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§プロローグ
マリコは職場から家に帰ると、すぐにシャワーを浴び、タンクトップとデニムのホットパンツに着替えた。その日は6月のむし暑い一日だったから、少しでも早く汗ばんだからだを洗い流したかったのだが、 それだけが急いでシャワーを浴びる理由ではなかった。その日は両親が離れた街に住む祖母の家に出かけていて、翌朝まで帰らぬ予定だった。 高校生の弟の翔太は両親の留守をよいことに、三人の友達を家に連れてきて、宅飲みをすると言っていたのだ。その中に太一という小学校以来の弟の幼馴染がいた。 太一は弟が以前は所属していた少年野球チームのエースで、しかもイケメンだった。高校に入ってマリコよりかなり背も高くなった太一は、翔太の友人の中で一番のマリコのお気に入りだった。 マリコは何か危険な夜になると薄々感じていた。 §1小学時代 やんちゃ坊主の翔太が性的ないたずらをマリコにやり出したのは小4の時だった。マリコの部屋の衣類の引き出しに小さくたたんで入れてあった下着が荒されたことがあった。ひとつひとつ下着を広げて見たのに違いなかった。 それにはマリコの知らない、こんなエピソードが隠されていた。 翔太は学校の帰り道、仲良し友達の太一と歩いていた。 「なあ翔太、今日おまえの家に遊びに行っていい?」 太一が翔太に聞いた。 「いいぜ。」 「じゃ、家からゲーム持っていくから、一緒にやろうぜ。」 「ああ、待ってるよ。」 「じゃあな!」 1時間ほどして太一がゲームソフトを持ってやってきた。しばらくゲームをして遊んでいた二人だったが、 それに飽きてくると太一が言った。 「なあ、何かほかに面白いことないかなあ。」 「うん。何しようか?」 「そうだ、マリ姉まだ居ないだろう?」 「ああ、まだ帰ってないけど。」 太一は急に悪そうな顔つきになって言った。 「部屋に入ってマリ姉の下着見ようぜ。」 「え、えっ!そんな事してバレたらどうすんだよ。姉ちゃん怒ると怖いの知ってるだろ!」 「バレやしないよ。お前も見たいだろ。女のパンツ。」 太一は翔太の返事も待たずマリコの部屋に向かい、その後に翔太も続いた。 マリコの部屋に入ると女の子特有の良い香りがしていた。 「何か、いい匂いがすんなぁ。」 姉妹のいない太一が鼻で大きく息を吸い込みながら言った。化粧品や香水に交じって、大人の女になり始めたマリコのからだが放つフェロモンが、二人の少年を興奮させていた。 太一がタンスの引き出しを開け始めた。すぐにショーツの引き出しを見つけた。 小さく区分けした引き出しの中に、ショーツがひとつひとつ丁寧に畳んで入れてあった。 太一がピンクの一つを取り出して広げた。 「これ、いいねえ。」 翔太は別のを取り出した。ボールを抱えた子熊がたくさんプリントしてあった。 「くまのプーさんがたくさんいるぞ。」 「これは何だ。・・ただの水玉かよ。」 「おい、これ見ろよ。真ん中が割れているぜ。」 紫の薄い生地のショーツは股間の中央が割れていた。 「イヤラシイなあ、マリ姉は。」 「何だって姉ちゃん、こんなパンツ持ってるんだろ。」 それはパンティーのガチャポンが繁華街あって、マリコが友達と試しにやったら出て来た物だった。翔太が止める間もなく 太一がそれを頭に被ってしまった。 マリコの部屋と弟の部屋はベランダ伝いに行き来ができるのだが、ある時、マリコが着替えをしていると、弟がベランダから覗き見していたことがあった。また、ある夜に弟が眠ったものと思って、 部屋を暗くしてマリコはオナニーをしていたことがあったが、ふと見ると、弟がカーテンの隙間からマリコの姿を覗き見していたのだった。 弟を見つけた瞬間はマリコもびっくりしたのだが、その日以来、弟が見やすいようにわざと少しカーテンを開けてオナニーするようになった。 ある日の学校の帰り道だった。