名前は伊藤愛美
2019年の春、公立高校の3年になった…。
陸上部の部長の顔も持っている

夏…
愛美は陸上部の友達と「プリ」を撮りに駅前のゲームセンターに行った。今思えば、その日にプリを撮りに行ったのが恐怖の始まりだった。

夜…
俺は殆ど毎日、駅前を徘徊している。
いけそうなJKを探して、悪戯するために。
文化祭もそろそろだしきっと遅くまで学校に残る生徒が多いだろう。
男の「勘」は当たる
その高校から駅までの徒歩10分の道は
まっすぐ駅までの線路沿いで
電車の音で足音も掻き消される瞬間がある。
夜も19時30分を過ぎると、夏といえ
空も漆黒に変わり始める時間だ。
今現在、その「駅までの直線の道」には
友達と2人で駅に向かう女子高生もいれば
1人で自転車を押しながら帰路に向かう男子生徒もいる。

ふと、1人の女子高生を見つけた。
前後にほかの人間もいないし、耳にはイヤホン、手には携帯を持ち、他の女子高生の様にリュックサックではなく、肩にトートバッグを掛けているだけ…
車にも意識がいっていない…

この辺りの地理を把握している男は
空き地に車を停めた。いくつかある空き地で、そこからありルートを歩けば、例の歩く女子高生の真後ろに出られる空き地に。

足早に歩き、足音を出来るだけ消し、女子高生の少し後ろに回る事ができた。あとは…

周囲に顔を向けずに注意し、怪しまれないように携帯を手に更に足音を消して近づく。

手を伸ばせば届く距離だ。
この状況を作り出すために買った、できるだけ音の出ないサンダルは男により使い古され、男の足に馴染み、自ら音を消している様にも見える

直前の迷いは良くない、上か下かを決めておかなければ
せっかくのチャンスを棒に振る
「今日は下…」男は自分に言い聞かせ
手を伸ばす…目の前の若過ぎる女の茂みを目指して…

手に力は入れず、人差し指が上に来るように。
最初に触れた太ももの感触を感じながら
一番触れたい場所に関節を動かすだけで届く様に…
薬指が太ももの内側に触れるとほぼ同時に、人差し指が
下着越しに女子高生の陰部に触れる。
固まる女子高生は驚きと恐怖で歩きがぴたりと止まった。

「いける…」
男は指を滑らせ、そこにわずかにあるだろう
下着と臀部の隙間に指を潜らせて
直線陰部を探す。一瞬のうちに、けれど確実に…

女子高生は…というと、声も出せず固まっている。
思考が停止しているその時
男は後ろ側から前に向かって指を這わせた。
指全体で女子高生の陰部を味わい
肌に匂いを染み込ませた
この男好みの若い酸っぱい匂いを期待して。
濡れているのとは違いベタッとした感触。
期待できる触り心地だ

一瞬で堪能した男は、歩いてきた道を逆方向に猛ダッシュした。
顔を見られない様に、人とすれ違わない様に

香りが消えないうちに、指で鼻を触り
女子高生の匂いを味わいながら逃げた
ツンとした酸味のある匂いを感じ、
自分の車に向かう

「この匂い…たまんねー」

車に乗り込み、防犯カメラの無い道を選んで帰る
かなり興奮している。

女子高生は平静を装いながら、足早に
駅に歩いていった

車の中でまた、女子高生の匂いを嗅ぎ
考えていた

「次は何をしようかな…」

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