この病院の白衣は、左側にファスナーがある。上にまたがっている達也は、左手で
乳房を揉みながら、右手でファスナーを摘んだ。
興奮を抑え、慎重にファスナーを引き下ろしていく。チーッと乾いた音がして、
素肌の胸もとが白衣の下から露わになった。
ファスナーを乳房の下ぐらいまで引き、白衣を左右に押し広げる。母らしい清楚
なデザインのブラジャーが、白衣の下から現れる。よく見ると、まだ黒ずんでいない乳輪が透けている。このブラジャーはフロントホックになっていた。
達也は、自分でも不思議なくらい自然な手つきでホックを外した。
今までカップに閉じこめられていた乳肉がたわみ、プルンプルンと見事な双乳が
揺れる。ほんのりと桜色に染まった母の胸もとに顔を寄せ、邪魔なブラジャーを
払いのけた。
仰向けに寝ていても豊かなお椀型のふくらみが、達也を圧倒する。
母は、ようやくあきらめたみたいだ。しかし、顔を横に向け、精一杯の抵抗を
示している。押し開かれた胸もとから、汗ばんだ女体の匂いがうっすらと香る。
達也は、舌で母の鎖骨から右の乳房の外側をねっとりと舐めた。早くも乳首が
ツンと尖りはじめている。
「ふぅ……うんっ……はあっ……んんっ……」
懸命に唇を噛みしめ、快楽を我慢する母の艶やかな表情が、達也の欲望をかきたてる。達也は、さらに白衣を押し広げながら、乳首を含んだ。
「……んんっ、ぅっ……」
母は身をよじり、襲いくる官能の大波に耐えている。達也の口内で、乳首が硬さを増す。達也は、舌先で円を描くように突起の周辺を這う。
「あふっ……んんっ、いっ……ああっ……んっ、あぁっ！」
我慢しきれなかった悶え声が、母の口から漏れた。達也も景子も、一瞬凍りつき、カーテンの向こうに全神経を張り巡らせた。
幸運にも、隣のベッドからは物音ひとつしなかった。
「どうやら大丈夫みたいだね……母さんがこんないやらしい声をだしても」
達也は安心して、乳首への責めを再開させる。
母の敏感な女体は、達也の舌先が触れるたびに、ピクンッと反応する。どうやら、
母もこの刺激的な状況を受け入れてくれたみたいだ。
その証拠に、母の両手が、達也の首筋にまわった。細い指先がしなやかに踊る。
達也は、たっぷりと両の乳首を交代で責めあげた。
母の胸もとも紅潮し、最初よりも玉の汗が浮かんでいる。
「はんっ……ぅぅん、あっ……んふっ」
母はまだ恥ずかしいのか、喘ぎ声を抑えているが、その音量も次第に大きくなっている。病室に響きそうになると、必死で唇を噛みしめる母の表情が、たまらない。
一方達也は、柔らかな乳房から顔を離し、母の下半身に視線を移した。抵抗する
時に暴れたせいだろう、白衣の裾はめくれ、純白のストッキングに包まれた美脚
が丸見えになっている。母もそれに気づき、両脚を擦りあわせていた。
達也は、白衣の裾に左手を伸ばした。指先が、柔らかくむっちりとした弾力を
伝える太ももに触れる。そのまま内腿へと指を滑りこませると、母の喉から甘い
吐息が漏れる。
左手を器用に動かし、白衣の裾を上へ捲りあげていく。
達也は、身体をずり下げ、母の下半身に移動した。裾は太ももの半分までめくれ、母が快楽に身をよじらせるごとに、付け根にずり上がっていく。
白い薄皮のようなストッキングに包まれた、むちむちした太ももに、達也は心臓
の鼓動が高鳴っているのを感じた。
達也は、ゆっくり慎重に白衣の裾をめくりはじめた。今、自分の前にいるのは、
母であり、本物の白衣の天使なのだ。
時間をかけ、太腿の付け根までを露わにする。もう少しで、ストッキングに隠されたショーツが見える。裾を持つ手が汗ばむ。
「達也……」
ふと自分の名前が呼ばれた時、母が腰を上下に揺らした。一瞬だけ、白衣と女体に
隙間が開き、ストッキングの下のショーツが見えた。
頭がパニックしかけていた。達也は、一瞬だけ見えたショーツを記憶した。
今まで、他の看護婦の白衣から透けて見えたショーツのラインよりも、白衣の
裾から一瞬だけ見えた母のショーツに、達也は息を呑んだ。
ジーパンの中でペニスが勢いよく反り返る。先端が熱くなり、このままだと、
内側から突き破ってってしまいそうだった……。

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