いつものように翔太と太一は並んで帰っていた。 「面白いもの見せてやっから11時ごろまで俺の家に居てみないか。」 「面白いものて何だよ。」 「それは来てのお楽しみだよ。ヘヘ。ま、ちょっとだけ言うと、姉ちゃんのことだ。」 「わかった、マリ姉がオナてるんだろ。」 「ナ、何でわかるんだよ。」 「分かるさ、分かるにきまってるだろ。行く、行く。」 「今晩ヤルかどうかは来てみないと分かんないけどな、だが、どうも毎日してるみたいだ。」 翔太と太一は小1以来の親友だったから、太一の親はたまになら夜遅くまで翔太の家にいることを太一に許可していた。 夜9時に翔太の家に来た太一は、マリコに気づかれぬように家に上がると、話し声が隣の部屋のマリコに聞こえないように注意し、翔太と共にマンガを読みながらチャンスが来るのを待った。 時々翔太がベランダに出てマリコの部屋の灯りが暗くなったか確かめた。 「おい、暗くなったぞ。」 「よっしゃ。」 二人はベランダ伝いにマリコの部屋の前に行き、カーテンの隙間から中を覗いた。 太一が翔太の脇腹をつっついて囁いた。 「ヤッテる、ヤッテる。」 マリコはいつものように始めると弟が覗いている気配を感じたが、その時は弟の後ろに太一がいる事に気付いていなかった。 ブラウス一枚でショーツの上から股間を触り、一つずつボタンを外していくとショーツとお揃いの黒いブラが見えてきた。 「柁ッ…んっ…柁ッんんっ…」 マリコは我慢している吐息が漏れてしまっていた。 翔太と太一はマリコの姿を見つめながら、生唾をゴクリと飲み込んだ。 「おい、黒だ!」 「ほんとだ。エッロッ」 「マリ姉、エロッ!感じてるぜ。」 二人は交互に小声で囁いた。 「やべェ。立ってきた。」 太一がつぶやいた。 マリコはベランダで覗いているのが二人だと言う事にようやく気付き、はだけたブラウスを慌てて腕で押さえた。 (翔太のヤツ…太一なんか呼んで、腹立つわね‥‥それならいいわ…) 二人に気付いていない振りをして、マリコはまたオナニーを始めた。 「んっ…んんっ…ぁっ…んっぁっ…」 ベッドに座りながら片方の胸を鷲掴みにすると、ブラからはみ出した胸が露出しショーツの中に手を入れた。 (見て…イヤラシイあたしの姿‥‥興奮する?‥‥) 「姉ちゃん、おっぱい丸見えだ。」 翔太がつぶやいた。 「すげえなあ、乳首立ってるぜ・・・マリ姉、パンツの中の手、イヤラシイ動きしてるぜ・・・」 太一がズボンの前のふくらみを手で押さえて囁いた。 翔太の股間も下から押し上げられて膨らんでいた。 「んっ…んっあぁっ…」 ショーツの中に入れた手の動きが激しくなり、強く掴んだ胸にマリコの指が食い込んだ。 「あっ…んっあぁっ…!」 2、3度ビクンっビクンっと痙攣してベッドの上で腰を浮かせてのけ反った。 太一が生唾を飲み込む音が翔太にも聞こえた。姉がオナニーで乱れる姿は何度か見ていたが、その夜のマリコは 激しく乱れていたし、友達の太一に見られていることでよけいに翔太は興奮していた。 「姉ちゃん、逝ったみたいだ。見つかるとまずいから部屋に戻ろうぜ。」 「エッ? う、うん。」 二人は翔太の部屋に戻ると互いの顔を見合わせた。二人とも赤く顔がほてっていて両目が充血していた。 「太一、おまえ、チンコ立ってるだろう。」 翔太が笑いながら言った。太一の股間の前はポッコリと膨らんでいた。 「おまえも立ってるぜ、翔太。自分の姉ちゃんにチンコ立てて、しょうがねえ奴だなあ。」 翔太はあわてて自分の股間を見た。太一の言う通り、自分も固く股間が膨らんでいたのだった。 5歳年下の弟は学校でスカートめくりが流行すると、早熟のマリコのからだをターゲットにするようになった。 最初は後ろを向いて立っているマリコのスカートをサッとめくって逃げて行くだけだった。 「キャッ!」 とマリコが悲鳴をあげると、嬉しそうに笑いながら自分の部屋に逃げ込んでいた。 「こらーっ!」 とマリコは怒った振りをしたが、本気で怒ってはいなかった。