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1:天使の物語・・・・・2
投稿者:
少女好き
その年、初めて降った雪の夜。
今夜、家に居るのは俺と友美だけだ・・・・ 友美は学校から帰ってくるとすぐに部屋にこもってしまった。ここ数日、同じ事を繰り返しているようだ。 友美が部屋で何をしているかは、おおよその見当はつくが考えたくも無かった。 あと三日後に迫ったイブの日が近づくにつれて、自分の中で膨らんでいく暗く激しい感情に飲み込まれそうになる。俺は、そんな自分を慰めるように あの日、知ってしまった誰にも言えない行為を繰り返していた。 時計の針が8時を回った頃、待ちきれなくなった俺は友美の部屋のドアを開けた。 「そろそろ、夕飯食おうぜ」 そう、呼びかける俺の声が聞こえないくらい、友美は制服姿のままベットに腰掛けて何かに夢中になっている。 「すぐに行くから・・・」 そう言った手元には、あの編みかけのマフラーがあった。一瞬、胸の奥に鈍い痛みが走る。 「ぜんぜん、出来てないじゃないか」 俺は、隠し切れない動揺をごまかす様に、精一杯の明るい表情をして、友美に声をかけた。 「別に、もう関係ないよ・・・・」 静かに、突き放すようにそう言った友美の表情には暗い陰りがあった。 「何か、遭ったのか・・・・?」 優しい兄を装い、期待に胸を躍らせながらマフラーの主となるべき男との間に起こった出来事を探ると、やっと聞こえるような声で友美が答えた。 「何でもない、何でもないよ・・・」 とても、悲しそうな顔をしていた。 その表情に胸を締めつけられた俺は、小さかった頃、泣いている友美を慰めた時のように優しく言った。 「だったら、そんな顔するな。可愛い顔が台無しになるぞ・・・」 友美は、痛々しいほど無理をして笑顔をつくると、そのまま俯いてしまい、顔を上げようとしなかった。 「お兄ちゃん・・・・・」 ひどく思いつめた様子で懸命に何かを伝えようとしている友美は、決心したように重い口をようやく開いた。 「お兄ちゃん・・・この間、わたしの部屋で何してたの・・・?」 一瞬、鉄の杭を心臓に打ち込まれたような衝撃が走った。思考が停止し、 身動きひとつ出来なくなっている。狼狽する俺の隣で声を震わせながら友美 が言葉を続けた。 「ダメだよっ、お兄ちゃん・・・・」 「あんなこと、しちゃ・・・・・ダメだよぉ・・・・・」 妹は泣いていた。 その表情に言い逃れしようなどという考えは、全て打ち砕かれた。 『ゴメン、友美・・・本当にゴメンなっ・・・』 心からの言葉を伝えようと友美に近づいた時、激しい拒絶の声がした。 「イヤッ、来ないでッ・・・・大嫌いッ」 嫌悪、侮蔑、怒り、悲しみ、様々な感情がその瞳には宿っていた。すでに 兄を見る妹の眼差しではなかった。 「そんなこと、言うなよぉッ」 俺は、哀願するように言うと、友美の腕をつかみ背中側から強く抱きしめた。 「放してッ、触らないでッ」 身を捩って抵抗する友美。拒まれれば拒まれるほど、今、腕の中にある温もりが離れてしまわないように、友美が何処か遠くに行ってしまわないように 両腕に力を込めた。 激しく、もみ合ううちにバランスをくずして床に倒れこんでしまうと、俺から逃れようとして友美が両脚をバタつかせた。捲れあがってしまったチェックのプリーツスカートからチラつく白いパンティとむき出しになった太股。紺色のハイソックスが健康的な肌の色を際立たせている・・・・・ もう、止まらなかった。 俺は、そのまま、覆いかぶさると太股に手を回し、スカートの奥を探った。 友美は、一瞬、何が起こっているか理解できないでいるようだったが、すぐに、身の危険を感じ取ると脚を閉じて両手で俺の身体を払い退けようとした。 