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1:俺の体験記
投稿者:
山川重夫
冷えた麦茶を大きなガラスコップに二杯半俺は飲んで、初め
て経験する興奮と初めて感じた熱い疲労感を一気に振り払うことができた。 壁の時計を見ると、午前二時前だった。 まだあの室へ入ってから一時間もたっていなかった。 夜はまだ長い。 かなり冷静になった俺の頭の中に、ある考えが浮かんだ。 俺は急いで二階の自分の室に戻った。 再び階段を降りて、祖母の寝ている寝室に入った俺は手に、二週間ほどばかり前に買ったばかりのデジタルカメラを持っていた。 寝室の照明を、俺は思いきって明るくした。 布団の上で仰向けになって、目を相変わらず閉じたまま白い裸身をさらけ出している祖母の寝姿があった。 祖母のやや開き加減のままになった下半身の付け根のあたりの布団に、沁みのかたまりがあった。 ふと壁際の鏡台を見ると、横にタオルが束になって積まれていた。 そこから数枚を手にして、俺は祖母の下半身の後始末をしてやり、残りのタオルを下に敷いてやった。 腰のあたりがかたちよく細くくびれた色白の祖母の裸身に、俺の下半身はまたしても勃起状態になってきていた。 取りあえず手にしていたデジカメを、俺は祖母の枕元の上においた。 祖母の裸身の横に俺は添い寝した。 もう一度祖母の身体の中に、俺自身を入れてみたかった。 祖母の乳房に手を触れさせた。 祖母の身体は少し冷えているようだった。 ゆっくりと時間をかけて祖母の身体を温めてやらねばと、俺は思った。 それほどの大きさはなかったが、かたちよく膨らんでいてそれなりに弾力感のある祖母の乳房に向けて、ある程度冷静な気持ちで俺は結構丹念に手と口での愛撫を繰り返し続けた。 「む、ふうんっ‥‥‥」 祖母の口元から小さな声が洩れるまでの所要時間は、十分とはかかっていなかったように思う。 しかし、ハイミナールという睡眠薬の効果は抜群だった。 俺にこれだけの淫らなことをされながら、身体だけは女としての反応を激しく見せて、意識だけを長い喪失状態のままにしているというのは、俺自身も少し信じられないよう思いだった。 祖母は、多分まだそれほどに上手でもない俺の愛撫の行為に、無意識にくねくねとか細く白い裸身を捩らせはじめてきていた。 祖母の唇を吸ってやる。 祖母の口の中で、濡れそぼった舌がすぐに妖しげに動いてきた。 口づけを終えた後、俺は徐に上体を起こして、祖母の顔の真横に正座した。 数日前にどこかで見たエロ本写真のある場面を、俺は思い出していた。 祖母の頭と肩のあたりを両手で抱きかかえるようにして、正座している俺の下半身の中心近くに顔を近づけさせた。 祖母の唇に、俺の固く屹立した肉棒の先端を幾度となく触れさせた。 祖母の唇に開きが出ようとしているのがわかった。 最初に動いてきたのは祖母の舌だった。 俺の肉棒の先端を、目を閉じた無意識状態のままでいとおしげに舐めまわしにきていた。 間もなく、祖母の口は俺のものを深く含み入れていた。 俺はすごく気持ちが良かった。 エロ本の中の違う場面が、また俺の頭の中に浮かんだ。 シックスナインの光景だった。 しばらくしてから、俺はすぐに実行に移した。 仰向けにした祖母の裸身の上に、俺は跨るようにして覆いかぶさった。 祖母の下半身の漆黒が俺の顔の前にあった。 祖母のその部分を、俺は荒々しく舐めまわした。 その間、祖母は細い裸身を、時には大きく時には小刻みに幾度となく痙攣したように揺らし続けて反応の証しを見せた。 祖母への三度目の挿入の動作に、俺は入った。 その時の俺はもうかなり大胆な気持ちになっていた。 前と同じ恰好ではなく、俺は祖母の身体を思いきってうつ伏せ状態にした。 祖母の足の両膝を布団の上に立たせた。 祖母のかたちのいい小さな尻肉が浮き上がった。 そのままの姿勢で背後から、俺は祖母をつらぬいていた。 枕に顔を押し付けられるようになっている祖母の口から、くぐもってはいたが、それまでとはまた違う感じの悶えの声が間断なく、突き刺しては抜く俺の行為に正しく呼応するかのように長く続いた。 そして信じ難いことに、祖母は俺にそうやって刺しつらぬかれている途中で小便を漏らしてきたのだった。 祖母の小便は止まることなく夥しく流れ落ち、布団の上においた白いタオル数枚が、瞬く間に黄色の液体に染まった。 俺もそして祖母のほうも狂ったような高い呻きの声を上げて、ぐったりとした思いで激しく果て終えた。 そんな行為の後の、俺のほうは結構忙しかった。 用意してきたデジカメを駆使して、俺は祖母の乱れた裸身に何回となくシャッターを押し続けた。 