唐突に鋭い痛みが桔梗の胸に走り、声を出すこともできずにベッドの上で蹲
った。アンダーソン少佐が乗馬用の一本鞭で桔梗を鞭打ったのだ。桔梗の白
い胸の上には無残な赤い跡がくっきりと残り、アンダーソン少佐は続けて冷
たく言い放った。
「覚えておくんだ。お前はこれから３年間人間である事を辞めて、男の性欲
処理のためだけに存在する肉便女になるんだ。『そんなの』とか、そんな口
のきき方は許さん」
「ごっ…」
「『申し訳ありません』だ」
アンダーソン少佐は桔梗の頭を髪ごと鷲掴みし、口のきき方を教育した。
「…申し訳ありません」
「それでいい」
「あっ！」
桔梗の体はベッドではなく床の上に引きずり降ろされて叩き付けられ、アン
ダーソン少佐はその頭を踏んだ。
「最初に言っただろうが。お前はこれから人間扱いされない。そして俺もお
前を人間扱いはしない。肉便女としての調教をするだけだ」
「はっ…はいっ…」
アンダーソン少佐は椅子に座って足を組み、上になった方の素足を床の上に
転がった桔梗の眼前に突き出した。
「どうすればいいのか判るだろう」
「はい…」
桔梗は未だ胸に残る疼痛に耐えながらアンダーソン少佐の素足をしゃぶり始
めた。
「…ふん、舌使いは上手い方だな」
「あっ…有難うございます…」
「続けろ」
「はい…」