可愛くてひょうきん者の弟はマリコの自慢だった。同級生からも 「マリコちゃんの弟って、カワイイよね。大きくなったらお婿さんにするから、予約させてね。」 などと言われたりした。マリコが本気で怒ったり、両親に言いつけたりしなかったせいか、弟の行為はますますエスカレートした。スカートの中に頭を突っ込んできたり、 うつむけに寝転んで本を読んでいるマリコのスカートをめくり、下着のヒップに頭をグリグリとこすりつけて 「いいクッションですね。ポヨンポヨンして気持ちがいいですね。」 などとふざけたように言ったりした。平手でマリコが叩こうとすると、すばしっこく逃げる弟だった。 その当時から、家によく遊びに来ていた弟の友達が太一だった。スカートめくりも共同してすることがあり、弟がマリコを羽交い絞めして、太一がスカートをめくり、 ある時にはショーツが引きずり下ろされてしまったこともあった。やがて、他の友達が加わり、3~4人でマリコを襲うようになった。弟が仲間を家に連れてきたときは、 スカートは履かないなど、やんちゃな小学生たちを刺激しないように注意してはいたのだが、無駄だった。夏にタンクトップにデニムのホットパンツでいたマリコを見つけると、 少年ギャングたちは服の中に手を入れるわ、胸は揉むわ、タンクトップを脱がそうとするわ、ホットパンツは剥ぎ取るわ、ブラからおっぱいもはみ出て、大変な状況になったことがあった。 それでも、マリコは親に言いつけたり、本気で怒ったりしなかった。悲鳴をあげて家の中を逃げ廻りはするが、自分を襲いながら股間を膨らませている少年たちに若いオスを感じて、エッチなゲームを愉しんでいたのだった。 §中学時代 そういう弟も中学校になり、思春期に入ると恥ずかしさが出てきたのか、それまでのようなあけすけなエッチなイタズラをマリコにする事はなくなっていった。 それはしかし、性的な欲求がより強くなり、よりイヤラシイものに関心が出てきたためのようだった。小学生の時のようにマリコのお尻を触ったり、スカートめくりをすることは無くなったが、 時々弟は、横目でマリコのからだを舐めるように見ていることがあった。 ある時、マリコが夜の入浴時に脱いで洗濯カゴに入れたパンティーに、次の日の朝、おかしな痕跡を見つけたことがあった。何やら粘液がべっとりとパンティーに付けられていたのだ。 それが弟の精液だと気付くと最初は少しショックだったが、二度三度と同じことが重なると、マリコは弟が妙に可愛くなり、その粘液を指に付けて匂いを嗅いだり、舐めてみたりした。 すると自分でも分かるほどアソコがじわっと濡れてしまい、たまらずトイレに入ってオナニーをしたのだった。 高校を出たマリコが働くようになり、弟がまだ中学生の頃のことだった。マリコが同僚と酒を飲み、かなり酔って帰り、リビングのソファーで眠ってしまった事があった。 暑苦しくて着ている物を脱ぎ捨て、ブラウスに下着だけの姿だった。何か違和感を感じて目覚めると、弟がマリコのからだをイタズラしているのだった。ショーツの上からアソコの割れ目に沿って触り、 ブラウスのボタンは外されていてブラジャーを捲って乳房が露出した状態にされていた。弟は自分の肉棒をしごきながらマリコのからだにイタズラしていたのだった。酒の酔いでマリコは半分眠っている状態だった。 やがて弟が自分の部屋に戻ったのがわかった。夜中に起きてシャワーを浴びにバスルームに入ったマリコは、乳房の谷間に透明感のある粘液が付着して、同じものが太ももにも付いているのに気づいた。それは時間が経って変化した弟の精液だった。 翌日リビングで弟に会を合わせたマリコは、 「おはよう、翔太。昨日の夜、寝てるあたしにイタズラしてた?」 と聞くと、弟は焦った様子で答えられないでいるのを見て、マリコは思わず吹き出してしまい、それ以上弟を怒る気にはなれなかった。姉の寝姿に興奮して射精してしまう弟が可愛らしく思えるのだった。 §宴の時 マリコが弟たちの宅飲みのツマミにチーズやソーセージを皿に盛りつけ、弟の部屋に持って行くと 「お姉さんも一緒に飲みませんか?」 と太一が声を掛けてきた。マリコは二つ返事で承諾し、お気に入りの太一の隣に座った。 飲み進んで来ると、酒に弱いマリコは太一に寄りかかり、 「ポテチ。」 と言って太一に取らせると、 「食べさせて~」 と甘えた声でそれを食べさせたのだった。それからは太一に取らせてマリコの口に入れさせる事が続いた。そのうちに太一がポッキーを半分だけ口に咥えて、 「これ、食べる?」 と聞くと、マリコは顎を突き出しポッキーを食べながら太一にチュッとキスをしてしまった。そして、太一が口につまみを咥えてマリコの口に移すことが続いた。 スルメイカを口で渡そうとした時は、 「やだぁー、やらかくして。」 と酔ったマリコが言うと、太一は口の中でスルメを噛んで柔らかくした後、マリコの顎をクイと手で引き寄せ、舌でスルメをマリコの口に渡そうとした。マリコは舌を絡めてそれを受け取り、そのまま太一の舌に吸い付いたのだった。 それを見た弟は 「いいかげんで、やめろよ!」 と不愉快そうに言ったが、マリコの耳には聞こえない様子だった。酒も口移しで太一に飲ませてもらい、口から溢れて膝に酒がこぼれると、マリコはキャッキャと喜んだりしていた。 俺もしたいよ、と翔太以外の他の二人は言ったが 「ダメよ、太一だけなんだから。」 とマリコは拒否した。すると、太一はさらに大胆になって、マリコにキスしたり、耳を吸ったり 「ね、俺とエッチしようよ。俺のチンポを咥えてよ。」 と卑猥な言葉をマリコの耳元で囁いて、マリコのヒップに触ったりした。 「ダメよー。」 と最初は言っていたマリコだったが、次第にマリコもその気になっていくのが表情で分かった。 「あーもう無理。マリ姉の部屋に行こうぜ。」 太一はそう言うとマリコを抱き起し、強引に手を引いて隣のマリコの部屋に向かった。 ほかの仲間たちは口々に、「まじかよ」「おい、いいなあ」などと言った。 マリコの部屋に入ると太一はマリコを強く抱きしめキスをした。 強いフェロモン系の香水とルージュの香りがした。興奮した太一は一刻も早く乾きを癒したくて、マリコの口に乱暴に舌を侵入させた。 「んんっ…クチュっ…ヌチュっ…」 マリコは歳下の少年の乱暴で拙いキスを、舌を絡め動かし受け止めながら、ドキドキしていた。 太一は、接近してぼやけてしか見えないマリコの陶酔している表情を見つめ、口の中のヌルヌルとしたマリコの舌の動きに感じていた。やがて頭が官能でジンジンして、 固くなった太一の肉棒がマリコの下腹部に痛いほど強く当たり始めた。マリコは太一の舌を強く吸って、まるでフェラでもするように顔を前後に動かせた。 太一の興奮はさらに強くなった。太一はマリコの口から離れると苦しそうに言った。 「俺のをしゃぶってくれ!」 マリコが素直にしゃがむと、太一はズボンのベルトを緩めた。マリコがズボンを脱がせて床の脇に置いた。 マリコは前に膨らんでいるパンツの上から軽くキスをした。太一はそれでは物足りずパンツから肉棒を取り出すとマリコの口に突っ込み、マリコの頭を両手で掴んで腰を動かせた。 喉の奥に亀頭を当てられると、マリコは苦しくなって太一の肉棒を口から出して激しく咳き込んだ。 「すげえな。」「もっとやれー。」「やっちゃえ。」 ベランダのガラス戸の外で翔太や他の二人が太一とマリコを見て口々に声をあげた。 太一はマリコを床に押し倒し、ホットパンツとショーツを脱がせた。 マリコの脚を左右に開きマリコの股間を見つめた。 「い、嫌っ。恥ずかしい。」 太一はマリコの膣口に指を入れ荒々しくそこを弄んだ。太一は自分の肉棒をマリコのマンコに挿入した。マリコの女陰は既に中が潤っていたから太一の肉棒は奥まですんなりと収まった。 腰を激しく動かすと更に二人の興奮は上昇した。 「丸見えだぜ!」「もっと速くピストンしろ!」