編集スタッフの間で催眠術の特集は評判が良かった。
だから「催眠術について、もう少し掘り下げてみます。」という提案に反対
するスタッフはいなかった。

　催眠術特集を担当するのは私と沙希、その沙希が「カメラマンって、佐藤
さんじゃないといけないんですか？」と聞いてきた。
「なんで？佐藤じゃ駄目なの？」と聞き返すと、沙希は「駄目じゃないんで
すけど・・・」と、困ったような顔をした。

　佐藤カメラマンは社内であまりいい噂が聞こえない、見た目の風貌が悪い
というせいもあるが、彼には「盗撮しているのではないか？」という噂が女
性スタッフの間でまことしやかに囁かれていた。
無論、盗撮しているところを誰かが見た訳ではないのだが、見た目の悪さと
カメラマンという職業がリンクしてそんな噂が流れていた。

「佐藤の事、嫌いなんだ。」と、沙希に聞くと「嫌いって訳じゃないんです
けど・・・好きなタイプでは・・・ないです。」と、言い難そうに告白し
た。
「女の子たちが、佐藤が盗撮してるって噂してるけど・・・それが原因？」
と聞くと、沙希は「それもあります。」とはっきりと答えた。
「あくまでも噂でしょ？そんな馬鹿な事するわけないって。」と、佐藤カメ
ラマンを弁護したが、「でも・・・この前の帰りの車の中で、そんな事言っ
てましたよ！」と、沙希を怒らせた〝パンチラ〟発言を引合いに出してき
た。
私は佐藤カメラマンを弁護する言葉を失くして、「まぁ・・・検討しておこ
う。」と曖昧な返事をしておいた。


　沙希の不安と女性スタッフの噂は、ズバリ的中していた。
佐藤カメラマンは実際に何人もの女性を盗撮し、コレクションするのを趣味
とする奇行の持ち主だった。
その佐藤カメラマンの一番の宝物が、沙希の画像である。
佐藤カメラマンの自前のパソコンの中には、沙希が催眠ドールとなり私達に
奉仕する猥褻画像が何十枚も大事に保存されていた。
　
　私は、『いまさらパンチラなんて・・・』と、心の中で思い、思わず鼻で
笑ってしまった。

　
　数々の猥褻行為が行われた事を沙希は何も覚えていない、そんな沙希と通
常通りに仕事をするのは不思議な感じがした。
　当初は催眠術を掛けてちょっと悪戯するだけのつもりだったのが、今では
沙希の可愛い性器への挿入を狙っていた。
それは私をはじめ、田中先生も佐藤カメラマンも同様。
そんな猥褻計画がある事など知る由も無い沙希は、催眠術の取材をむしろ楽
しみにしていた。
　沙希と相談しつつ、私達の計画の都合がいい方向へ話を進めていく。
沙希の発言をヒントに『催眠術の癒し効果』を取材テーマにし、沙希自身の
口から、「催眠状態の深さと長さで、リラックス効果って変わるんですか
ね？」という疑問を発言させた。
　私は真剣な表情で「次の時に試してみよう。」と言っておいた。


　田中先生への取材という建前の、催眠レイプは唐突に行われた。

なぜ唐突に行ったかといえば、その日の沙希の服装で決めたからである。
その日、沙希は淡いピンクのノースリーブニットに白いプリーツフレアミニ
のスカートを履いていた。
そんな沙希の可愛らしい格好を見た瞬間、大興奮！『今日の沙希を犯した
い！』そう思わずにはいられなかった。
佐藤カメラマンも沙希の格好を見てニヤッと笑って「可愛い服だね！」と沙
希に話しかけていた。

　私は真面目な顔で、「いきなりで悪いが、今日、田中先生のアポが取れた
から、今日取材に行くぞ！」と、沙希に言うと、沙希は笑顔で元気良く「は
い！」と答えた。

カメラ機材を準備する佐藤カメラマンを見て、沙希が「佐藤さんが同行カメ
ラマンですか？」と小声で聞いてきた。
私は「我慢してくれ、変な事させないように注意しておくから。」と、不安
げな沙希を言い聞かせ、私たちは車に乗り込み、中央心理研究所に向かっ
た。

車中の会話で、「沙希ちゃん、今日はやけに可愛らしい服を着てるけど、何
かあるの？」と、佐藤カメラマンが聞くと、「今日は夜にカレシとデートな
んです！」と嬉しそうな声で答えているのを運転しながら聞いた。


