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私を守る・・・ (第17話)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:私を守る・・・ (第17話)
投稿者: ユキダルマ
大樹は母に幸せになってもらいたいだけだった
だからこそ、自分と同年代の男が幸せにできるわけがないと思い、熱を覚ますにはどうすればいいのかだけを考えていた
恵里菜を狙っているというすみれの発言は想像だにしていなかった言葉であり、大樹の心臓をバクバクと脈打たせるとともに、会話もしたことのないすみれの兄に恐怖を感じていた

「恵里菜を?」
「そう・・兄は多分、最初にダイちゃんのお母さんを・・自分の言いなりになるようにして、その後で恵里菜ちゃんを・・」
「でも、どうやって?」
「分からない・・でも、例えば・・結婚した後なら、そういうチャンスも多くなるだろうし・・もしかすると、お母さんに、恵里菜ちゃんを差し出すように・・」
「そんなこと、母さんがするわけないじゃないかっ!」

すみれは目を伏せ、言葉を選ぶように語る

「・・普通ならね」
「・・普通じゃない何かがあるの?」
「うん・・」
「なに?」
「兄は人の・・特に女の人の感情をコントロールするのが上手いと思うの・・色々な外堀を埋めていって、逃げられないようにして・・最後は自分の思い通りに・・」
「マインドコントロールとかのこと? そんなことできるわけ・・」
「ううん、そんな大それたものじゃなくて・・これをしなければ、これをしてやるみたいな・・ある種の脅迫みたいな・・」

あまりにも突飛な話であったが、すみれの尋常じゃないほど真剣な顔を見て、それが現実なのかもしれないと大樹は考えていた
また、すみれが妹を守るために大嫌いな兄に抱かれる道を選んだことも同じなのかもしれないとも考え、悔しさと怒りで唇を噛んでいた

すみれもまた、幼かったとはいえ、なぜ兄の言いなりになってしまったのか、その呪縛からなぜ今も逃れられていないのかに悔しさを感じていた

「それに・・」
「それに?」
「お母さんも女なのよ・・女ってね・・心と体のバランスを保てないときがあるの・・」
「どういうこと?」
「・・本当に愛している人に抱かれる為だったら何を投げ出してもいいと思ってしまったり・・本当に愛している人に抱かれたいと思っているのに身体が拒んでしまったり・・私がそうだよね・・」

寂しそうに俯くすみれを見て、兄に無理やり身体を弄ばれたことがトラウマになり、男を受け入れられなくなっていたのだと気付き、一方で、そんな酷い思春期を過ごしてきたすみれが、自分を愛し、本当は自分に抱かれたいと思っていたことに、なんとも言えぬもどかしい感情が芽生え、自然とすみれを抱きしめていた
すみれもまた抱きしめられることを求め、大樹の胸の中で柔らかく包まれていた

「すみれ・・ありがとう・・」
「ごめんね・・ダイちゃんごめんね・・」
「ううん、いいんだ・・それよりもまずは恵里菜を守らないと・・母さんも・・」
「うん・・」
「すみれも・・」
「えっ?」

急に自分の名前が出たことに驚き、顔を上げて大樹の顔を見た
柔らかに微笑んで入るものの、その瞳は強い憎しみを帯び、すみれの瞳を見つめながらもその焦点はその奥にある彰宏にあった

すみれはそれを見て不安を感じていた
大樹が兄に対して、暴力的、いや、殺意すら持っているように感じ、これから大変なことが起こるのではないかと大樹の身を案じていた

・・どうにかしなくちゃ・・




弘子が家に帰ったのは、結局、次の日の夕方だった

彰宏は朝まで一緒に寝てはくれたが、同じベッドに居るというだけで、一切触れてくれずに、背中を向けていたので、弘子はその背中に両手と顔をあて、泣きながら眠りについた
朝になると、少しだけ言葉を交わしただけで、そそくさとホテルを後にし、帰りの道中、腕を組むことも許されず、駅で別れた

弘子は心の中で、彰宏に捨てられるという最悪の事態を防ぐためにはどうしたらいいかだけを考えながら、トボトボと家までの道を歩いて帰ってきた

「ママっ!」
ちょうど学校から帰宅したばかりの恵里菜が制服のスカートを翻しながら飛びついた
子供のように抱きついてくる我が子を決して大きくないその体で受け止め、頭を撫でた

「ごめんね・・」
「心配したんだから・・ずっと連絡できないし・・」
「ちょっと用事ができて・・ごめんね」
「・・うん、お兄ちゃんに聞いた」
「えっ?」

大樹がどのように伝えたのか分からずドキッとしたが、彰宏のことは言っていないことは恵里菜の言葉ですぐに分かり、ホッとした

「何か急な用事だったんでしょ・・仕方ないよ・・連絡できなくても」
「あ、うん・・そう・・ごめんね・・忙しくて・・」
「許してあげるから、ケーキ買ってっ!」

舌をぺろっと小さく出す恵里菜を見て、頭に軽く拳骨をあてながらも微笑み、バッグから財布を出して千円札を1枚渡した
恵里菜はそれを受け取り、喜びながら「じゃあ、買ってくるっ!」と言い、そのまま靴を履いて出ていった
玄関を出る前に「ママはっ?」と聞いてきたので、「いらない」と言うと「分かったぁっ」とドアを閉めながら叫んでいた

