2年前の朝の風景がそこにはありました。事務服姿の母と一緒に食事を取り、僕の手には家の合い鍵が渡されています。
食事を終えた母が先に出勤をし、10分遅れて僕がこの家を出ていく。2年前には当たり前だったこの風景。
ただ違うのは、そこには父親が居ないこと。そして、僕は学校ではなく、会社へ出勤をするということです。
車の中、僕の頭の中に浮かんでいたのは、今朝の母の事務服姿だった。白のブラウス、チェック柄のベスト、スカートは紺色。
会社が変わったため、前のものとは違っていますが、母に着慣れた感じだけは残っています。
その日の夜、そこには事務服姿の母がいました。『いけない。』とは思うものの、夢は勝手に進行を続けてしまいます。
僕は身体の上へと乗り、事務服姿の彼女と交わっているのです。『夢!?』とき