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この小説はフィクションです。
実在の人物や団体などとは関係ありません。 Special Thanks 本編の執筆を通じ全面的に応援して頂いたワンさんに捧ぐ。 本編の骨格と新たな題材を作者へ示して下さったばかりか、題名の考案も快く引き受けて頂きました。 誠にありがとうございました。 ・・・・・・・・・・ 健次、どうしたの? 最近元気ないわね? 15年前に離婚して以来、女手一つで育て上げ去年社会人になった息子が、小百合が腕によりをかけて作った大好物のロールキャベツを浮かない顔をして、ため息交じりで眺めているのを、小百合は心配げに見つめながら聞いた。 あぁ、母さん何でもないよ、 そんなことないわ、 健次、最近全然食欲ないもの。 小百合は心配そうに健次の脇に近寄ると、もう中学の時以来触れたことのない、健次の白く細っそりとした首筋に思わず後ろから触れてしまう。 や、やめてくれよ、母さん! 健次は反射的にビクッと体を震わすと、母の肉付きのよい体を押し退けようと手を伸ばすが、 健次の手は図らずも、ピッタリとした薄手のTシャツからひときわ大きくせり出した、小百合の白く豊かな胸を、ぷるんとした心地よい感触を健次に伝えながら、ぎゅっと押さえつけてしまう。 あっ!あぁん、いやん! 小百合は感じやすい胸の先端を不意に刺激され、随分とひさしく忘れてしまっていた、女の声を思わずあげてしまっていた。 あっ、ごめんよ、母さん。 えぇ、いいのよ、健次。 小百合は少し顔を赤らめて、ニコッと微笑んで健次の顔を見つめた。 どう?ママのおっぱい、久しぶりに触って気持ちよかったの? ちょっ!、ちょっと、 冗談はやめてくれよ、母さん。 健次は思わず顔を紅潮させ、苦笑いする。 ふふっ、 健次、少しは元気出たのかしら? それじゃあ、何を悩んでいたのかママに教えて頂戴? 小百合は四十路も半ばを越えたとは思えない若々しく美しい容貌から、これまでにも沢山の再婚話が舞い込んできたが、それらを一途に断ってきた。 美しさからこぼれ落ちる屈託のない笑顔で、小百合は健次の顔を覗き込んだ。 もう、母さんには敵わないよ。。 僕の彼女、愛美、のことだけどさ、 なんかふられちゃったみたいでさ、 あらまぁ!前にうちに遊びに来た愛美ちゃんね。 明るくて可愛い子だけど、気が多いタイプなんじゃない?ああいう子は。きっと浮気性よ、やめときなさいな、あんな子、、 健次にはもっと控えめで大人しい子があっているわ。 そうそう、それにママみたいにもっとおっぱいの大きい子がいいんじゃない? そういって小百合は、妙に嬉しい気分になって、自慢げにつんと胸を張ると、その重たげな乳房を左右にゆっさゆっさと揺すって見せた。 もう、母さん、恥ずかしいからやめてくれよ。 うふふふふ、冗談よ。 だが小百合は自分の胸を我が子に凝視されている快感と不思議な気持ちの昂りから、密かに股間が熱く濡れているのを感じていた。 そして、溢れる淫らな汁を抑えようと小百合はくねくねと太ももをよじり合わせるのだった。 (つづく)
2019/05/03 06:20:21(/6hOMpzb)
・・・・・・・・・・
もうそろそろ来る頃かな、 今日は母さんは会社勤めで家にはいない。 留守を預かった健次は、春ののどかな陽光が降り注ぐ、昼下がりの居間のソファーに一人静かに身を沈ませて、可愛い女性の来訪者がやって来るのを待ちながら独りごちた。 健次は、小百合には今日うちに愛美が遊びに来ることは黙っていた。 あの母子の秘密の夜、もしやと思い風呂から上がって直ぐに自分の部屋のベッドに寝転び、愛美から久し振りにメールが届いているのを確かめた時、健次は一瞬だけ素直に喜んだ。 しかし、母に向けた複雑な想いが、その嬉しい気分を直ぐに半分程度は曇らせてしまっていた。 母小百合の体を自分の股間の固くなったもので貫くのは、どんな気分だろう。 四つん這いになって、白く大きな乳房をブルンブルンとはげしく前後に揺らしている、母小百合の淫らな体に覆い被さり、その白く真ん丸な尻の割れ目に熱くなった自分の逸物を思いっきりぶちこんでみたら、、 そんな禁じられた妄想を抱くだけで、健次のペニスはムクムクと鎌首をもたげ、固く熱く反り返ってしまう。 もう、健次は母小百合の虜になっていた。。 ピンポーン! そんなタイミングで健次のいる居間にインターホンの音が鳴り響いた。 その音に続いて、 (こんにちは、愛美です。 健次くんいますか?) と、久しぶりに聞く愛美の声がインターホン越しに聞こえてきた。 (つづく)
19/05/03 22:13
(FmDlV5Sb)
こんにちは。よく来たね。