　中央心理研究所に着き、再会した田中先生は、沙希を眺め回してにっこり
と微笑み「どうぞ。」と室内に案内してくれた。
　室内では田中先生が既に催眠術を行う環境を準備していた。
薄暗い部屋の中で簡単に取材を開始する。
　沙希が「深い催眠術に掛かると、それだけリラックス効果はあがるんです
か？」と質問すると、田中先生はにっこり笑いながら「そうですね、暗示の
掛け方にもよりますが、深く長く催眠状態でいれば、それだけ心身ともにリ
ラックスして癒されると思いますよ。」と答えた。
私はすぐに「試してみよう！」といい、沙希に向かって「沙希ちゃん、心身
ともにリラックスして今日の夜のデートを楽しみなよ！」と、沙希に言う
と、沙希は少し照れながら「はい」と返事をした。
　
　催眠術に掛かる役目は最初から沙希に決まっていた。
私は取材しなければいけないし、佐藤はカメラを撮らなければいけない、被
験者になるのは沙希しかいなかったし、それは沙希も了承済みだった。


　深紅のソファに深く腰掛けた沙希に、田中先生が暗示を掛けていく。

予備催眠を掛け、そして本格的な催眠を掛ける田中先生。
前回よりも早く沙希は深い催眠術に落ちていった。
「深ぁく・・・・深ぁく・・・・深ぁぁく眠っていきます・・・・あなたは
何も感じない・・・・・何をされても・・感じない・・・・何を言われて
も・・私の声以外聞こえなくなります・・・」そんな田中先生の暗示に呼応
し、沙希の体から力が抜け、深い昏睡状態に堕ちて行ったのがわかった。

「前回、催眠術に掛かってその効果を知っている分だけ、今回は更に掛りが
いい。」と田中先生が呟いた。
そして田中先生は、沙希の太ももを撫でながら、沙希の催眠状態をチェック
した。
太ももを撫でる手は、フレアミニのスカートの裾をピラッと捲って見せた。
捲られたスカートの中に白いサテン生地のパンティが露見し、私はそのエロ
カワイイパンティを凝視した。
「そのままで！」と、佐藤カメラマンがデジカメで沙希のパンチラシーンを
撮影する。
私は沙希の「佐藤さんが変な事しないように見張っておいてくださいね」と
いう、私に対する信頼を裏切って、佐藤カメラマンに好きなように撮影をさ
せた。
「ちょっと足を開かせましょう！」と、沙希のピッタリと閉じられた膝を左
右に開き、沙希にあられもないポーズをとらせてパンティを撮影していく佐
藤カメラマン。

　パンティ撮影に満足した佐藤カメラマンが、「オッパイ丸出しの格好にし
ましょうか？」と、田中先生に指示するように言った。
田中先生もニヤリと笑って、佐藤カメラマンの指示を喜ぶように引き受け
た。
「あなたは何も感じません・・・・何をされても・・・・どんな事が起こっ
ても・・・・あなたは静かに深ぁい・・眠りの中にいます。」そう暗示を掛
けながら、柔らかい伸縮性に富んだニットを引っ張り、捲りながら、沙希の
細い腕を肩口から抜いていった。
その作業中に露見するサテン生地の白いブラジャーはパンティと揃いのセッ
トものだった。
　想像通り、ノースリーブニットは非常に脱がし易く、沙希はあっという間
に上半身ブラジャーだけという格好にさせられた。
そのブラジャーもあっけなく田中先生に外され、床に落とされた。

　沙希の小振りだが綺麗な乳房が私達の目を楽しませ、興奮させる。
薄茶色の可愛い乳首が、むしゃぶりつきたい衝動を掻き立てる。

「たまんねぇ！」と佐藤カメラマンが沙希の乳房をデジカメで撮影していっ
た。
我慢できなくなったように、田中先生の手が沙希の乳房を撫で回し、揉み始
める。
それは私も同様で、田中先生に続くように私も沙希の右側の乳房を揉み、乳
首に吸い付いてしまった。
　柔らかくぷにぷにした乳首を舌先で弾いたり、指で摘んでクリクリと弄っ
たりして沙希の乳房を楽しむ。
　
　深い催眠に堕ちた沙希は、自分がどんなに辱められ、玩具の様に扱われて
も、抵抗する事は出来なかった。
「先に全部脱がしましょうよ。」と、佐藤カメラマンが写真を撮りながら言
ってきたのを受け、田中先生に沙希の体を抱え上げてもらい、私は沙希の履
いていたスカートを脱がし、パンティも大胆に脱がして、沙希を全裸にして
やった。
　肌が白いだけに、やけに目を引く黒い陰毛。
全裸の沙希を舐め回すように見る、私と田中先生。
「すみません、お二人で左右から沙希ちゃんの足を開かせて下さい！」と、
佐藤カメラマンに頼まれ、私は沙希の右足を、田中先生は左足を抱えて、こ
れ以上は無理という位に沙希の足を開かせ、性器を大胆過ぎる位に露出させ
るポーズをとらせた。
「いいですね―っ、いい光景です！」と興奮を隠す事無く、佐藤カメラマン
がデジカメで沙希の性器を撮影していった。
『パンチラどころか、マンモロだよ。』と心の中で沙希を憐れみ、鼻で笑う
私。


　執拗に沙希の体を撮影する佐藤カメラマンに「そろそろ、導引暗示にかか
りましょうか。」と、田中先生が言われた。



　田中先生が沙希の耳元で導引暗示を掛け始めた。