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ダッチワイフ娼母
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:ダッチワイフ娼母
投稿者: モンスーン ◆LcZFM.jE8Y

昼間だというのにその部屋はカーテンが閉めきられていた。

ドアが開き大柄な中年の男が入ってくる。

男はポケットからシワだらけの万札を1枚取り出し、ベッドのヘッドボードの上に無造作に置いた。

男がゆっくりとベルトに手をかける。いたって冷静だ。

玲子の前にイビツな肉の塊が差し出される。

太く寸胴な肉塊の棒にはゴツゴツとした血管が隆起し、その先端にはエラの張った亀の頭が据えられている。

それは緩やかなカーブを描いて反り返り、まるで首をかしげるように頭が左寄りにくねっている。

すでにその亀の口からは透明で粘度のあるカウパー液が滲み出ていた。

ソレは玲子が今まで見てきた中でもっとも卑猥で凶暴だと思った。

男が玲子をベッドにかるく押し倒し、その上に逆さまに覆いかぶさる。

ちょうど6と9の形。シックスナイン。

玲子の顔の上で鈍く光る亀の頭がヒクついている。

玲子は無言のまま口を開き、その大きな亀の頭を頬張った。

玲子の舌の上にヌルリとしたカウパー液が触れる。

男もまた逆さまに玲子の股に顔を埋め、ピチャピチャと音を立てている。

しかしその男の行為は玲子に快感は与えることはない。

すべてはこの後に控えている行為のための準備でしかない。

ただ滑りを良くするためだけに行われる。快感を伴わない無感情なクンニリングス。

十分に唾液を塗り終えた男は腰を上げ、玲子の口から肉棒を取り上げる。

玲子は名残惜しそうに口を開けたままでいる。

男は玲子の両脚を捕まえてそれをVの字に大きく開く。

腰を微動させ狙いを定めている。有能な狙撃手のように。

男の微動が止まる。狙いが定まったようだ。

掴んだ両脚をぐいっと前に倒し、男が玲子の中に滑らかに侵入する。

玲子は喘ぐように口を開けたものの、声は出さなかった。

男の鼻息と腰を打ち付ける音が次第に大きくなる。昼間には相応しくない卑猥な音。

音が外に漏れていないだろうか。
息子が学校から帰ってきてしまわないだろうか。
玲子は最中そんなことを気にしていた。

やがて、荒々しく攻撃的なピストン運動がピタリと止み、男が体を震わせている。

玲子は中に注がれるその温度を体の奥深くで感じている。

余韻から解放された男が玲子の中から愚息を抜き取り、服を着直す。

男が部屋を出る間際、ニヤつきながら玲子に言った。

『あんた、ダッチワイフみてぇだな』

終始無言だった玲子は最後に一言だけ口を開いた。

「お買い上げ、ありがとうございました」


30分にも満たない行為。
玲子はその間だけ心を捨てて男達の性玩具となるのだった。


続く
 
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2018/10/17 23:14:28(SECMPVn0)
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