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1:4章 前夜
投稿者:
タロウ
試験が始まった。
僕等4人は今回の期末テストは捨てていた。 勉強が手に付く状態じゃない、1日、1時間、1分、1秒が早く過ぎるのを念じるだけだった。 試験が終わり終業式が終わったら、最高のお楽しみが待っている。 こんなに時間が経つのが遅く感じるのは初めてだった。 試験期間中に僕は貯金をはたいて、タカシと大型家電ショップに行き、僕はビデオカメラ、タカシはデジカメを買い込んだ。 全てはそのイベントの為に・・・。 ことさら長く感じた試験が終わった帰り、僕らはコウキの家に行った。 コウキの部屋で時間を潰し、バイト帰りの由香利さんを待つ。 15:00過ぎ、コウキの事前調べで大体この時間頃に帰って来るという時間に僕らはコウキの家の前に出て由香利さんを待った。 数十分して由香利さんが角を曲がり姿を現せた。 由香利さんの姿を見つけた僕等は大きく手を振る、由香利さんが気が付いて笑顔を返してくれる。 「あれ~、もしかして試験終わったの?」 話し掛けてきたのは由香利さんの方からだった。 「はい!終わりましたっ!」 元気良くタカシが答えた。 そんなタカシに由香利さんはクスクス笑いながら、「どうだった?出来た?」と聞いてきた。 「もう、バッチリですよ!」 「由香利さんのおかげですっ!」 みんなが口々に由香利さんをおだてる様に言った。 由香利さんはくすくすと笑ったまま、「ホントかなぁー。」と言っていた。 そのとき僕は由香利さんを見ながら、『あと少しで、あの胸を揉むことが出来る・・。』等と、頭の中はエロスでいっぱいになっていた。 「由香利さん、このお礼はコウキの誕生日を利用してお返ししますから。」 タカシが今日の目的に入っていった。 由香利 「あ、コウキ君のお誕生日会?」 タカシ 「ええ、コウキの誕生日と由香利さんへのお礼と、試験終わりの打ち上げをいっぺんにやります!」 由香利 「・・・う~ん・・友達同士の方が楽しくない?」 コウキ 「何言ってるんですか、いつものメンバーだけじゃ面白くないですよ!」 リュウスケ 「そうですよ!」 タロウ 「・・まぁ、由香利さんの方が僕等みたいなガキと遊んでも面白くないかもしれませんけど・・。」 僕が可哀想さをアピールしていった。由香利さんの優しさに付け込む作戦である。 由香利 「そんな事無いよ、ただ邪魔しちゃわるいなぁって思って・・。」 タカシ 「そんな事思うわけ無いですよ!みんな来て欲しいって心の底から思ってますよ。」 タカシの言葉に由香利さんはクスクス笑って、「じゃあ、ちょっとだけ参加させてもらおうかな。」と言ってくれた。 みんな必死だった。 由香利さんの確約をもらった後、日時と待ち合わせ時間を決めて由香利さんと別れると、みんなの顔からエロスが溢れ出していた。 そこからの時間が経つのは更に遅く、当日までオナニーしないと決めていた僕は由香利さんの事を考えるだけですぐ暴発しそうになっていた。 待ちに待った終業式、そして前夜、僕の緊張はある意味ピークに達していた。 『明日、いよいよ明日。どうなるんだろうか?本当に由香利さんの胸を揉めるのだろうか?さすがに無理かもしれない。・・少し触れるだけでもいい。』考えれば考えるほど、緊張は増していった。 そして寝不足のまま夜は明け、当日となった。
レスを見る(1)
2004/01/22 15:32:59(OL/MgrVV)
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