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1:親友の母・久美その17
投稿者:
山吹
◆FLJ9FL01Xo
「俺は、会社にシンガポール勤務の希望を出してる」直樹が、得意げに話し始めたので、中々お開きにならなかった。時間は、11時を回っている。「多分3月頃だと思う。直樹が自信ありげに腕捲りをした」「貴方が、海外に行っちゃったら、ママ淋しいなぁ」久美さんが、隣に座っている直樹に、心細げな視線を向けた。「大丈夫!健一がいる。親父が札幌から帰って来るまで、住んでもらったら」直樹が、久美さんの肩を叩いた。私は、想像しただけで、頭がくらくらしてきた。毎晩のように、久美さんを抱けるのだ。美しく熟した肢体を、いつでも自由に出来るなんて。「直樹も主人も進めてくれるし、貴方のご両親にも相談して、来てくれると嬉しいわ」という久美さんの言葉を、夢見心地で聞いていた。直樹もうんうんと頻りに頷く。それにしても、直樹は、どういうつもりなのだろうか。私は、以前から疑念を抱いていた久美さんと直樹の母子相姦のことが、頭をよぎった。まさか、私に、自分の代役をさせるつもりじゃないか。久美さんが、「色々用事をしないと」と途中席を立った。暫く直樹と話していたが、さあ寝ようか。と直樹が切り出し二階の自室へ、私はその隣の空室で寝ることに。久美さんと話す機会を失ったので、今夜どうしたら良いかわからなかった。久美さんは、お風呂に入ったり、リビングの横の和室で化粧を落としたり、明日の準備をしているに違いない。直樹の部屋からは、物音一つしない。普段から寝つきが良いので寝てしまったのだろう。私は、せめて、久美さんとおやすみのキス位はしたかっので、そっと静かに一階に降りた。リビングのソファーで、久美さんが手鏡を覗きながら、肌の手入れをしていた。「あら健一さんまだ起きてたの」「喉が渇いたもので」「こんな格好でごめんなさい」久美さんは、薄いネグリジェに素っぴんだ。ネグリジェの下には、白い肌が透けていた。「お水持って来るわね」久美さんが、ダイニングに立ち上がった。私は、すぐにでも久美さんに突き立てたい衝動を抑えていた。
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2012/01/10 18:04:32(Bdob3zTO)
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