ちょっと待ってね。 健次はそう応じると、健次は玄関の扉を開けて愛美を居間に招き入れた。 久しぶりね、健次くん。 はい、これお土産、スイーツよ。 駅ナカのケーキ屋さんってすごい人気なのね。行列ができてたから、ついつい並んで買っちゃったの。うふふふ。 あぁ、そうそうそこのスイーツは結構美味しいよ。 うちの母もいつも、、あっ、その、、 健次はそこまで言って、母小百合の顔が頭に浮かび何故か言葉を濁らせてしまった。 そうそう、お茶でもいれるからちょっと待ってて。 健次はそう言うと、キッチンに行ってポットに水を汲みはじめた。 そうして二人は、互いに言葉少なに紅茶を飲みながら、愛美が気を効かせて買ってきたスイーツを黙々と口に運んでいると、 健次はやや硬い表情で口を開いた。 (つづく)
19/05/03 22:22
(FmDlV5Sb)
俺さぁ、愛美はもう別の男と付き合い始めたと思ってたんだ、
あら、いやだ、 私そんな浮気者じゃないわ、 えっと、そ、そう、あたしが可愛がっていた猫がね、猫のミーが怪我をしてずっと心配で、とてもメールとかする気になれなかったのよ。 気がついたらもう一ヶ月、時間ってあっという間よね、ふふふ。お陰様でミーも今はもう元気になったわ、、 健次は、本当なのか!?という半信半疑の微妙な表情で愛美を眺めた。 あら?何かあたしを疑ってるの? ほら、じゃあ、あたしの目をみて? そう言うと、愛美はガラスのソファーテーブル越しに身を乗り出して、健次に顔をぐっと近付けた。 すると、愛美が上体を屈めて身を乗り出した拍子に、愛美の好む可愛いピンク色の、スクエアネックのワンピースの胸元が下に大きく垂れ下がり、 小振りだが形のいい愛美の乳房の谷間と、それを覆うレース地の同じピンク色のブラが丸見えになった。 健次は、不意に露わになった愛美の胸の谷間に視線が釘つけとなり、無意識にそれをガン見した。 愛美は健次の不自然に固まった、自分の胸元への視線に気がつくと、 きゃっ! という悲鳴と共に、慌てて胸元を手で隠しながら、 ちょっとぉ、健次ったら、もう、エッチ過ぎでしょ! っと言い放つや、ビクッとして慌てて身構える健次の表情をみて、明るい笑い声をあげた。 うふふふふふふ。 もう健次ったら、真面目なんだからぁ、 そう言って、健次の脇に身を寄せると、愛美は健次の頬にキスをした。 そして、健次の耳元で小さな声で囁いた。 ねぇ、健次の寝室に行こ? もっと愛美の体を見てもいいんだから、、 ね? そう言って、愛美は健次の手を取った。 (つづく)
19/05/03 22:25
(FmDlV5Sb)
・・・・・・・・・・
今日は少しラッキーだったかな、 仕事を早く上がれて小百合は、帰宅途中に近くのスーパーで買い物も済ませて、自宅へとぶらぶらと歩きながら、そうつぶやいた。 小百合は、勤め先の宝飾品店の販売主任をしていた。 今日は、勤怠システムへの入力ミスが発端でバイト店員のシフトが重なってしまい、人手が足りすぎていた。 店長からは、いつも帰りの遅い小百合を気遣ってか、 いいからいいから、今日はもう早く上がってゆっくり休んでよ。 、と半ば強制的に職場から追い出された体になった。 今夜は旬の大きなナガイモが手にはいったから、この間健次に気に入ってもらったナガイモのステーキでも作ろうかしら。 小百合はそんなことを考えながら、昼下がりの穏やかな春の陽気の中、自宅に通じる散歩道をぶらぶらと歩きながら帰っていった。 小百合が自宅アパートの前に着き、何気なくドアノブをひねると、扉に鍵が掛かっていないことに気がついた。 あらあら、また健次かしら。 いつもドアに鍵も掛けずに、ドアチェーンすらしないんだから、、 全く無用心ったら、、 と言いながら、ふと玄関下に目をやると、そこには女の子の靴が置いてあるのに気がついた。 一瞬呆然とするが、直ぐに嫉妬の感情がメラメラと込み上げてくるのを抑えることもできず、 小百合はうち震えながらただ湧き上がる負の感情に身を委ねた。 (つづく)
19/05/03 22:31
(FmDlV5Sb)
・・・・・・・・・・
愛美と手をつなぎ自分の部屋へ移動するまでの僅かな間に、健次は愛美が直に伝えてくる、柔らかでか細い手の感触と肌の温もりを、再び愛らしいものとして受け入れつつあった。 たとえほんの一時、他の男になびいていたとしても、また戻って来てくれた、という愛美への感謝にも似た愛情の念が甦った。 それと同時に、小柄な彼女への征服欲求も次第にムクムクと大きくなっていった。 静寂が流れる部屋で、二人が向かい合って無言で見つめ合った時には、もはや以前と変わらない恋人関係に戻っていた。 健次は、感情の昂りに任せて愛美をきつくぎゅっと抱きしめ、愛美の小さな唇を求めた。 愛美も目を閉じて健次の望みを受け止める。 ちゅっ! ちゅっ、ちゅぅ~~~~っ!! んっ!んっ、あぁん!んっ! 、、健次ったら、あぁん、そんなにあたしのことを? 寂しかった? (つづく)
19/05/03 22:38
(FmDlV5Sb)
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