乱れた髪が額に妖しくまとわりついている祖母の顔のアップ写真や、両股を大きく拡げきって下半身のすべてをさらけ出しているところや、その部分の接写まで、おそらく二十数回はシャッターを押したと思う。 その次にしたことは、無意識状態のままの祖母に、朝になって目覚めても気づかせないための動きだった。 押入れから新しい敷き布団を出して、俺の精液にまみれきった布団と取り替えてやらねばならなかった。 幸いにも敷き布団はもう一枚あった。 その上に祖母をゆっくりと寝かしつけ、パンティを穿かしパジャマを元通りに着させた。 濡れた敷き布団はそのまま畳んで押入れの中に仕舞った。 祖母の小便にまみれきったタオルの数枚は、洗濯機に放り込めばいい。 ひょっとしたら、いつかおふくろにばれるかも知れないが、その時はその時だとあきらめて、俺がその室を出たのは午前三時過ぎだった。 あくる日の祖母の反応が、俺には少し楽しみだった。 俺が目を覚ましたのは、午前十時過ぎだった。 一階に降りると、祖母は出かけていていなかった。 台所のテーブルの上に、祖母の書いたメモが残されていた。 (葬式に出かけます。終わったらそのまま帰ります。ご飯が炊いてありますから、昨日のすき焼きの残りと冷蔵庫に冷やしてあるサラダで食べてください。あなたと楽しく話せてとても嬉しかったです。 麻子) 祖母は全く気づいていないようだった。 本当かよ、と俺は思った。 それから二日後、デジカメからコピーした写真と手紙を添えて、俺は静岡の祖母宛に送り付けた。 (おばあちゃん、いやこの手紙を出した時点で、俺はもうあなたのことをおばあちゃんとは呼ばないことにします。その理由は同封したその写真が全てです。白状します。俺はあなたがこの家に来た日の夜、強い睡眠薬を飲ませ、深夜遅くにあなたの寝ている室に入り、三回あなたを犯しました。本当です。あなたの身体は本当に素晴らしい喜びを、俺の身体と精神に与えてくれました。心よりお礼をいいます。そしてお願いがあります。この手紙をあなたが読むのがいつかわかりませんが、そのあくる日の午後一時に必ず電話をください。必ず約束を守ってください。 重夫) 祖母からの電話があったのは、あの日から五日が過ぎた午後一時きっかりでした。 「もしもし、重夫です。‥‥‥麻子?」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「麻子だろ?返事してよ」 「‥‥‥‥‥あ、あなた一人なの?」 「俺一人だ。おふくろはいない」 「ど、どうしてあんなひどいこを‥‥‥」 「どうしてもおば、いや麻子のことが好きだったから」 「や、やめなさい重夫っ。ば、ばかなことをいうんじゃないわ。あ、あなたと私は血が繋がっているのよっ。許されるようなことじゃないわ」 「どうして?男と女に変わりはないじゃん。それより、あの日の夜の麻子って凄かったよ。俺、女の経験って初めてだったんだ。素晴らしかったよ」 「だめっ、何をいってるの?正気の沙汰じゃないわよっ。‥‥‥ね、ねぇ、重夫ちゃん、おばあさんもあんなこときっぱり忘れるから、あなたも気持ちをもっとしっかり持ってまともな若者になってっ。お、お願いだから‥‥‥」 「えっ、ちょっと待ってよ。あのことって、じ、じゃあ、あの時のことは麻子も気づいたのかい?そうなの?」 「‥‥‥‥し、知らないわよ、そ、そんなこと。ねえ、重夫ちゃん、もうこんなばかげたお話は止めにしましょ。もつと普通になって」 「何が普通なんだよっ。あんた、あの時わざと意識を失くしたようなふりをしたまま、ずっと抱かれ続けていたんじゃないかよ。それに結構な声でよがりまくっていたじゃないか。よくいうよ、その口で」 「ち、違うわっ、違うのよ。し、重夫ちゃん、よく訊いて。し、正直に話すから」 「何をいまさら話すってんだよ。え?」 「ね、ねぇ、正直に話すから訊いて。あ、あなたが一度室を出たことがあったでしょ?」 「あったね、そういことが。じゃあ何、あの後からっていうの?」 「え、ええ、そうよ‥‥‥‥」 「あんたが正直に話してくれたら、俺も真面目に考えてもいい。いいかい、いまから俺の訊くことに正直に応えてよ」 「え、ええ」 「俺が二度目に室に戻ってすぐにあんたにしたことを正直に話してよ」 「そ、それは‥‥‥‥」 「いえないの?」 「‥‥‥‥あ、あなたに最初に、ち、乳房をも、揉まれたわ」 「最後まで続けていってよ」 「ち、乳房を揉まれたり、く、口で吸われたりして‥‥‥そして、そ、それから、あなたは私の顔を持ち上げて‥‥‥‥あ、あの部分を、わ、私の口に‥‥‥」 「ねぇ、もつとすらすらといってくんない?あんた全部憶えてんだろ?」 「わ、私はあ、あなたを咥えたわ‥‥‥‥ああっ、もう‥‥‥。