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1:(無題)
投稿者:
コウジ
ホテルの外に出ると、昨日とはまるで違う強い冷え込みで、顔に
当たる空気が痛いほどでした。 ブルゾンの襟を立て、寒さに身を竦めながら駐車場まで歩き車の 前まで行くと、フロントガラスが真っ白になっていました。 車に乗り込みエンジンを始動させ、フロントガラスが溶けるまで 僕は運転席で待ちながら、妻の由美と義母の二人にメールを打ちま した。 まるで申し合わせでもしていたかのように、由美と義母から連続 して、つい今しがたメールが入ったばかりでした。 由美からは、今日は部活の後、他の部活担当をしている同僚の女 教師たち三人との食事会の約束があるので、帰宅は九時くらいにな るとのことでした。 僕が仕事で山梨に上司二人と来ているということを気遣ってか、 あっさりとした連絡文になっているのに、少しばかり心が痛みまし たが、了解、とだけ短い言葉で返信しました。 続いて義母からのメールを見ると、もうホテルを出たの?という 短い文面でした。 ホテルのロビーで遠いところから姿を見ただけで、言葉は交わし ていませんでした。 今、ホテルの駐車場で、華厳の滝まで行くかどうするか、思案中、 と返信しました。 すると義母のほうからすぐにまた返信があり、華厳の滝、一緒に 見たいから来て、ということでした。 義母のメールに目を落としながら、昨夜のことを僕は思い起こし ていました。 夜中の三時頃に僕はトイレに起き、用を済ませて布団に戻ると、 義母が目を覚ましていました。 「ごめん、起こしてしまって」 と詫びの言葉をいうと、 「ううん…私もね、一時間ほど前におトイレに行ったの。…それ からあなたの寝顔見てたら眠れなくなって、ずっと起きてたの」 といいながら、布団の中で僕の手を握り締めてきていました。 「そう、知らなかったなぁ」 「ふふ、可愛い寝顔してたわよ」 義母に握られている手と違う僕の手が、自然な動きで彼女の寝巻 きの上から胸をまさぐっていました。 温かく心地のいい義母の女の体臭が、僕の鼻腔を擽ってきていま した。 「亜紀子…したい」 義母の耳元に顔を寄せてそういうと、 「まぁっ…」 そういって、義母は切れ長の目を大きく見開いているのが、枕元 のスタンドの薄い照明でも見えました。 その時にはもう僕の手は、義母の寝巻きの襟の中に潜り込んでい て、彼女の乳房の小さな膨らみと艶やかな肌を捉えていました。 「あん…で、でも…ね、眠らないと」 枕の上で細い顎を突き上げるようにしながら、その言葉とは裏腹 に義母の片方の手が、僕の肩にしがみついてきていました。 僕は頭を枕から起こして、義母の寝巻きの襟を大きくはだけ、薄 暗い灯りの中で、彼女の乳房に顔を埋めていました。 「ああっ…浩二さん」 喘ぐような声でいう義母の息が荒くなりだしてきているのがわか りました。 お互いの急激な気持ちの昂ぶりもあり、そして室内のほどよい暖 房効果もあって、上布団を捲り上げても、体感的にそれほどの冷気 は感じませんでした。 義母の寝巻きの腰紐を解き、両腕から袖を抜き、自分も着ていた 寝巻きを脱ぎ捨てて、僕はショーツ一枚だけで仰向けのままの、彼 女の身体の上に覆い被さるように、自らの身体を重ねていきました。 薄い灯りの中で、僕は義母に唇を重ね貪り吸いました。 義母の両腕が僕の首にしっかりと巻きついてきていました。 ひとしきりの熱い抱擁の後、僕は徐に立ち上がり、室の大きな照 明を点けました。 「ああっ…いやっ…は、恥ずかしいっ」 布団の上でショーツ一枚だけの裸身を晒していた義母が、小さな 手で小さな顔を覆いながら、身体を横向きにしていました。 僕はまた義母の横に座り直し、片手をいきなり彼女の身体を覆っ ている唯一の小さな布地にあてがいました。 僕のその手を挟み込むようにして、義母の白い太腿が慌てたよう に閉じられました。 ショーツの薄い布地を通して、義母のその部分の茂みのザラリと した感触が僕の指先に伝わってきていました。 その義母のショーツを脱がせて、下半身ですでにもう固くいきり 立っていたものを、彼女の両足をおし拡げて、僕はまたゆっくりと 挿入の行為に入っていったのです。 何度体験しても決して飽くことのない、義母のその部分への挿入 時の狭窄感は、深夜の思いがけないこの時間でも何一つ変わること はありませんでした。 「ああっ…こ、こんな…ど、どうして」 片手の指を歯に当てながら、義母も僕の挿入を受け一気に昂まり を大きくしたようで、意味不明の言葉を何度となく洩らし、仄赤く 染まった顔に悶えの表情を露わにしていました。 「き、気持ちいい…ほ、ほんとよ、浩二さん…ああっ」 「好きだよ、亜紀子」 「わ、私も…ああっ…もうっ」 そういって義母は深夜の旅の空の下で、本当に悦んでいるような 顔を幾度となく垣間見せて、僕の熱い迸りを体内深くで受け、燃え果 てたのでした。 