「やれやれー!」 外の少年が口々に叫んだ。 太一が高速ピストンにギアを入れると、マリコの顔が赤くなった。少し余裕ができたのか、太一はマリコのタンクトップを脱がせブラの上から乳房を揉み、ブラをずらせて勃起した乳首を吸った。 それから激しく高速ピストンを続けた。暑くなって太一はシャツを脱ぎすて全裸になった。太一の部活で鍛えた若い背中は汗で鈍く光っていた。 マリコは太一の肉棒で激しく膣壁をこすられ、甘い電気に包まれて、からだが小刻みに痙攣していた。 太一はマリコのからだをひっくり返すと、マリコの丸い腰を持ち上げドッグ・スタイルにさせた。 太一はパチーンとマリコの尻肉を叩いた。叩かれた肌がみるみる赤くなった。痛いはずの平手打ちに マリコのからだは甘く痺れ、力が抜けそうになっていた。崩れそうになるマリコのからだを、腰を持ち上げて立て直すと、太一は肉棒をズブリとマリコの女陰に突き刺した。 太一は高速ピストンをしようとしたが、床に両ひざを着いた状態では思うようにスピードがでなかった。そこでいったん立ち上がるとマリコを立たせ、 化粧台に両手を着かせてバックから激しく突いた。化粧台の上の小瓶がガラガラと床に落ちて行った。 高速で突かれて、髪を振り乱してマリコは嬌声を上げた。マリコの太ももの内側を本気汁が流れていた。 丸く大きなヒップが太一の腰に打たれてパンパンパンパンとリズミカルな音を鳴らせた。汗だくになって強烈に腰を突き上げていた太一だが、射精をがまんできないところまで気が高まっていた。 やばい、と思い肉棒を引き抜いた瞬間、勢いよく精液が飛び出した。マリコの背中一面に精液をまき散らして太一は果てた。太一は肉棒に残った残液をマリコに吸い取らせた。 マリコは崩れるように床に横たわった。汗の滲んだ肩で息をしていた。 コトが終わると太一は黙って衣服を整え部屋を出て行った。男の子たちは 「すげーもん見たなー。」「たまげたぜ。」 と口々に言いながら家の外へ出て行った。一人残されたマリコは、弟やその友達に恥かしい姿を晒した屈辱感に興奮しながら、身体に付着した精液の後始末をした。 翌朝、マリコの手や脚には青あざがあちこちに出来ていた。翔太は姉の顔を見ても視線をそらして何も言わなかった。 §夜光虫 太一とマリコが宴会でヤッて数日後のことだった。 仕事帰りの道を歩いていると、マリコは後ろから太一に呼び止められた。 振り返ると太一がバイクに乗っていた。 「マリコ。後ろに乗れよ。ドライブしようぜ。」 「太一?…なによ呼び捨てにしちゃって…生意気ね…」 そう言うとバイクの後ろに乗った。 「どこ行くの?」 「海岸沿いに走ろうぜ。」 太一はエンジンを吹かせてバイクを走らせた。市街地は車の量も多かったが、市街地を抜けた海岸沿いの道は交通量も少なく、海に沈む夕日を見ながら半時間ほど快適にバイクを走らせた。やがて海水浴場のビーチ近くの駐車場に太一はバイクを止めた。 シーズン・オフの広い駐車場には数台の車が止まっているだけで閑散としていた。そこには3人の少年がそれぞれのバイクに跨って待っていた。太一とマリコを見るとバイクから降りて二人に近づいてきた。 年は太一と同じくらいに見えたが、そのうちの一人は紫、一人は金髪に髪を染めた、見るかにヤンキーの姿だった。 一人がニヤケながら声をかけてきた。 「マリコさん、コンバンワ。俺たち、太一の親友の、俺がリュウ、こいつがジュン、その向こうがケンです。どうぞヨロシクー。」 「えっ…あっ…よろしく… 太一どういうこと…」 太一が黙っているとリュウと名乗った少年がすぐに答えた。 「俺たち、マリコさんのファンなんスよ。太一がマリコさんのこと、あんまり褒めるんで、俺たちとも知り合いになって欲しかったワケ。ナ、そう だよナ、太一。」 「エッ? あ・・・ウン。」 太一はマリコから視線をそらすと、気まずそうに返事した。 「太一帰ろ…」 そう言ってマリコは太一の手を引っ張った。 