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1:期限付き【にょたいか】近親姦編
投稿者:
紅い瞳
★ 予兆と発現
ひかるは現在、14歳中二、両親と2つ年上の姉の4人家族。多感な時期の彼は、例にもれず様々なことに心を揺らす【普通の】 男子であった。異性に興味を持ち始めるも気が強い母や姉をみて育ち、≪オンナ≫の本性を垣間見て、女性に対するあこがれと 畏怖を同時に感じるひかるであった。 しかも彼は、身体的コンプレックスも持っていて、その中でも身長が低いことを気にしていた。それが女子に対するアプローチを にぶらせていた。 男子からもからかわれているが同級生の女子からもからかわれることも多かった。悪意が感じられる男子の揶揄より、女子のソ レは、マスコット的な意味合いの強い揶揄ではあったが...。 女子A:「ひかる君って、ほんとカワイイ~ね。弟みたい!女子の制服、うちらより似合いそう(笑)」…ってな感じで。 当のひかるは (あんまり、バカにしないでほしいな。僕ももう少ししたら男らしくなると思っているのに) そういつも思っていた。 男子はかっこよく、男らしく!女子はかわいく、女らしく!~ひかるの理想は多感な時期にふさわしい漠然としたものだった。 ある日の下校時、考え事をしながら帰宅中、気付くと一歩間違えた路地を少々、歩いていた。遠くに見慣れた路地の角が見えた。慌てたひかるは、きた道を戻り始めた。その途中、ひなびたといえば聞こえがいいが、汚い見慣れぬ小さな祠を見つけた。 その中央に鎮座すべきお稲荷さんは、悲しくも横に倒れているではないか。 仏心(笑)で、お稲荷さんを祠の中央に戻すと、手を合わせ、拝んでいた。 (しっかりしなよ、お稲荷さん!感謝したんだったら、僕の願い聞いてくださいね) あまり期待はしてないお祈りだった。まさに≪ダメモト≫の心境であった。がそれが彼の運命を変えることになろうとは。 その夜、ひかるは変な夢をみる。あまりのコテコテの展開に彼は最後まで、それが夢であることを確信していた。 夢に出てきたお稲荷さんはオーソドックスなお礼を彼にいい、感謝の意から、彼の願いをかなえることを告げる。 (またまたまた...これは僕がみている都合のいい夢だよね~)そう冷静に考えてひかるはお稲荷さんに言った。 「神様だったら、ボクの願い、知っているはずですよね!?」…この都合よき神のボロを露呈させてみたくなったひかる。 お稲荷:「私は神様の使いで神ではありません。ただあなたの【かっこよく、男らしい男子になりたい!】という願いは 存じ上げてます。この願いならば、私がかなえることはできますよ」 ひかる:(本当に夢って都合よく見るんだなぁ。願いも当たっているし。でも夢だから、このまま願い叶えちゃうってのも つまらないなぁ~...そうだ!)...と、おちゃめ心で、 ひかる:「神様の代理さま、実は僕は、母や姉、同級生の女子がうらやむくらい、かわいくてスタイルがいい、イケてる女子に なりたいんです。お願いしますぅ」...心の中で舌を出しつつそういう彼だった。 お稲荷:「願いは叶えます。ただし八百万の神々が本来お決めになった人生を長期で変えることは神様であっても許されていま せん。ただし期限付きなら、私でも叶えられるので、あなたの願い叶えましょう!」 と、そそくさに消えていった神の使いでした。...(マジで、うさんくさい神の代理だったなぁ) 翌日の朝、夢見も悪く、定刻通り、ひかるは目覚ましの音で目が覚めた。 (あぁ、もう朝だ。まだ眠い!でも着替えなきゃ!!) 何気なく、洗面所に向かおうとした矢先の出来事。 ひかる:「?イタッ!いたた?!!」ベッドから起き上がりざまに、手のひらで髪の毛を誤って挟み付けながら抑え込んでいた。 ひかるは何が起きたのか理解できていなかった。 そうして、自分の髪の毛の異様な長さを認識した≪彼≫は、急ぎ足で鏡の前に立った。 ひかる:(君は誰?) ひかる:「君は誰なんだ?」 鏡に向かってそう問いかけると、鏡の向こうの≪彼女≫は、≪彼≫の言葉と同じしぐさをしたのであった。 ひかる:「エッ、これ、ボク?女の子はボク!? 昨日、きたままのパジャマから、バストのわれめがみえ、その間に変な汗が流れていたヒカルだった。 ~カミングアウトと身元保障の章へつづく
2022/06/26 19:51:18(dsHvrQw2)
投稿者:
紅い瞳
★ 身体変化とカミングアウト(1)
鏡の前で、唖然とするひかるだった。 顔の輪郭は、一回り小顔となり、額はやや広くなり、卵っぽい感じに。眉はやや薄く、唇も思いのほか細目になっていた。 無意識のうちに自分の顔のいたるところにひかるは触れていった。 (やっぱりボクだ!僕なんだ!!) ...改めてひかるは突き付けられた現実に愕然となった。 (身体の方は...どうなった?!) 鏡に映る姿をおそるおそる覗くひかるであった。 胸元の中心にわずかながら境界線ができていることには早くに気付いていたからだ。 男物のパジャマのボタンをゆっくり外していく。その指が女子そのものの細くしなやかな指に代わっていることに≪彼≫は気付いていなかった。
