桔梗は恐れおののきながらも頬にあてられた肉棒に柔らかい手を添え、うっ
とりと呟いた。
「良く出来ました。ご褒美に、交代だ」
　そう言うと桔梗を立たせ、背後から腕をのばしてボディーソープを手に乗
せた。
「あっ…」
先程までのアンダーソンからは想像もつかないような優しく柔らかい手の動
きに桔梗は悶え、滑りやすい床の上で必死に立った状態を維持した。
「感じやすいんだな。今まで処女で、興奮した時とか大変だったろう？」
「はいっ…」
耳元でそう囁かれ、吐息に耳の裏と背筋の性感帯を擽られ、図らずも桔梗の
秘壷は新しい蜜を溢れさせた。指先でそれを感じ取ったアンダーソンはにや
りと笑い、充血したままのクリトリスを少し強く摘まんだ。
「ああっ！」
「気持ちいいか？」
「はいっ…はいっ…！」
「ここは包茎だからな、しっかり洗っておこうな」
「はいっ…！」
ボディーソープで濡れたアンダーソンの指の腹がクリトリスの上で踊ると包
皮越しに伝わるその刺激に桔梗は襲い来る快感の波に逆らえず、ただひたす
らアンダーソンの腕に掴まっていた。
　唐突にアンダーソンは桔梗の耳元で舌打ちをし、ボディーソープの缶と髭
剃りを手に取った。
「毛が邪魔だ。剃っちまうぞ」
「あっ…あの…」
「なんだ？」
「お願いが…」