「チョ、チョ、待ってくださいよ。俺たちと遊びましょうよ。」 日はすっかり沈み、あたりは暗くなりかけていた。 3人の少年たちがバイクから降りてゆっくりと近寄ってきた。 「こんな所で遊ぶって何するのよ…太一…あたし帰りたい…」 少年たちはマリコの両脇からマリコの手を取ると、嫌がるマリコを駐車場の端に停めてあった車の方へ無理やり連れて行った。 「リュウさん、乱暴はしないって約束じゃないですか。止めてくださいよ・・・」 と言う太一にリュウが吐き捨てるように言った。 「テメエは黙って見てろよ。乱暴なんかしちゃいねえよ。好きなんだよ、こういう女は、こんな風にされるのが!」 「離してっ!いやっ!好きじゃないわっ!」 マリコは手を振り払おうとリュウを睨み付けた。 「いいから来なよ。世話やかすんじゃねえよ。」 リュウはマリコを白いトヨタ車のボンネットの上に抑えつけた。 太一が止めようとしたが、金髪のケンに腹を膝蹴りされてうずくまった。 「大人しく見てろよ。」 「太一!やめさせてーっ!」 マリコの声を無視して、ジュンがボンネットの上に乗ってマリコが身動きできないように両腕を抑えた。 リュウがマリコの胸に自分の顔を押し当てて顔を左右に振った。 「いい匂いですねえ、マリコさんの匂いは。」 「ぃやぁーっ!」 マリコは必死に抵抗したが少年二人の力には勝てなかった。 ブラウスのボタンを外され、胸を揉まれ、ブラをずらされた。 「あっ!いやっ…お願いっ!」 リョウはマリコの乳首に交互に吸い付いた。 「ぃやっ…んっ!んんっ…やめてっ!」 マリコのハスキーな悲鳴は甘い声に少年たちには聞こえていた。 あたりはすっかり暗闇に包まれ、駐車場の中央に一本だけ立った水銀灯が怪しい光を放っていて、その周りを 光に引き寄せられた無数の昆虫が飛び回っていた。 強烈な膝蹴りをみぞおちに食らった太一は地面に蹲ったまま、何もできずにうつむいていた。 太一の横にはケンがタバコを吹かしニヤニヤしながら、コトの成り行きを眺めていた。 リュウはマリコのスカートをたくし上げた。 「ぃっやぁーっ!」 ガーターで止められた黒のストッキングを見たとたん少年たちのテンションが一気に上がった。 「おお、スゲエ!ガーターだぜ!」 「エロイぜ、ガーター!」 「俺にも早くヤラセロよ!」 少年三人は口々に言った。リュウはマリコの両脚を抱え、ボンネットの上にマリコ のからだを完全に乗せると、マリコのショーツの股間に顔を擦り付けてマリコのメスの匂いを嗅いだ。 「ぃやぁーっ!やだっ!やめてっお願いっ!」 「早くヤッテくれよ!俺もう我慢できねえぜ!」 ボンネットの上でマリコの腕を掴んでいる紫髪のジュンが言った。勃起した肉棒の先っぽから我慢汁が出て いる様子だった。リュウはマリコのからだを下にずらし、自分のズボンから肉棒を取り出すと、 ショーツをずらして肉棒を挿入した。マリコは悲鳴をあげて顔を左右に振った。 挿入したとたん、リュウが呟いた。 「おっ、きついマンコだぜ!」 小さめのマリコの肉壁はリュウの肉棒を締め付けていた。リュウが腰を動かし始めると、マリコの言葉とは裏腹に 膣壁がまるで食事を前にヨダレを出す犬のように淫汁を出し始めた。 「こいつ、中があったかいぜ・・・すげえ・・・・・気持ちいい・・・」 リュウの腰の動きが速くなり始めた。 「おまえら、俺の高速ピストン、今から見せてやっからよ・・・。」 リュウは激しくマリコの腰を突き上げた。マリコの苦痛表情で顔を左右に振っていたが、 ある瞬間、ふわっと官能に痺れた女の顔に変わっていた。 若いオスに高速で突かれて、マリコの中で大量のホルモン汁が出てしまっているようだった。 両眼を閉じて、アウッ、アウッ、アウッ、と呻き始めたマリコに若い男たちが興奮した。 「代わってくれよ~、俺、も~たまんねえよ~」 ボンネットの上でマリコの変化に興奮したジュンが泣き声で言った。 「しゃーねえなあ。