22/06/28 05:51
(hL2WMFfd)
投稿者:
紅い瞳
★ 身体変化とカミングアウト(2)
男物のシャツに不釣り合いな胸の隆起が目でみてとれた。そんなに大きな膨らみではなかったのだが、胸のラインを目で追いながら 自分が女性化したことを改めて実感した瞬間であった。無意識に両手で胸を抑えた。 (いたい。なんでこんなに...) いきなり、女性化したひかるにとって、そんな感覚は初めてだったし、女性の胸は男性だった時に比べ、胸全体が性感帯になっているという 認識がひかる自身には無く、そんな知識も持ち合わせていなかった。 ひかる:(少し触れただけでも敏感に感じてしまう。オッパイの先もなんだか≪突っ張った感≫があるんだけど...) すでに女性化しているのを確信しつつ、自らの身体でも≪女子の裸体≫を観たいと思うのは やっぱり≪元男子の性≫というべきか。 シャツを脱ぐと、ひかるの上半身があらわとなった。 肩幅が小さく、細い線をかたどっている。首筋から肩にかけて華奢な感じが女子を強調してるかのように見えた。 男子だった頃に比べ、乳輪がひとまわり大きさを増し、色もピンクというより、白っぽい感じで両胸に鎮座していた。 思わず息をのむひかる。 (下半身はどうなっているんだろう?)...自分の下半身を確認するだけなのに、ひかるは緊張するのであった。 ひかるはパジャマのズボンとトランクスの裾を両手でつかむと一気に足首まで下げたのだった。 緊張感と興奮のさなかにあって、以前のような勃起感はそれまでも感じられなかった。 鏡に映るひかるの下半身は、同世代の女子中学生のソレと何ら変わりはなかった。 ただ、ひかるにとって、その光景は刺激的なモノに他ならなかった。 男性器の位置に女性器があるものとひかるは思い違いをしていた。男性器は正面に見えやすい位置にあることは周知のことだが 女性器の位置は個人差があり、アナルを中心に前後に位置しているということを、中学男子の性知識では理解できていないのも 当然であった。 ただ感覚的に≪この辺りだろう≫ということは理解できていた。手探りでデリケートゾーンに沿っていく。 すると、電流が走ったような感じのところがあり、それ以上、行為を進めるのが怖い感覚にとらわれた。...そこで一息入れていると ひかるの母:「ひかる、起きなさい!学校、遅れるよぉ」 母の声をきき、ビックリし戸惑うひかる。しかしこの状態で学校には行けるはずもないと考えた。 ひかる:「どうも、熱っぽいから風邪かも!?今日、休んでいい?」 ひかるの声が変に聞こえた母は、 ひかるの母:「声も変わったように聞こえるよ、今日は休んで、落ち着いたら病院へ行きなさいね」 「学校にはお母さんが連絡しとくから!」...そういってパートへ出かけたのだった。 ひかるの部屋のドアから母が去った後、思わず安堵のため息が漏れるひかる。ひかるのモノからも≪透明な液≫も同時に零れ落ちた。
22/06/28 17:09
(SeaJQA6z)
投稿者:
紅い瞳
★ 身体変化とカミングアウト(3)
ひかるは、真剣に悩む。どうしてこうなったか?今後、どうすればいいか? どうしてこうなったのか?...改めて考えてみると、よくよく思い当たることは一つだけだった。 が、それが理由だという確証や証明を家族や第三者に納得してもらうにはあまりにも非現実だと思えたからだ。 でも、最低、家族には理解してもらいたいし、≪自分が自分である。≫ということをまずはわかってもらうことが先決という結論に達した。 母:彩(あや)は、現在40歳。近くの食品店でパート勤め。一定した夫の収入でも、食費、教育費の高騰で、家計的にかなり心配なことに 加え、多感な時期を迎える子供たちの家庭での接し方にかなりストレスを抱えていたのだった。 そんな心情を理解してもらえず、結局は、家族に当たり散らすことも多く、家族間では彩は口やかましい存在となっていた。 そんな母であったが、今の≪ひかる≫にとって、彼女は唯一、頼りになる人物であると息子は認識したのだった。 (やっぱり、一人じゃ無理!...お母さんに相談しなきゃ!!) 母の帰宅は夕方17時近く。ひかるは母の帰りを一日千秋の思いで待つのだった。 悩みにとらわれ、数時間。ひかるは、突然動揺する。 少し考えがまとまり、落ち着きを戻しつつあった頃、尿意を覚えたのだった。 女子が座って用を足すことは、知識として理解していたが、なにせ長時間、悩んでいたせいもあり、尿意を覚えてからの 切迫度は、男子の比ではなかった。 慌ててトイレに駆け込み、トランクスをおろしたとたんに、ソレは勢いよく排出されていった。 安堵感とともに尿意は収まったが、改めて女子の性器が自分の理解する位置とはかなり違っていることに動揺を感じたのだった。 【女子】になりたてのひかるに、女性の陰部の知識は皆無に近いものだったからだ。 陰部を中心に、自らの部分と便器を汚し、ひかるは思う。 (今度から、オシッコしたくなったら早めにトイレに行かなきゃ!)...っと。 玄関近く、母の帰宅のベルが鳴って緊張するひかるだった。 ~つづく
22/07/04 12:24
(KB4w0HOy)
投稿者:
紅い瞳
★ カミングアウト!
