1-1母との食事
母は帰宅するなり服を脱ぎ夕食の支度を始めます。

支度が終わると首輪チェーンを付け1ｍほどのリードを繋げ片端はテーブルの脚に留め犬が伏せる姿勢で用意してあった本を読みながら私の帰宅を待ちます。

程なく私が帰宅するとテーブル脚に繋いだリードを外し胸に垂らし今日の出来事など話しながら素早く用意します。
食卓には一人分しか用意されていません、
母の食器はテーブル脇の床にあります
私のは主菜その他各皿に用意されてますが母の食器はワンプレート、料理は同じですが汁は浅いお皿に、サラダやお菜は細かく分けられ白米も親指大に数個盛られたワンプレートです、
二枚のお皿を前にお座りし膝を開き手は腿に添えて待ちます。
今に感謝し食事を頂きますが母は床に犬が伏せたような姿勢で箸も使わず
お皿に口を寄せ犬食です。
食事しながらも時に会話が弾み食事を中断したり笑ったりとごく普通の親子の食事風景です。

私たち親子には。