登場人物
保子
岡山県倉敷出身。年齢は三十才。子供の頃はとてもお転婆だった。それに、縄跳びと鉄棒が特殊で運動神経抜群の女の子だった。性格は明るくて賑やか。頑張り屋で気が強いところもある。保子には十歳になる一人息子がいる。でも、悲しいことに一年前に肺がんで夫を亡くしているために、いつも寂しい思いしているところもある。
モトオ
保子の長男。年齢は十歳。母親の影響で鉄棒と縄跳びが得意であり、運動神経抜群なところも母親の影響。
小説の内容
保子と息子のモトオはずっと前から仲がよい。母子家庭にも関わらず、互いに助け合いながら生きてきた親子。ところが、十歳になる息子にあまりにも時期的に早くすぎる身体と心に変化が起きていて、たった一人の家族である母親を一人の女性として意識するようになる。