ひかるの母:知佳がその日、いつものように16時過ぎの帰宅だった。 「ただいまぁ~」...疲れもあってか、だるい声が玄関に響く。部屋にいるひかるは、緊張をかくせない様子でたたずんでいた。 母の足音がひかるの部屋の前でとまった。 「ひかる~、具合はどう?病院いった?」...知佳の問いにひかるの返答はなかった。 「入るわよ」...そう言い、ゆっくりドアを開け、知佳はひかるの部屋に入っていった。 (えっ、誰?ひかるはドコ?) 見知らぬ女の子が息子の部屋にいることで、かなり動揺した知佳であった。 「あなた、誰?誰なの??...ひかるの部屋で何してんの?...ひかるはドコ?」 知佳の複雑な表情を目の当たりにし、半ば憤りのこもる母の態度を受けながらも、ひかるはクチを開いた。 「お母さん! 僕はひかるだよ。ひかるなんだ!」...知佳に懸命にうったえるひかるだった。 「朝起きたら、女の子になっていたんだ!」 (この娘は何、何言ってんの?...明らかに嘘言ってるし...何かやましいことでもあるのかしら?) でも明らかな嘘だと確信した知佳は、なるべく早く【彼女の嘘】の虚偽を露呈させ、彼女の目的意図と息子の行方を確認すべきだと考えたの だった。少し怒った口調で…。 「嘘、嘘おっしゃい!ひかるなら、昔からそんな嘘は突いたりしないわ!!どうしてそんな嘘つくの?」 母の言葉に、ひるむひかる。彼自身、母がそう思うのも無理はないと思った…。 (でも、どうしよう?どうしたらボクだと信じてもらえる?)...母の問いかけが頭の中を駆けていく。 (僕が、ボク?昔から...嘘は...嘘をつく?...昔!?...) 母:知佳の問いかけから、ひかるはとっさにあるひらめきが生まれたのだった。 息子ひかる:「お母さん!んじゃお母さんと僕が昔あった出来事を話してみて!」 「お母さんとボクしか知らないことを僕が知っていたら、僕がひかるだとわかってくれるよね」 「お母さんが質問して、僕が答えていく...って感じで!」 知佳は、その提案に乗ろうと思った。自分から虚偽を露呈させるには都合がいいと考えたからだった。 知佳の質問が始まり、質問が進むにつれ、母知佳の顔色は、急速に変わっていく。明らかな動揺もあってか、呼吸も次第に荒くなっていった。 10問目が過ぎたあたりで、ひかるを抱きしめる知佳の姿があった。なぜか涙ぐんでいる。 母知佳:「...ひかる、ごめんね!...ひかるなのね!!。お母さん、悪かったわ。...でも、どうして?」 確かに彼女の質問に、的確に答え、そればかりか、母自身のあいまいな記憶を的確に修正させられるところもあって、彼女は【彼女】を ひかる本人だと認識したのだった。 その後、2人は話し合い、結局今後のことは家族全員で話し合うこととなった。 その日の夜、帰宅した父:誠、姉:理沙を交えた家族会議は食事時間もままならぬほど長時間を究めた。結論から言うと まずは、学校に連絡後、健康状態の確認、本人だという科学的医学的根拠に基づく確証、その後の身分保障保証の確立という 当面の目標が定められたのだった。最終的に元の男子に戻れる期待をその時少し抱けたひかるであった。安堵のため息が漏れた。 家族の想いはマチマチであったが、ひかるや母と姉以外、ひかるの父親たる誠の視線のなかに邪な気持ちが見え隠れしていることに その時の家族は気付きもしなかった。ひかる自身、意識もしてなかった状況であった。
22/07/06 09:22
(ta3JiiEE)
投稿者:
紅い瞳
*注意、訂正
読者の方にお詫びします。ひかるの母親の名前【彩】から今後は【知佳】で統一させていただきます。物語を進めていくうえで 誤ってしまったことをここでお詫び申し上げます。ちょっと近親相姦の場面はいまだかけておりませんが、しっかりとプロローグにおいて 背景設定を充実化を図っている段階なので、今はご辛抱くださいませ。私は女性と男性の性の意識の違いを主張しながら、禁忌のエロスに 挑んでいく所存です。駄作かもしれませんが、読んでいただけたら、幸いです。このサイトを楽しいものにしたいです。 作者:紅い瞳(ちなみにアニメ、クラピカの特徴より)
22/07/06 09:36
(ta3JiiEE)
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