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私を守る・・・ (第12話)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:私を守る・・・ (第12話)
投稿者: ユキダルマ
食事をした後、すみれの家で3時間ほど過ごした大樹は、夜中になってから家に帰ってきた
母も妹も寝ているようで、家の中は真っ暗だったが、今は母と顔を会わせたくなかったため、少しホッとして自室に入っていった

すみれが兄について言葉少なく、自分に任せて欲しいとだけ強く語ることに不自然さを感じ、何度も同じ話をしていたことを思い出していた
恋人同士とはいえ互いの家族のことを事細かく話し合うことは多くはないものの、すみれの態度は明らかに兄を嫌悪しているように思え、それが怪しげな仕事をしていることが理由なのか、それとも別の何かがあるのか分からずにいた
他方、いくら怪しいものばかり写しているとはいえ、様々な需要がある世の中で犯罪に絡んでいるわけでもなく、経済的に不安定な社会において、必ずしもすみれのように大手の会社に勤めることができるわけではない中、そのような仕事をしているだけで嫌悪しているだとすれば、あまりにも世俗的な感覚ではないかと、すみれへの批判も感じていた

カタッ・・
「おにいちゃん・・・」

ベッドに座り考えていると、部屋の戸が静かに開き、恵里菜が不安そうに顔を出した


「恵里菜、起きてたの? どうした?」
「ママが帰ってこないの・・」
「えっ?」
「学校から帰ってきたら居なくて、ご飯の時間になっても・・ 携帯に電話したんだけど全然出なくて・・ どうしよう、お兄ちゃん・・ もしかして事故とかにあってるのかも・・ どうしよう・・」

恵里菜は泣きながら部屋に入り、前に立って両手で顔を覆った
大樹は立ち上がり、小さな恵里菜を包むように抱きしめた

・・・なにやってんだ、母さんは・・・

「恵里菜、大丈夫だよ・・母さん、ちょっと用事ができて、今日泊まってくる・・・かもって電話きてたから」
「えっ? 本当?」
「うん・・」
「よかったぁ・・・」

母が泊まってくると嘘をついて恵里菜を安心させようとしたが、途中で帰ってくる可能性があることも感じ、咄嗟に未然的な言い回しに変えた
恵里菜は顔をパッと明るくさせ、母の身に何か起こったのではないと知り、ホッと胸をなで下ろした

「ご飯は食べた?」
「うん、ふりかけかけて食べた」
「ふりかけ? それだけなの?」
「うん、でも、あんまり食べれなかった・・なんか心配で・・」
「そっか・・ 母さんは大丈夫だから・・ もう遅いから寝たほうがいいよ」
「うん・・」

恵里菜は、涙をパジャマの袖で拭き、一瞬だけ何かを言いたそうに振り向いて部屋に戻っていった
「おやすみ」
「おやすみ、お兄ちゃん・・」

恵里菜の前では平静を保ったものの、大樹は母に対して苛立ち、机の上にあったペンを枕に投げつけた
間違いなく母がすみれの兄のところで恵里菜のことも忘れて快楽に溺れているのだと考え、怒りに震えていた
恵里菜が泣いてまで心配しているのに、すみれの兄の下で上で、嬌声を上げながら悶えているのかと思うと、母を引っぱたいてやりたくなっていた

・・・ふざけんなよ、昨日から・・・

怒っていてもしょうがないと思い、頭を冷やすためシャワーを浴びて、洗濯されタンスに畳まれていたパジャマに着替えベッドに潜った
はじめは温水で浴びていたものの、頭が冷えないので出る前に冷水を浴びたせいか、布団の中は心地よく、何かに包まれているようだったが、母のことが頭によぎり全く眠れず、このパジャマも母がすみれの兄のことを想いながら洗濯していたのかと思うと、また頭に血が登ってきていた

カタッ・・
「おにいちゃん・・・」

部屋の戸が、また静かに開いて、寝たはずの恵里菜が困った顔で入ってきてベッドの前に膝をついた
寝転んでいる大樹の顔の横に、小さな顔を近づけた

「恵里菜? まだ寝てなかったの?」
「ママが大丈夫って分かったのに・・なんか怖くなって・・」
「なんで?」
「わかんないけど・・なんか一人でいたら怖くて・・・・一緒に寝ていい?」

恵里菜がもう中学生にもなるのにまだまだ子供なんだと思い、布団から手を出して頭を撫でた
そして掛け布団とタオルケットを一緒に捲り、ベッドの端に少しだけ移動した

「おいで」
「うんっ」

恵里菜は嬉しそうにベッドに潜り込み、少し大きめの枕に小さな頭を載せた

「お兄ちゃんと寝るの久しぶり」
「中学生にもなってお兄ちゃんと一緒に寝るのなんて恵里菜くらいだよ」
「いーのっ えりな、お兄ちゃん大好きだもん」
「何言ってんだ」

