Ｄは優しく触ってきた。　可愛い弟だからかも知れないし、今にして思えばお医者さんゴッコをし続けていたから女の事を少しは知っていたのかも知れない。
割れ目の中にも２枚何か擽ったい襞の在る事をその時に知った。
其処をＤはピラピラと弾く様にする、と気持ちも好くなり前の方に在る襞の付き合わさった辺りにむず痒さを覚えた。　「其処触ってみて」と言ってしまう程触られたくなった其処はクリトリスとも陰核とも呼ばれる処だった。　今は「秘核」と言われるのが言い。　其処が堅く張った感じに芯が出来て先の方にＤの指が触れると電気が走る様になって震えてしまう。　優しい触り方で触ってくれると尖って堅く張りつめてきているのが判る程になった。　Ｈは後ろで覗き込んでいるのかお尻の孔の方に息が掛かる。　あたしはと云えば乳房に手を押し当てて隠す様に押さえ乍ら乳首の尖ってきているのを感じた。　割れ目の中で蠢くＤの指がヒダヒダや秘核にそっと触れながら擦られる様にされると何とも云えない擽ったさとは別の、心地佳さと切なさとが溢れてくる。　そんな感覚と恥ずかしさとが入り交じってくるアソコへの刺激を弟にされている。　Ｈがうんちの孔を突いているのも苦にならない。　「交代だよ」とＨが云ってＤを退かしたので「そうね交代に仲良くね」とＨの交代を認めてあげた。　「おマンコにハメるね」と云って下半身を脱いだＨが珍賃を持って割れ目に擦り付けてきた。　へぇアソコを《おマンコ》というのか、割れ目にチンチン擦り付けるのを《ハメる》というのかと記憶した。　此が《パパとママのする事》であんな怖い声の素なのだろうか？　「ねえ、おマンコに嵌めるのとＨの家の変な声と関係在るの？」「うん、パパがママに嵌めてズッコンズッコンするとママがアア好い、オーオーとか言って色んな声で叫ぶよ」「へぇ」「其れでね犬みたいにお尻上げてチンチン入れたりするけど僕はうんちの処に嵌めるのは汚いから厭なんだ」そう言って腰を前後させあたしの腰を押し引きさせ、あたしの割れ目を切り裂く様にチンチン動かしながら擦り続ける。　Ｄが其れを覗き見ているのに気付いて恥ずかしい、だって《犬がさかる》って言うの見た事有るけれど人間がサカルのを想像したら恥ずかしいのに弟が友達とサカッて居るお姉さんの事を、オチンポを嵌められているおマンコを観ているのだもの。
汗で擦られている割れ目《其処が大陰唇というのも未だ知らなかった辺り》が擦れて痛くなってきたし、見られるよりさせてあげたいし、Ｄの方が強くしないと思うから「交代、交代　Ｄに嵌めさせてやってよ」と交代を促した。　Ｄもズボンとパンツを下ろしてチンチンを尖らせて押し付けてきたが巧く割れ目の中に嵌められずにいるので腰を突き出す様にしながら迎えて容れてあげる。　仕草が優しいからかＨとは違って秘核も小陰唇も気持ちよく擦られている。　小淫唇、あのヒラヒラを優しく擦られると気持ち佳いし、尖った陰核をチンポの皮膚が通る時には腰を思わず退いてしまう程。　その後大分経つまで知らなかった膣のヒク付きもあの時に既に知ったのだ。　膣の入口がムズムズ蠢き、あたかもお尻の孔の様にヒクヒクしてヌルつきはしないが湿り気を帯びる事も。　Ｈがそんなおマンコをまた後ろから眺めている。「ヒクヒクしているよ、気持ち良いのに声出さないの？」「声なんか出ないよ」「子供は出さないのか、毛も生えてないしオッパイ触っても膨らんでないものね」と云われ癪に障った所為もあり「終わり、もう帰らないと叱られるから」
とその日でＨとは２度とすることはなかった。

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