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1:堕ちる・・・
投稿者:
則子
◆lqDqCXHVXc
「はあ・・・ケンちゃん・・・だめ・・・そんな・・・」
「なに言ってるんだよ・・・姉ちゃん・・・身体はそんな事言ってないぜ・・・」 部屋に響く肉のぶつかり合う音・・・。 そして、暗い部屋に白い肢体に食い込む縄のきしむ様な音・・・。 もう何年こうやっているのだろう。 私達姉弟は、お互い成人して家庭を持ちそれなりに幸せな家庭を築いてきた・・・。 でも、私は夫に言えない性癖と秘密を持って生きている。 私は三十路を迎え、これまでに娘と息子を授かった。 しかし、娘も息子も夫との血の繋がりは無い・・・。 全て弟の健二との間に生まれた子供であった。 夫との性交渉は安全日、健二との性交渉は危険日逆転していたのだ。 私は専業主婦で昼間は時間が有る。 夫も私が自分磨きに専念していると思っている様だった・・・。 それが健二との密会、しかも飼主と家畜の関係・・・。 けれど健二は私との関係を表ざたとはせずに今日まで続けていたのだった。 健二の家庭も、私の家庭も二人の秘密を知られてはいないのだった。 事の発端は20年程遡る・・・。 私が小学校の高学年、健二はまだ幼稚園児だった。 その頃の私達、姉弟は両親が共働きで健二の送り迎えや世話は私の受持ちだった。 ある日、健二を幼稚園に迎いに行き家に帰って、私は家事をする為に健二を寝かしつけようと していた。 すると、私もウトウトしてしまい兄弟そろって眠ってしまったんです。 そして、私は夢を見ていました。 お母さんに成って赤ちゃんにおっぱいをあげている夢・・・。 なんだか気持ちいい・・・。 知らない間に私は健二と並んで寝たはずなのに、部屋着の私の胸が健二の涎でびっしょり 濡れているのです。 健二は寝ぼけて私のおっぱいを探して吸っていたんです。 私はなんだか、健二が寂しいのだろうと思ってそのままさせてあげたんです。 その時、健二は全く嫌らしい感情など無かったと思います。 また、私も母性本能から拒絶しなかったんだろうと思います。 しかし、性長期の入口に差し掛かっていた私の身体は違う感覚もあったんです。 部屋着の胸の部分は唾液がたっぷり含まれて、両方の乳首が勃起しているのが判りました。 ヌラヌラと服を押し上げる様に自己主張する乳首・・・。 それを探し当てて口に含む健二・・・。 まだ、健二の口内には乳首を吸う為の空間があり、それは人間の本能・・・。 しかし、私は性的興奮を感じてしまう・・・。 目が覚めてしまった為に、ビジアル的にも刺激されていたのです。 なんて気持ちがいいんだろう・・・。 乳首を舐められると言う事がこんなに気持ちいいなんて・・・。 その時私は、いけない事とは思いながらも、自分を慰める道具を手に入れた気持ちでした。 まだ、性交渉など想像も出来ない私は、この快楽を忘れられなく成って行きました。 ただし、なかなか今日の様なシュチュレーションは無いと思いました。 無ければ用意すればいい・・・、恐らくこの選択がのちに現在に至る事に成るとは この時想像もしていませんでした。 健二は悪戯が好きな子供でした。 それに、私の言う事は何でも聞いてくれるし、お父さんやお母さんにも内緒だと言えば 内緒にしてくれる子でした。 私はジャンケンやゲームでの勝敗で罰ゲームをする事を健二に提案しました。 負ければ嫌がる事をされるシュチュレーション。 健二は私が嫌がれば楽しいらしく、その提案に同意してくれました。 ジャンケンが一番多かったと思います。 但し、罰も余り手間は掛けられません。 何度かしているうちに、もっとして欲しい気持ちに成って行きました。 今になって思えば、私はマゾスティックな気性を、健二はサディスッテックな気性を 増幅していったのです。
2020/03/24 18:10:52(doyhpSB9)
投稿者:
濱田
終わり?
20/04/19 19:45
(dMT0csDA)
投稿者:
則子
◆lqDqCXHVXc
翌日、私は普通にお仕事に出る・・・。
昨日の事は間違いだ・・・こんな事って・・・ダメなんだ・・・そう思った・・・。 けれど、私の招いた結果・・・。 健二との事は人に知られてはいけないんだそう頭の中で木魂する。 おはよ!則ちゃん・・・ 唐突に声を掛けられる・・・。 この人は婚約者の浩一さん・・・同じ会社で働いていた。 浩一さん・・・おはようございます・・・。 正直、いつもの様に見る事は出来なかった。 健二との事をとても言い出せない・・・しかも・・・ このまま結婚するなんて・・・。 浩一さんとはまだ清い関係・・・結婚するまでは手を出さないと そんな人だ。 それなのに・・・私は・・・これから健二に没頭していく・・・。 この時正直に打ち明けていたら・・・。 しかし、のちの私はこんな背徳感も貞操観念も健二に操作される・・・。
20/04/26 05:58
(bEh3FzGc)
投稿者:
則子
◆lqDqCXHVXc
そんな折、お昼休み前に健二からラインが入る。
「姉ちゃん、確か浩一って彼氏が手を出さないって不服を書いてたね、今日は一緒かい? 一緒なら、昼休みに一発抜いてやったらどうだい・・・ちゃんと報告してね」 完全に見透かされていた。 しかも、浩一さんにそんな事・・・。 しかし、課題を実行しないともっときついお仕置きが待っている。 この頃には私は課題の方がお仕置きよりましだと思い始めていた。 この日の一発抜くと言うのはもちろんフェラしてやれって事だ。 しかも、写メで送らなければ成らなかった。 考えている時間は私には無かった。 浩一さん・・・ちょっと・・・ 食堂で食事の終わった浩一さんに声を掛けて公園に・・・。 人目を避けて木陰のベンチで言った。 浩一さん・・・せめて慰めてあげる・・・。 そう言いながらズボンの股間を撫でながら・・・。 こんな女だったのか・・・そう思われるかも知れない・・・。 別れると切り出されるかも知れない・・・。 恐怖ともう一つの私の感情・・・。 冷めた感情が私に命令する・・・やれと・・・。 まだ、身体も許していないのに・・・。 健二に開発されゆく私と正常な私の感情が衝突する。 しかし、浩一さんの抵抗は無く受入れてくれた・・・。 逆に喜んでいたのかも知れない・・・。
20/05/01 15:19
(ikHzqeOW)
投稿者:
則子
◆lqDqCXHVXc
私は恥ずかしさもありましたが健二の命令である事で自分の意識の中で逃避できました。
私がしたいんじゃなくてさせられている・・・なんて都合の良い思いなんでしょう。 風俗で経験した事があるのか浩一さんは満足している様だった。 既に健二に開発されている私は背徳感を感じていた。 目の前にいる婚約者は私の秘密を知らないでいる・・・。 このままひた隠しにして結婚して良い物なのか・・・。 それとも告白して別れる方がいいのだろうか・・・。 意識の中で葛藤が始まっていた。 しかし、思えば思う程秘密を抱いたままでの結婚に魅かれていた。
20/05/07 17:16
(vnZvAJ2B)
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