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1:(無題)
投稿者:
皐月
◆AU/OjWxByc
そんなことがあって2年。僕は高校生になっていた。
ミナミは志望校だった進学校に入学したが、僕はその学校に入学することができなかった。 特に希望もしなかった私立の高校で、僕は進学クラスにいた。 クラスの中では成績もいいほうであったが、結局ミナミとの頭の差を痛感して、僕らは会わなくなっていった。 「日比野ッ、日比野!」 悪友の一人、小島が話し掛けてきた。 授業中だというのに、僕は身が入らない。 「いいよなあ・・・・、森村先生」 森村先生はいくらかネジの抜けたような明るさのある、まだ若い先生だった。 幼さが残る甲高い声で、教育者というのには少し派手な格好で授業をするようなあぶなさがあった。 小島はそういうあっけらかんとした明るい女が好きだった。 僕は森村よりは数学の門倉のほうが好みだ。少し大人っぽい物静かな女性が好きだ。 「いっかいやりたいよなあ・・・、ああいう大人の女とさあ・・・」 ・・・・大人?森村が? そう思ったら少し笑えてしまった。 「そこっ!静かにしなさい!」 森村の甲高いお叱り。ああもはっきりと目ばかり強調した化粧は僕は好かない。 何であんなにびっくりしたような顔をしているのだろう・・・。 部活も特にしていなかった。 ミナミと別れて、なんとなく空虚な気分のまま高校生活を送っていた。 家に帰っても、海外出張を終えてきた父は僕にとっては何かと厳しく、塾へ行けだの、何かを習えだのとうるさく言った。 塾に足を運ぶことは二回に一度くらいになっていた。 初めは塾から家に連絡が行ってしまうのではとびくびくしながらサボっていたが、出席簿に丸をつけてから出て来てしまえば、僕は出席だと思われているらしい。 何しろ人数も多いから、僕一人、いたっていなくたってわからないってとこなんだろう。 「?」 見覚えのある影が横切った。 「コジマ・・・・」 呼びかけた声は待ちの賑わいで彼には届かなかったようだ。 なんだか妙に急いでいる様子の彼を、僕は追ってみた。 彼はさまざまな道を通り慣れたように小走りで抜け、少し開けた住宅街に抜けた。 小島の家はここから僕の家をはさんでまだ反対側だ。そんな彼が何の用でここまで来たんだろう。 そして、ついに小島は寂びれた公園についた。 公園では僕もよく知っている人がブランコから飛び降りた・・・。 森村・・・・。 2人は周囲を気にしながら、資材倉庫に入っていったのだ。 僕は驚きと好奇心で心臓が跳ねていた。 僕は二人の後を追った。 月明かりでかすかに見えるなんだかもよくわからない機材の影を縫って、二人が見えるところまで来た。 月明かりが折れ曲がってしまったシャッターから差し込んで、二人の様子はよく見えた。 「・・・・小島クン・・・」 僕は息を飲んで見つづける。 「お願いだから、もう、いいでしょ?」 森村は確実におびえた様子だった。 「センセーさぁ?いいかどうかは俺が決めんの」 小島は森村に平手打ちを決めた。 「きゃっ・・・!」 森村が鳴いた。 「婚約者に悪い?俺なんかとは手を切りたい?」 倒れこんだ森村に小島は襲い掛かった。 「お願い!もうやめてぇ!」 「なあにが?期待しすぎて濡れ濡れじゃん!」 捲り上げた森村のスカートの中では、彼女をせめている機械の音がしていた。 「センセーったって、こんなじゃね?極太バイブ突っ込んだまま生徒と待ち合わせって?」 小島がそのバイブレーターを激しく出し入れし始めた。 「あなたが入れて来いって言ったんじゃないの!!」 森村は半泣きで小島に激しく当たった。 小島はもう一回彼女を平手打ちした。 「痛いわ、やめて・・・。小島クン・・・」 力の差を感じて森村はいくらかおとなしくなったみたいだった。 「すっごい、エロい・・・ぐちゃぐちゃだね、センセ」 ここからでも聞こえるような大きな音をたてて、バイブが抜かれた。 「ああっ・・・」 その衝撃すら森村は感じているように見えた。 「舐めてよ・・・・オレの」 僕の股間はジーンズの中できつきつに突っ張っていた。 森村は色が白く、赤い派手な口紅のせいできつい女に見えるが、その森村が半泣きで友人のペニスをほおばっている。 どんな弱みを握られているのかわからなかったが、回数を重ねたような話に感じられた。 赤い口紅に黒々とした小島のペニスが出入りする。 幾分大きいのか、森村は時々苦しそうにむせた。 「休むなよ!センセ!」 「んん・・・っ!」 森村の明るく染めた髪の毛を小島がつかみあげた。 ただ力なく上を向かされた森村の唇に、小島がいやらしく舌をもぐりこませた。 「男が好きなんだろ?チンポが好きなんだろ?なあセンセー、もっとしゃぶってくれよ!」 再び小島は髪の毛をつかんだまま森村の唇を犯し続けた。 「いや・・・・違うのっ・・・・」 唇を離し何かを言いかけたようだったが、それすらも小島はまたペニスでふさいでしまった・・・・。 月明かりに浮かぶ2人の影に僕は見入ってしまい、そこで自分のペニスをさすり始めていた。森村なんて、決して好きなタイプではないのに。 「小島クン・・・今日もなの?」 「俺さ・・・アナルが好きなんだよね・・・」 森村が四つん這いになると、細い腰がしなやかに弧をえがいた。 「好きなんだぜ?こんなことしてるけど。センセーのこと俺好きなんだぜ?」 そうして小島は森村のアナルに口をつけた。 「嫌よ!」 森村は身体を返して反抗した。 「こんなの好きなんていわないわ!」 小島はさらに森村を叩き、どこからか刃物を取り出した。僕からもそれはギラリと光って見え、それを見つめる小島の顔には狂気が感じられた。 「嫌!小島クン・・・やめてよ・・・・」 もう諦めたというように森村はなすがままになった。 「あっ、いやよ・・・そんなところを舐めたりしないで・・・。」 嫌がりつつも、恥らっているようにも見える、森村の顔。小島が大人の女といっていた意味がわかった。 奴は知っていたんだ、森村の影の顔を。 そのあと、小島は森村のアナルを犯した。それを森村は痛がりながら受け入れていた。小島は初めに抜いたバイブレーターすら、森村の前に挿入したようだ。 「いっちゃうんだろ?センセ、見せてくれよ!その顔!」 がくがくと震え始めた森村を抱き寄せ唇にむしゃぶりつく小島にしがみついて、森村はいってしまったように見えた。 「キレイだぜ、センセ・・・・」 僕は資材置場を後にした。あす、小島にどんな顔をしたらいいかわからないような気がしたが、小島は次の日も普通に森村にミーハーしていた。 「あんな女と一回してみたいよなあ・・・・」 僕は 「そうだね・・・・」 と頷いた。 -続-
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2004/12/03 19:49:41(alsvqD81)
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