場所、わかりますか?」

とても好印象な青年といった感じの受け答えで、あっという間に面接を受けることになった。

肝心な、仕事の内容とかを聞きそびれたが、それはまた明日にでも聞けばいいや~くらいで思っていた。


火曜日。
旦那を送り出してから家事をして、指定された11時のちょっとまえに事務所についた。
事務所には、電話受け付けをしている20代くらいのイケメン君と、アブラギッシュな50代の人がいた。その人の机に、社長のプレートがあったから、たぶん社長なんだろう。

「あのぅ、昨日電話した・・・。」

「あぁ、和田さんですね!こちらへどうぞ」

昨日の電話の声は、やっぱりこの人だったか。さわやかなスポーツマンっぽい体つきで、キビキビと応接セットに案内される。

社長も机から離れて、私の正面にすわる。ほんとに、いきなり面接なんだ・・・。

「はじめまして。××人材派遣センターの高城といいます。ここまでは車ですか?駐車場ならうちのを使ってくださいね」

「いや、歩いてきたんで。」

「そうですか、近いんですね。で、さっそくなんですが、今日から実習されますか?もちろん、給料は払いますよ」

見るからにバリバリ働きそうな社長から飛び出した言葉に、私は唖然とした。

「え、でも面接とか」

「今おわりましたよ?」

「じゃ、じゃあ、合格なんですか?」

「かまいません。あとは、奥さんの返事次第です。やる、やらないは、実習のあとでも」

イケメン君が、お茶を持ってきた。横に座って、にこにこしてる。

「ね、いったでしょ?履歴書なんていらないって(笑)社長の人を見る目は確かですからね」

「2、3質問していいですかね?」

「えぇ・・・。」

「旦那さんは会社員ですか?休暇と帰宅時間おねがいします」

「なぜですか?」

「やはり、奥さんの仕事は家事が優先ですからね。もちろん、2時から4時までに帰って家事をしてもいいですよ。旦那さんが安心して働けなきゃいけませんから、旦那さんが帰る時間のちょっと前には、自宅に送らないといけませんしね。それに、たまの休日は一緒にいたいでしょ?」

もっともな説明に、納得した私は、全部話した。

「あと、簡単な登録しますね。」

32歳、子供なし、携帯の番号と住所。ほんとに基本的なことばかり。

「失礼ですがお子さんはおられないということですが、できにくいということですか?。」

急に二人が真剣な顔になって聞く。

「いえ、ほしいんですけど、なかなか・・・。」

たしかに、結婚当初は排卵日を計算したり基礎体温をはかったりしていたが、なかなかできなかった。しかし、人工的なことはしたくなくて。

「そうですか。」

意味深な笑顔が気になった。

「じゃ、さっそく行きますか?今日の現場は近場にあるんですよ。他のパートさんは、別の現場に出払ってて、そこだけ派遣要請に答えられてないんです」

「でも、私まだ何も知りませんし・・・。」

「あ、いいんですよ、とりあえず今日はマニュアル見ながらやりましょう。お昼ご飯まだでしょ?お弁当用意してますが、仕事のあとになりますので、お腹すきますよ。車にお菓子とお茶用意してますから、食べてくださいね」

まったくもって、至れり尽くせりで・・・。かえって不安になった。

会社の名前のかかれたバンに乗って、街を走る。ほんとにお菓子とお茶があって、でも緊張から、お茶だけ飲んだ。
10分くらい走った頃、まぶたが重くなりはじめた。車に乗ると眠くなる癖があるからかなとおもったけど、今から仕事なのに・・・。

建設途中のビルが見えてきたところで、もう目が開けていられなかった。

「和田さん、和田さん!つきましたよ、起きてください、和田さん!」

ゆらぐ意識の中で、受け付けのイケメン君の呼び掛ける声が聞こえたが、もう、仕事をする気にもならなかった。
2010/04/22 12:43:01(yGiw5KF0)
7
投稿者: あげます
拓也さんの書く小説は最高です
11/06/14 23:46 (IzAnf7GL)
8
投稿者: い
これどっかで見たことある…盗作
11/06/15 16:36 (nUZEJr91)
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