じゃ、おまえヤレよ。」 ジュンが車から飛び降りて途中だったリュウに交代した。ジュンはマリコのからだをひっくり返し、 バックから攻めようとした。だがショーツがじゃまになったのか、ポケットナイフを取り出し、 ショーツを切り取ってしまった。そのショーツを丸めてケンに投げると、ケンはそれをキャッチして 鼻に当て匂いを嗅いだ。ズボンを下すと、ジュンはマリコをバックから挿入し攻めた。 「超高速ピストンだぞ!ウおりゃ~」 リュウよりも高速な腰の動きでマリコを攻め立てた。マリコは悲鳴とも歓喜とも分からぬ声を出していた。 肉を打つ音にいやらしく粘液の音が混ざった。 疲れ知らずのジュンの高速ピストンは、いつ終わるのかと思えるほど長く続いた。 ジュンの額から汗が吹き出し歯むき出しに、ウオ~と声を出していた。 突然ピタッと動き止むと白眼をむいてブルブルッとからだを震わせた。 ジュンにも予期せぬ射精だった。 「あっ、やっべー・・・中に出しちゃった・・・・」 と呟くジュン。 「バカヤロー! オメエどうすんだよ。」 と呆れるリュウ。ジュンが肉棒を抜くと精液がマリコの膣穴からどっと流れ落ちた。 「しょうがねえ奴だなあ・・・」 舌打ちしながら待っていたケンが交代した。 「俺がホンモノの高速ピストンを見せるからな!よく見てろよ!」 精液で濡れそぼったマリコのまんこにケンが挿入した。ピストンは徐々に早くなった。 マリコの尻肉を何度か平手打ちすると、ギアを上げて高速になった。マリコは髪を振り乱して感じていた。 だが、ヌルヌル状態のマリコの肉壁に締め付けられると、ケンはあっけなく射精して果ててしまった。 「早っ!アハハハ!ただの早漏じゃねえか!バーカ!」 ケンは肉棒を引き抜くと情けない凹んだ表情になっていた。 「あれっ!また中だしかよ。俺、気分が覚めちまったじゃねえか。クッソ!これじゃ立たねえよ。」 リュウは仲間二人が中だししたのを見て、途中でやる気が無くなったようだった。 用事が終わると少年たちはサッサと帰る格好になった。 「帰るぜ。マリコ、すまねえな、また、会おうぜ。じゃあな。」 三人はバイクに跨ると轟音をまき散らして駐車場から去っていった。 太一はポケットティッシュで自分の股間を黙って拭いているマリコを痛々しい気持ちで見つめていた。 「マリコ、送って行くよ。後ろに乗れよ。」 「・‥‥」 暗闇の郊外から帰るには太一に送らせるしかなかったから、黙ってマリコはバイクの後ろに座った。 太一はバイクを走らせながら、背中からマリコの怒りがひしひしと伝わって来るのを感じていた。 家に着くとマリコは駆け足で家に入っていった。バイクの後部座席にはべっとりと体液が付着していた。 太一は今夜の出来事は翔太に秘密にしていようと決心したのだった。 §黙示録 あの夜以来、翔太は姉に口をきかなくなっていた。あられもない姉の姿を間近に見て、 少なからぬショックを翔太は受けているようだった。 暫らく経った土曜の午後のことだった。 マリコは7月の暑い日差しの中で自分の車を水洗いし、その後で汗を流すためシャワーを浴びた。エアコンの効いた自分の部屋のベッドの上で横になると、そのまま寝入ってしまった。 外の生暖かい空気が部屋に入って来た感じがして、マリコは目が覚めた。薄目を開けると、ベランダの戸を開けて弟が入ってくるのが見えた。マリコは気づかぬ振りをして目を閉じていた。 「姉ちゃん、眠ってるの?」 小声で弟が聞いて来たが、マリコは応えず眠っている振りを続けた。弟が足を忍ばせて近づく気配を感じた。間近に来たのがわかった。暫らく何もせず立っているようだった。姉が熟睡しているか確かめているようだった。 やがてマリコのシャツのボタンを弟はゆっくりと外し始めた。マリコは自分の心臓の鼓動が速くなるのを感じた。すべてのボタンを外し終えると、弟はゆっくりとシャツを左右に開けた。 ブラを着けていないマリコの乳房が弟の前で露になった。