そう言いながらも大樹は恵里菜の首の下に腕を入れてやり、もう一方の手で頭を撫でてやった
恵里菜は心地いいその状況に、子供としての習性なのか、それとも女としての目覚めなのか、大樹の胸に顔を埋め、抱きしめられるよう体を寄せた
大樹は捲った布団を恵里菜にかけ、その上から抱きしめ温めてやった

暫くすると、恵里菜は疲れもあるのか安心しきってスースーと寝息を立て始めた
胸に埋めていた顔も、息苦しくなったのか、肩のあたりまで上げ、大樹の顔の数センチのところにある
部屋の中は暗闇ではあるが、これだけ近いと大樹も恵里菜の顔が見える
あどけない顔で寝息を立てる恵里菜を見ていると大樹の毒気は消えていった

・・・カワイイなぁ・・どんどんとカワイクなってく・・あんな小さかったのに・・ゆで玉子みたい・・あれ?睫毛こんなに長かったんだ・・目も大きいし美人になるんだろうなぁ・・美人って言うよりはカワイイ系か・・いつまで一緒に歩いてくれるんだろう・・あと1、2年かな・・でも高校生になった恵里菜とも一緒に出歩きたいな・・お兄ちゃん大好きなんて言ってくれるのも今だけかな・・こんな子供欲しいなぁ・・学校でもモテるんだろうなぁ・・僕なら告る、きっと・・こんな可愛いいし・・恵里菜も好きな奴とかいるのかなぁ・・初恋とか聞いたことないけど・・そのうち彼氏とかできるんだろうなぁ・・もしかして、もういるのかな・・でも彼氏いるなら僕のベッドに入ってきたりしないか・・まだ子供なんだよな・・いやぁカワイイなぁ・・抱きしめちゃいたい・・

布団の外に出した腕が寒くなったこともあり、布団の中に入れ、そのまま恵里菜の小さな体の上に置いた

「う、うーん・・むにゅ・・」

恵里菜は小さな子供が母親に抱きしめられようとしているように、眠りながら大樹に体を寄せたので、抱きしめると、恵里菜も無意識に腕を回して抱きついていた
大樹は胸の中にすっぽり収まる恵里菜が愛おしくてたまらなかった

・・めっちゃちっちゃい・・かわいいなぁ・・ずっとこのままだったらいいのに・・細っ・・アイドルみたいだ・・彼氏とかできなきゃいいのに・・彼氏とか認めてやれないかも・・かわいいなぁ・・でもそのうち成長するんだよな・・おっぱいとかも大きくなって・・体も女っぽく丸くなって・・そのうち男とも・・

大樹はハッとした
いつの間にか大樹は少し成長した恵里菜が母と同じように男と快楽を求める姿を頭に浮かべていた
恵里菜が下着姿で男のモノを口に銜え、それを欲している姿がなぜか頭から離れなかった

・・何考えてるんだ・・そんな・・いや、でもいつかは・・いやいや・・何考えてるんだ・・

頭の中のメモリーを消去するように、一旦目を閉じた
消去するために頭を整理していると、恵里菜が寝返りをうち、大樹と逆の方を向いた
恵里菜を抱きしめていた大樹の腕の圧力により恵里菜のパジャマは捻られ、腹の一部を露出し、大樹の掌に直接柔らかい肌が触れた

大樹は驚き目を開けると、目の前に恵里菜の後頭部があり、シャンプーと混じった香りが鼻の中に入ってきた
その瞬間、大樹の頭の中に女の声が響いた

『あなたも背徳の世界で生きていく人間よ・・家族を奴隷のようにしたいのよ・・』

「うわっ」
背筋に寒気を感じ、恵里菜の首から勢い良く腕を引き抜いた
「う、うーん・・むにゃ・・」

恵里菜はかろうじて起きなかったが、それよりも頭の中で鳴り響いた女の言葉をかき消したかった
しかし、かき消そうとすればするほど、その言葉は頭を巡り、より鮮明に聞こえてきた

・・なんだこれっ! なんだよこれっ!・・

大樹は恵里菜と逆の方向を向いて布団を被り、股間のものが硬くなりパジャマを破るくらい盛り上がっていることに気付きつつも、気づかない振りをしながら眠りについた

2012/01/22 00:18:22(3BAbaIUA)
7
投稿者: (無名)
久しぶりに来たがまだ終わって無かったんだ、めんどくせえ。必ずしも連投が悪いとは思わんが、一面だらだらとした細切れの、同じ人の投稿ばかりだとうんざりするんだよね。合間の短良作品とかすぐ埋もれちゃうし。文章の質に関わらず、その我がちな押し付けがましいやり方だけでもうお腹いっぱい。自分のサイトでやれよ。ま、飽くまでも一意見ですけどねwまたしばらくして終わった頃に来てみるわ。早く終わらねえかな。
12/01/23 08:58 (XU4JJYfG)
8
投稿者: (無名)
>>7
一個人程度の考えだな
12/01/23 10:56 (VAXmFQ7p)
9
投稿者: (無名)
7番さんに同意

12/01/24 10:13 (X2g9Kq9V)
10
投稿者: (無名)
7番に非同意
12/01/24 12:21 (KRWTcCD2)
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