「私…もう、いつ死んでもいい」 義母がぽつりと呟くようにそういったのは、熱い抱擁の余韻の終わ り頃でした。 その時の義母の顔が、朝の今になっても僕の目の奥にはっきりとし た残像で見えていました。 義理の息子とのなさぬ仲であるということは、百以上も承知のこと と道理的にも道義的にもわかっていながら、もう何ヶ月も自制できな いまま続けてしまっている、大人の自分のいたらなさ、不甲斐なさに、 最早諦めの境地に陥ってしまっているのか、あの言葉をいった時の義 母の顔の表情は、浅薄な僕にはよく理解できないような複雑なものの ように思えました。 ふと我に返ると、フロントガラスもすっかり溶け、車内の暖房も逆 に暑いくらいになっていました。 義母の携帯に、 (やっぱりこのまま帰る。亜紀子と二人でいると、華厳の滝へ飛び込 んでしまいそうだ。愛する亜紀子へ) と彼女の昨夜の顔を思い出したせいもあったのか、僕も少しナーバス な気持ちになって、このまま家まで帰ることに決めました。 (寂しいけど、気をつけて帰ってね。泣き虫亜紀子より) 義母からのその返信が届いたのは、僕の車が日光宇都宮道路から東北 自動車道に乗り込む少し前でした。 本当に義母がバスの中で泣いているような気がしました。 東北自動車道に乗ってからカーラジオのスイッチを入れると、懐かし いメロディーのイントロが聞こえてきました。 随分と古い歌ですが、狩人という兄弟歌手が歌っている「あずさ2号」 という歌です。 この歌は、今から好きな人と「あずさ2号」に乗る女性が、その前に 好きだった人を思い出しながら、信濃路への旅に出るという、何とも意 味深な歌詞になっていて、何か今の自分の周囲にいる女性(義母・由美・ 野村加奈子)たち三人の心情を彷彿とさせるようで、そこはかとないメロ ディーが、その時の僕の心の中に痛いような感覚で染み込んできていまし た。 旅は僕のような凡人でも、何かやるせなく切ない思いに浸らせてくれる んだな、とハンドルを握りながら僕は思いました。 このまま一気に走りきれば、昼までには家に着きそうでした…。 続く (筆者付記) 本当は日光・華厳の滝での義母との絡みを書いていたのですが、禁止ワード を警戒して話を少しばかり端折りました。 多分に情緒的になっている部分は、筆者も大いに反省しているところですが、 生々しいところはまた生々しく書いていきたいと考えていますので、何卒ご容 赦願います。 尚、皆様からのレスも多くなりましたので、新スレとして投稿させていただ きましたことを併せてお詫びします。 筆者 浩二
2015/10/02 16:11:08(c22IR5Us)
投稿者:
コオロギ
コウジさん、奥さん、義母さんとの、馴れ初めや経緯、職業(教師?)容姿(誰似?スリーサイズ等)出来れば詳しく、教えて下さい。想像が掻き立てられます。
15/10/03 03:14
(TvztgUR8)
投稿者:
コオロギ
スレ2のコオロギです。コウジさん、失礼致しました。先の投稿が在ったのですね?ここを覗くの久々だったので、直近のものを見てしまいました。(無題だったので)先の投稿を見て益々、興奮もの?です。
15/10/03 03:25
(TvztgUR8)
投稿者:
kkk
いつも楽しみに読ませて頂いています。
下記はどういう事なのかな?と思っています。 本文は、そのままお帰りになられていますので・・・・ 実体験記と勝手に思い込んでしましたが、創作だったのでしょうか? 文章表現も、細かく表現されていましたので思い込んでいました。 でも、楽しく読ませて頂いています。 >本当は日光・華厳の滝での義母との絡みを書いていたのですが、禁止ワード を警戒して話を少しばかり端折りました。
15/10/06 06:00
(dwvh.pxT)
投稿者:
(無名)
>kkk
こういう掲示板等に何かを書く際に、「禁止ワード」という、所謂「放送禁止用語」的なものがあり、 それを含む文章は全て書き込めなくなってしまうのです。 おそらくコウジさんは、この長文のどの部分が「禁止ワード」に引っかかり、投稿できなくなってしまったのか、 何回か書きなおしつつチャレンジしてみていたのだと思います。 ですが、結局、どの単語が引っかかったのか分からず、諦め、 書いていた文章の絡みの部分の危なそうな部分を割愛したのだと思われます。 だいたい、絡みの部分は卑猥な単語が多いので、その中のどれかだと踏んだ上での割愛でしょう。 内容が事実か否かというのとは無関係なレベルの話です。
15/10/06 07:16
(E3qvQwuI)
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