まず、私の家族構成から話した方が良いでしょう。現在、私は21歳で、姉(恭子---25才)
と父（和雄---45才)の三人家族で、東京近郊のアパートに住んでいます。けっして裕福で
はありませんが、それなりに幸せな家族であると思っています。今から10年ほど前、小学
校の教師であった母は、病気で亡くなりました。それ以来、父は、男手一つで、私たち姉
妹を育ててくれました。タクシーの運転手という職業で、それなりの苦労があったでしょ
うが、私たちの前では、疲れた素振りは一切見せたことがなく、とても頼もしく、尊敬で
きる父でした。そんな父を私たちはもちろん大好きでしたし、父の誕生日には、父に気に
入られるようにと、ふたりで競って高いプレゼントを買っていました。母がなくなってか
ら、ますます家計は苦しかったようですが、家族の絆はより深まってきていて、貧しいな
がら楽しく幸せな毎日を送っていました。姉は、元来、勉強がよく出来て、高校卒業後、
某国立大学に入学しました。4歳年下で中学3年生であった私にとって、才色兼備の姉が、
憧れでもあり、嫉妬の対象でもありました。ただ、地味な性格の姉は、私から見ると大変
な美人でしたが、男性からはお高くとまっているように見えたのでしょうか、それまで男
性経験はなかったようです。ただ、私たちの理想の男性像というと、どうしても父の姿が
浮かんでしまい、姉にしてもそれが異性に対してのコンプレックスになっていたのかもし
れません。姉が大学に入学して数ヶ月が経ったときのことでした。ふと真夜中に目を覚ま
すと、隣に寝ているはずの姉の姿がありません。（姉と私は、幼い時からずっと同じ部屋
に寝ていました。）トイレにでも行ったのかと思い、気にもしなかったのですが、30分以
上過ぎても姉が戻ってきません。私は、ちょっと心配になりましたが、それから少しし
て、姉は静かに部屋に戻ってきて、何事もなかったように布団に入りました。そのときは
私も、深く考えもせず、すぐ寝てしまいました。それから数日後、私が、学校や高校受験
のことで眠れないでいると、また姉が静かに部屋を出て行くのでした。「トイレかな」と
思っていましたが、やはりなかなか部屋に戻ってきません。おかしいと思い、私は姉を捜
しに部屋を出ました。捜すといっても、リビングとキッチン、そして父の寝室があるだけ
です。どこも真っ暗で、トイレにもバスルームにも姉の姿は見えません。まさか、こんな
夜中に外出でもしたのかと思いましたが、姉の靴はすべてありました。不思議に思いなが
らも、自分の寝室に戻ろうとしたとき、父の寝室から声が聞こえます。まさか、姉がこん
な時簡に父の寝室にいるはずはないと思いましたが、消息不明の姉のことが心配で、父の
寝室をそっとのぞいて見ました。そのときの衝撃は、5年以上たった今でも忘れられませ
ん。そのとき、まだ思春期であった私には、あまりにもショッキングなシーンが目の前に
繰り広げられていました。暗い部屋の中、下半身むき出しの父の股間に、姉が顔をうずめ
ていました。そして、姉は、頭をしきりに上下に動かしていました。姉の頭が上下に動く
たびに父は、ため息ともうめき声ともつかぬ声を漏らしていました。フェラチオなんて言
葉は、当時、中学生であった私は知りませんし、女性が、男性にそんな行為をするという
人間の習性もまったく知りませんでした。ショックを受けながらも目を凝らしてよく見る
と、姉は全裸でした。頭の動きとともに、美しいお尻がなまめかしく揺れていました。そ
して、私の目の前には、濡れて光る姉の大事な部分が迫っていました。幼いころから秀才
と言われ、男性も寄り付かせなかった姉が、父の物を口にして、腰をくねらしている姿
は、当時、男性経験どころかほとんど異性と話すらしたことがなかった私にとって、悪夢
のようでもあり、また神聖な行為でもあるように感じました。よく見ると、父はうめき声
をもらしながら、右手を姉のふくよかな胸に伸ばしていきました。父の右手が姉の胸を鷲
づかみにすると、姉も顔をさらにいっそう激しく上下に動かしていき、姉自身も声を漏ら
し始めました。そして、次の言葉に私は、さらに衝撃を受けました。「お父さん、私、我
慢できない・・・」　その言葉の意味は、15歳の私にもなんとなく理解できました。（お
姉さんは、お父さんと結ばれたいんだ・・・）ショックデした。尊敬する父と憧れの姉が
こんな関係を持っていたなんて・・・。しかし、次の父の言葉が、私を絶望の淵から救い
ました。19歳の姉の情熱に、父は応えなかったのです。「恭子・・・やっぱりそれはまず
い・・・それはやめておこう・・・」　父は、静かにそう言うと、股間から姉の顔を引き
離して、その濡れた唇にやさしくキスをしました。「恭子ちゃんと私は父娘なんだから、
そこまではだめだよ・・・」　姉の目は涙で濡れていました。「お父さん、わかったわ。
じゃあ、せめて最後までさせて。」　そう言うと姉は、再び父の股間に顔を深く埋めて、
上下運動を始めました。しばらくして、「うっ・・・」と言う声とともに、父はほとばし
りました。次の姉の行為に、私はさらなる衝撃を受けていました。姉は、ごくりと父のほ
とばしりを飲み込んでいたのです。わたしは、そっと寝室に戻り、布団に入りました。そ
の夜、一睡も出来なかったのは言うまでもありません。次の朝、何事もなかったように、
威厳に満ちた父と美しく理知的な姉が、朝食のテーブルに座っていました。父と姉がいつ
から、そしてなぜ、そのような関係を持ったのかが分かったのは、その2年後のことでし
た。その経緯を知って、またしても私を衝撃が襲いました。その話は、また機会がありま
したら、書いてみたいと思います。

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