弘子は一人になりたかったため、思わぬところで一人になれたことに大きくため息をついた

・・はぁ・・面倒くさい・・

夫を亡くし、女ひとりで精一杯の育児をしてきたため、母として子供を想う気持ちは人一倍強く持っていたが、女としての本能がその想いを越え始めており、優先順位としては彰宏の次になっていた
化粧も落とさずそのまま自室へ向かい、ベッドに仰向けで寝て、目の上に右腕をあて、彰宏とこれからも一緒に居るには、どうすればいいのかを考えていた

・・何もない・・私には何もない・・
年齢差にコンプレックスがあり、自分を選んでくれたこと自体が奇跡だと感じていたことから、結婚歴があることや子供の存在は、彰宏の愛を取り戻すためには、足を引くお荷物にしかならないと思い、それでも、全てを知られた今となっては、仮に居なくなったとしても意味を成さないことも分かっていた
だからこそ、弘子は自分には何もないと感じていた

・・何もない・・何もない・・でも愛しているの・・
・・あきひろ・・別れたくない・・捨てないで・・
・・あきひろ・・あなたしかいないの・・
・・あきひろ・・もう抱いてくれないの?・・私を愛してくれないの?・・

・・あなたなしじゃ生きていけない・・
・・あなたに抱いてもらえない人生なんて・・

・・何をしてもいい・・あなたがしたいことは全て・・
・・何でもしてあげる・・あなたの望むこと全部・・
・・私の全てをあげる・・
・・どんなものでも・・

・・あきひろ・・あなたが欲しいの・・
・・欲しい・・あなたが欲しい・・
・・あきひろ・・あなたに触りたい・・

・・触って・・私に・・
・・ここに・・私のここに・・ここに・・ここ・・

「んっ・・んんっ・・あっ・・・」

スカートの中に手を入れると、下着がぐっしょりと熱い液体で濡れていた
下着の脇から指を入れると、ツルリとした肌についた多くの液体が絡み、滑らかに行動を手助けする
前日に何度も絶頂を味わったその身体は、柔らかな肉に触れるだけでは満足できず、すぐに肉壺の中に指を割り込ませ、ザラザラする内側の肉を中指の腹で撫で回した

「あっ・・ううんっ・・んっ・・あぁん・・んんっ・・」

弘子は頭の中でソファに座る彰宏の足を舐めていた
動物のように裸のまま四つん這いになり、目の前に出された足の指の間に舌を伸ばしていた
たまに顔を足で押されても、その足の裏を舐め、汚れをとっていた

「んんっ、んんっ・・あっん・・うむぅう・・んんんっ・・あきっ・・あきっ・・」

彰宏にひれ伏しながら、ご褒美をもらいたくてご機嫌をとる自分
どんなに喜ばそうとしても喜んでくれず、ずっとお預けをくらっている自分

弘子はそんな自分が好きだった
そんな自分に興奮していた
弘子の指は表面のヌメリにより滑らかに動き、少し角度を変えればすぐに窪みの中に飲み込まれていく
表面から窪みへの道が、1車線から2車線へと太くなり、弘子は最も長い2本の指を何度も何度も往復させていった

「あきっ・・あきっ・・ああぁあんっ・・きもっ・・きもいいいっ・・もっとっ・・もっとぉおおっ・・あああっあああっ・・・んんっ・・いっ・・いっ・・んんっんんんっっっ・・いいっ・・いいっくぅぅううっ!」

弘子はいつの間にかベッドの上でうつ伏せになって下着を片足から外し、尻を浮かせたまま、自らの指で、自らの穴だけをを乱暴に犯し、そして達した
ベッドの上の掛け布団には、その穴からあふれ出た液体によるシミが大きく残り、ピクピクと小刻みに震えながら息づく弘子によって、そのシミを更に大きくしていた

「はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・」



・・ゴクッ・・
微かに開いた寝室の戸の外には、大好きなチョコレートケーキとイチゴのタルト、それに母が好むレアチーズケーキが入った小さな紙の箱を持った恵里菜が口を押さえて立っていた

いつもならショッピングセンターに入っている小物や文房具の店を見て回ってから、本屋でゆっくりと立ち読みをするため、目的の有無に関わらずかなりの時間を費やす
しかし、前日に母が帰ってこなかったことから、母と一緒に居たい気持ちが高まり、いつになく目的を達すると一目散に帰宅した
母を驚かそうとして、そっと居間に入ったが居なかったので、寝室にいるのだと思い忍び足で近づくと中から嗚咽するような声が聞こえてきた

なぜか見てはいけないものがあるように感じた恵里菜は、音がたたないように少しだけ戸を開け、そこから気づかれないように覗きこんだところ、見てはいけないものを見てしまった
瞬間的にそれが自慰行為であることを理解したが、恵里菜にとってそれは、まともな女がする行為ではなく、性に飢えた一部の女だけがするものだと思っていたため、大きな衝撃を感じた

・・ママが・・あんなこと・・

物音をたてないようにそっと玄関まで戻り、ケーキの箱を持ったまま、あてもなくフラフラと駅のほうに歩いていった
動くたびに、太腿の付け根あたりがヒヤリとするのがなぜなのか分からず、ただ歩いていった

 
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2012/02/19 11:59:28(pZ4gLvwU)
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