マリコは眠っている振りを続けていたが、弟の熱い視線が胸に突き刺さるのを感じていた。乳房に弟の指が触れるのを感じた。 何度か指で軽く押すようにして、乳房の弾力を確かめているようだった。弟はお腹のあたりのシャツも開いて、手のひらで腰のくびれたラインをゆっくりと撫でた。次にマリコのデニムのホットパンツを脱がせ始めた。 マリコは一番上のホックはかけていなかったので、ジッパーを下せばホットパンツを開けてショーツを見ることができたのだった。薄目を再び開けて見ると、弟はマリコのショーツの間近に顔を寄せていた。 股間を見つめているのか、そうでなければ匂いを嗅いでいるのかもしれなかった。軽く恥丘のあたりを手で触り始めた。弟の息が次第に荒くなるのが分かった。大胆にも弟はマリコのショーツの中に手を入れようとした。 マリコは咄嗟にその手を掴んだ。 「そこまでよ。こんな格好にさせて。これ以上好きにさせてたら調子に乗ってあんたに犯されそう。」 弟はマリコの手を振り払おうとしたが、マリコはその手を離さなかった。 「あんた、あたしとヤリたいのね。そうでしょ。いいわ。ヤリなさいよ。」 弟は黙り込んでうつむいていた。 「意気地なしね。太一みたいにあたしとヤリたいんでしょ。ほら、ヤリなさいよ・・・」 それでも何もしない弟にマリコは言った。 「いいわ・・・・意気地なし。」 弟の手を離すと突然弟の表情が変わった。 「ああ、ヤッテやるよ。マリコはヤリテーんだよな。ヤルぞ、マリコ。」 乱暴にマリコのショートパンツとショーツを剥ぎ取ると、いきり立った肉棒をマリコの女陰に挿入してきた。ヌルッと弟の肉棒がマリコの中に入って来た。 快楽と痛みの入り混じった感覚に、マリコのからだは大きくのけぞった。ピストンを始めた弟にマリコは言った。 「ヤッていいけど、中には出さないでよ。それだけは絶対にしないで。」 「わかってるよォ。」 激しく動かす弟の腰の動きに、マリコは悲鳴に近い声を出して快感に身悶えた。弟のからだから汗が吹きでていた。ベランダの戸の隙間から夏の熱気が入り込んで、部屋の温度が急上昇していた。そのうえに若い姉弟の肉体がぶつかり合って、二人の 体温が高まっていた。 「もっと、もっと激しく突いて。」 「どうしようもない肉便器女だな。そんなに年下の男とヤリてえのかよ。」 マリコのからだからも汗が出ていた。マリコは四つん這いにされ、後ろから激しく突き上げられた。 「いいんだろ、ほら。もっと自分でも腰を動かせよ。お前のせいでヤリマン姉ちゃんの弟て言われているんだぞ。 俺が毎日抜いてやっからよ、もう外で他の男とヤルなよな。」 「アアン、いい。翔太が、あたしと毎日ヤッテくれるなら、あたし、もうヤリマンて人に言わせないから・・・」 パチーンと弟が平手でマリコの尻肉を叩いた。 「ほんとうだろうな。約束、ちゃんと守れるんだろうな。」 「ア~ン、約束する。ほんとう・・・ほんとうだから・・・・」 翔太が高速ピストンをするとマリコは汗だくのからだを震わせて逝ったのだった。汗でヌルヌルになったからだをぶつけあって、翔太はなおもマリコを犯し続けた。 最後はマリコのお腹から胸にかけて、熱い精液が数度ほとばしり出て弟は果てたのだった。激しいスポーツの後のように、二人ともからだから汗が流れ落ちていた。 その日からマリコと翔太はセックスをするようになった。 「マリコ、ヤろうぜ。」 それが始める時の合図だった。 § 作者後記 この話の何週か後、マリコは自宅に翔太と二人だけでいる時に、太一とその仲間に襲われます。ロープで縛られた翔太は 何もできず、代わる代わるに3人の男に犯されるのですが、淫乱なマリコのからだは感じてしまい、翔太の前で本気で 逝ってしまいます。だが、その話は別の機会に致します。
2021/08/13 21:22:56(uhcwoJco)
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