そうよっ、あなたを咥えた後、あなたは身体の向きを変えて、いきなり私のあそこに口をつけてきたわ。思いきり私はその部分を舐められたわ。そ、そうよ、私は感じたわ。激しく燃え上がった。‥‥‥ど、どうしょうもなかったわ。そうよ、そうしてあなたに身体をうつ伏せにされて、私は後ろから‥‥‥後ろからあなたにつらぬかれた」 「気持ち良かったのかい?」 「えっ、ええ‥‥‥‥」 「写真撮られたのも知っていた?」 「ええ、とても怖かったわ‥‥‥よつぽどその時に目を開けてあなたにいおうと思っていたわ」 「じゃあ、あんたはこうなることをある程度は予想していたんだ。だけどいっとくけど、あんた、俺の責めに間違いなく女として反応していたぜ。それは嘘じゃないんだろ?」 祖母の麻子のほうからは、否定の声も肯定の返事もなかった。 その時、俺はなぜかもう少しこの電話で、祖母の麻子を嗜虐的に苛めてみたいと思った。 「ねえ、俺からお願いがある。訊いてくれる?」 「え?」 「あんたんち、電話があったのはたしか台所だったよね。そのままそこで下に穿いているもの全部脱いでよ」 「な、何をいうのあなたっ。ひ、ひどいことを‥‥‥‥」 「電話だからといってごまかすんじゃないよ。早くいうとおりにしてくれ」 それから二、三度の言葉のやりとりがあった後、受話器が何かの上に置かれるような音がした。 続いて布の擦れるような音がかすかに聴こえてきた。 しばらくの間合いがあってから、受話器を持つ音が耳に入った。 「パンティまで全部脱いだ?」 「ぬ、脱いだわ‥‥‥」 「じゃあね、その場に座り込んで小便出してよ」 「な、何てことをっ、あ、あなたは」 祖母がその場に俺の命令どおりに小便を垂れ流すまでに、数分の時間の経過があった。 「ああっ‥‥‥‥」 祖母の哀しく切なげな声が俺の耳に心地よく入った。 明後日頃に、俺がそちらへ遊びに行くという約束を交わして、長い電話を切った。 そして約束どおりに、俺は祖母の家を一人で訪ねた。 祖母の家に着いたのは夜の八時過ぎだった。 祖母は台所にいた。 白のブラウスに緑色の花柄模様のスカート姿だった。 台所の流し台の前に立っている祖母の背後に、俺はいきなり近づいていった。 バスの停留所を降りた時、俺は祖母に電話を入れていた。 下着を脱いで俺を迎えろ、とだけいってすぐに電話を切った。 流し台の前で背後から俺にいきなり抱きすくめられても、祖母に抵抗の素振りはなかった。 ただ全身を固く硬直させて、蒼白な顔を深く項垂れさせているだけだった。 「そのままにしてろよ」 そういって俺は祖母のスカートのホックを外しにかかった。 スカートはあっけなく床の上に落ちた。 祖母は下着をつけていなかった。 祖母は真っ白い尻肉を小さくすぼめるようにして、その深いれ割れ目とともに、俺の眼前にさらし出していた。 間もなく俺は傍にあった椅子に座っていた。 ズボンとトランクスを脱いでいた。 祖母の小柄で華奢な身体が、椅子に座った俺の正面を向いて跨るようにして密着していた。 祖母はブラジャー一枚だけの裸身だった。 俺と祖母の身体は深く繋ぎ合わさっていた。 「ああっ‥‥‥‥」 祖母は俺の下半身の上に乗りながら、間断なく喘ぎと悶えの声を上げ続けていた。 「気持ちいいか?」 「ああん‥‥‥‥ああっ‥‥‥え、ええっ」 「どこが?」 「ああっ‥‥‥‥も、もうっ‥‥‥」 「もういくのか?」 「え、ええっ‥‥‥‥お、おねがいっ、ね、ねぇ、い、いっしょに‥‥‥ああっ、だめっ」 祖母が細い背中と小さな顔を大きく背後にのけ反らせるようにして、絶頂の極みの声を長く激しく上げ続け果て終えるのを見て、俺も咆哮の声を上げて思いきり放出した。 その夜、俺と祖母は当然のように同じ布団の中にいた。 布団の中でも祖母は俺に対して従順だった。 互いに全裸だった。 俺の上で頭を逆にしろ、というと祖母は素直に従った。 仰向けになった俺の顔のすぐ前に、祖母の尻肉と柔らかい肉襞の割れ目があった。 俺は頭を少し持ち上げるようにして、肉襞の割れ目に口を強引に押し付けていった。 祖母の口の中に俺のものは入っていた。 くぐもったような声を上げて、祖母は俺の股間のほうで喘いでいた。 祖母の口の中に俺は放出した。 朝方近くまで、俺は祖母の身体を弄んだ。 祖母のほうも心底から、女としての淫らな反応を繰り返し繰り返し露呈し続けた。 大きな征服感を、俺は胸の中に深く感じながら、心地よい疲労感に浸りきるようにして眠りの中に入った。
2004/01/02 03:26:57(i8s2pNBx)
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