今、義父の過去の出来事を聞き私は唖然となっています。

日曜日の夜、義父の上司の奥さんが脳溢血で倒れて翌朝、天国へ行ってしまいました。
先日の御通夜から今日のお葬式と義父は忙しかったみたいです。
そのせいか、少し咳き込んで今日の夕方過ぎ、義父が少し酔いながら帰って来ました。
二日間ご無沙汰という事もあり、激しく虐められてしまいました。

私は、今日のお葬式に義父から「制服を着て参列しろ」と頼まれ、テスト休みという事
もあってお葬式に参列しました。
私はなぜ、お葬式に参列しろと言われたのか最初はわかりませんでしたが、義父が帰っ
てきて酔いながら私に話をしました。
その内容を聞き驚きました。
実は上司の高校１年生の一人息子さんはなんと義父の子供だというんです。
亡くなった奥さんは義父と小学校から同級生だったみたいでお互い付き合っていたので
す。
高校を卒業して義父は今の会社に就職し、奥さんは他の会社の事務職となったのです。
それから、お互い連絡がないまま時が過ぎたみたいです。
二年後、今の会社の上司の結婚式に出席したらなんと、結婚相手が同級生の奥さんだっ
たのです。
結婚式を終えてから、上司には内緒で何度も奥さんとデートしたりしていたと言うんで
す。
その時に奥さんと出来た子供がその子だと言うのです。
上司は無精子症で、奥さんはそれを医師から通告されたのですが、内緒にしていたみた
いです。

その事を義父に相談した時、タイミング良く妊娠したので、言うに言えなくなり出産し
たみたいでした。
上司はその事を知らせないまま、今も自分の子として育てているみたいです。
そう言えば、私がお葬式に参列して可愛い息子さんを見た時「義父に目元と口元が似て
いる」と思ったのは私だけではなく、周りの参列していた職場の方々も思っていたみた
いで、小声で私に聞こえるように話されていました。
義父自身もその事に対して凄く悩んだみたいでした。
その上司には今も義父自身、凄く可愛がってもらっているみたいで、お葬式の時にも
「佐緒里ちゃんのパパは私たち同期の中で一番出世している」と皮肉った事を言われた
のを覚えています。
上司と奥さんが私の母との結婚式の時、実行委員長をしてくれたのです。
そんな義父は悩みに悩んだ挙句、上司と同じ気持ちになろうと思い精管を切断する手術
をして私の母との間には子供を作らない事を自分自身に約束したみたいなのです。
私が中学三年生の時離婚して、義父との生活が始まりました。
そして昨年、義父は私との子供を作りたく精管を繋ぐ手術をしたと言っています。
そんな事を知らない私は、いつも、義父のザーメンを受け止めていたのです。
生理日・安全日・危険日とわず、ほとんど毎日でした。
でも、一度も私は妊娠しませんでした。
その事に対して今まで何にも疑問には思っていませんでした。
でも、ついさっきまで、義父と二日振りの調教を終え義父の胸に抱かれながらその話を
聞き、私はなんだか眼から涙が出てきました。
愛している人との子供が出来ないなんて。
なんか凄く悲しいです。
まだ高校二年生なので、早く社会人になって義父との赤ちゃんを授かりたいです。

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