「すぐに、終わるからッ、少しだけ我慢してくれればいいからッ」 そう言って、腰の辺りに馬乗りになってから両脚の動きを封じると、力に任せてブラウスを左右に引き開いた。糸が引きちぎれる音と共に、あらわになる白いブラに包まれた友美の胸の膨らみ。 邪魔になったエンジのリボンをむしり取ってから、エンブレムの刺繍されたネイビーのブレザーの両襟をブラウスごと掴むと、肩から肘の辺りまで引き摺り下ろして友美の上半身を裸にした。 「やめて、お兄ちゃん・・・・お願いだから、もうやめてェ・・・・」 小さく声を震わせながら俺の顔を見る瞳からは涙があふれている。その表情は、声をあげて泣き出したいのを懸命に堪えているようにも見えた。 それから、俺は次の行為。自分が一番、欲している行為をするために、まず、最初に上半身の服を全て脱ぎ捨てた。 そのスキに俺の下からすり抜けた友美が、床を這うようにして逃げていった。 かまわずに、残りの衣服を脱ぎ捨てて全裸になると、部屋の片隅で脅えた仔犬のように震えている友美に近づいた。 乱れた制服を両手で押さえ、胸を隠している友美の姿に、男としての原始的な本能が声をあげている。今、目の前にいる妹は、猛り狂った性欲のはけ口でしか無かった。 逃げ場もなく追い詰められた、友美の足首を掴んで引き釣り寄せると、捲くれ揚がったスカートの中にあるパンティに手をかけた。 「嫌っ・・・・イヤァァァァァァァッーーーーーーーーーーーーーーッ」 耐えられなくなった友美が、悲鳴を上げた瞬間。俺の拳が友美の顔に跳んだ。 一瞬、何が起こったのか分からなかった。喧嘩の仕方も知らない自分が、拳で妹の顔を殴るなど信じられなかった。 大きく目を見開いたまま、呆然としている友美の表情に、呼び起こされた人としての心が暴力的な性衝動を引き止めた。 「乱暴しないから、兄ちゃんの言うこと聞いてくれよっ・・・・・」 すでに、抵抗することも出来なくなっている友美をベットに寝かせると ブレザーをブラウスごと肩まで、はだけさせてからスカートを脱がした。 なぜ肩で痩せた印象のある友美の身体は思っていたよりもずっと女らしく ブラとパンティを着けていることで、胸の形の良さとウエストから腰を通って太股に抜ける綺麗な曲線が強調されている。 ずっと焦がれてきた友美の身体。この姿を思い浮かべて何度、自分で自分を慰めてきたことか。それが今、自分の手の内にある喜び。白いブラのフロントホックを乱暴に外すと、俺は我を忘れて張りのある乳房にむしゃぶりついた。静まり返った部屋の中には、荒い息ずかいと滑らかな肌を吸う音だけが響いている。異常なほど高ぶった興奮を爆発させるように口いっぱいに吸い込んでから、強く歯を立てると友美が身を硬くして小さな悲鳴をあげた。 「イタッ・・・・」 その声に我に返った俺は乳房から口を離すと、この手で陵辱している妹の身体を見た。唾液に塗れた胸の膨らみに付いた紅い痕。それが、俺のモノになっていくことを証明する証に見えた。 それから、密着して脱がしづらいパンティを指先に引っ掛けて肌から離すと両手でゆっくりと引き下ろした。お尻とシーツの間に引っ掛かったが、力を込めて引くとスルリッという感じで滑り落ちて膝の辺りで小さく丸まった。そこからは何の抵抗もなく足首まで降りたが、俺は片方の足首だけを抜くとわざとそのままにした。 耳まで赤くして恥ずかしさに身をふるわせる友美の姿が狂おしいくらいに愛しくなった俺は、耳から首筋。背中から腋にかけて、ゆっくりと舌を這わせた。そして、地肌の透ける漆黒の茂みに鼻先を埋めると、友美の最も恥ずかしい部分を舌先で上下になぞった。
2003/11/28 22:01:07(SDdqzg5Z)
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