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1:時季外れな上にかなり昔に書いた話です
投稿者:
淡々タヌキ○○
今日は裏山の墓地公園で行われた町内の肝試し大会で俺はお化け役ととしてかり出されていた。
終了時間を大分過ぎた頃、俺の携帯に本部から連絡があった。どうやら未だに帰ってきていないヤツがいて、それが俺の妹だという。俺は慌ててその場をあとにした。 『解りました、こっちでも探してみます。ご迷惑を掛けて申し訳有りません。』 妹は普段から少しドジで方向音痴なところがあり、途中で道を間違えたのかも知れない。夏とはいえ午後9時の山中はかなり暗く、明かりといっても今回は雰囲気を出すために提灯を使用しており、蝋燭も永くは保たないはずだ。速く見つけなければ…。 ガサ…ッ ゴールのお寺から続く暗い山道を少し歩いたところの大きな木の陰で何かが動いた様な気がした。 「……ううッ……グス……エ……ちゃん……グス……」 何か微かに声の様なモノが聞こえる。 (まさか、本職の方か…?) そんな馬鹿な事はあり得ないはずだが、周りの雰囲気がいらぬ想像を駆り立てさせる。 ゆっくり、何かが動いた辺りに近づいていく。 『誰だ?誰かいるのか?』 先程声のした辺りを懐中電灯で照らす。 「…?!誰…その声はお兄ちゃん?……お兄ちゃん、私…怖かっ…」 ・・・・ 「キャーーーーッ、イヤーーーーッ、お化け!!!」 妹は振り向いて俺を見た瞬間、凄まじい悲鳴をあげ、辺りの物を手当たり次第にぶつけてきた。 その瞬間、俺は自分がまだお化けの格好のままだという事に気付いた。 『イテテ…、ちょっとまて、落ち着け!俺だ俺だ。』 ミニスカートから白い下着が丸見えの状態でへたり込んでいる妹をなだめつつ、ウィッグとお化けの仮面を取った。 「あッお兄ちゃん、よかった。私ずっと怖くて・・・!?イヤッ、駄目、来ないで!」 どうやら腰を抜かして動け無い様だったので助け起こそうと近寄ると、先程と同じく辺りの物を投げつけてきた。飛んでくる小石や枝を避けつつ、眼を凝らすと妹が座り込んでいる辺りが黒く変色し、下着がうっすら透けている。どうやら驚いた拍子にお漏らししてしまったらしい。 お化け用の白い着物を脱ぎ、妹の方に投げ、着るように促す。 「こっち見ちゃ駄目だからね!絶対だよ」 背中越しにごそごそという音が聞こえる。 (何か、変な気分だな…) 『さぁ、帰るぞ。はやくおぶさりな』 本部への報告を済ませ家に妹の無事を知らせた後、帰路に就くことにした。 「でも……」 『早くしないか、みんなが心配しているんだぞ』 妹を背負い、山道を下っていく。妹を背負い、山道を下る。途中で腕が怠くなり、腰の辺りに腕を組み替えた際、お尻に触れてしまったが、その時ショーツラインの無いことに気付いた。 (まさか妹のヤツ、今ノーパンなのか?) そんな事を考えていると背中に当たる微かな膨らみも意識してしまい、下半身が少し反応し始めてしまった。 (落ち着け、俺。実の妹に何反応してんだ、馬鹿!) 必死に、苦手な方程式を考えていると妹が耳元でしゃべりかけてきた。 「お兄ちゃん、この事はみんなには絶対内緒だからね。言ったら承知しないからね。約束だよ!」 さすがに年頃の妹は何度も何度も俺に口止めしてきた。そのあまりの必死さに少し意地悪したくなってしまった。 『内緒って…お前、これで2目じゃないか…』 そう、妹は小学2の時にも、この肝試しでお化けに驚いて失禁していた。 「!!…バカバカ!お兄ちゃんの馬鹿!意地悪!大っ嫌い!」 妹は羞恥と怒りで顔を真っ赤にして俺の頭を何度も何度叩き続ける。 『痛い!やめろ、やめろって…』
2011/02/13 15:22:58(uH.heE3z)
投稿者:
淡々タヌキの○○
いくら制止してもきかない妹にさすがに頭に来た俺は怒鳴りつけてしまった。 『いい加減にしろ!大人しくしないとその着物を引っぱがしてそこらの木に縛り付けておいていくぞ!』 その迫力にさすがの妹もシュンとしてしまった。 (…ったく、こんなにキツイのに、なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ…) 自業自得なのを棚上げして、むかついた俺は妹に悪戯をする事を思いついた。腰に廻し、妹を支えている手の親指を少しだけ立てる。ちょうど妹の微妙な位置にあたる様に……。 「…!…お、お兄ちゃん?」 『ん?どうした、大丈夫か?疲れたなら少し休もうか?』 「…ううん、大丈夫。重くない?」 どうやら偶然あたったと思ったらしい。もっとも実の兄がそんな事をするはずもないが。 家まではまだかなりの距離がある。あくまで気付かないふりで優しい兄を演じ、体勢を整えるふりをして妹の秘所をこっそり刺激し続ける。 「う…ん、くっ…はぁ…」 妹は自分の敏感な部分にあたる俺の指で感じ始めている事を悟られまいと必死に声を押し殺して耐えている。 着物の上からとはいえ秘裂や肉芽を刺激されるうち、擦る指の抵抗感が変わり、クチクチと音を立て、布地を越えて湿っているのが解る程になっていた。妹の息が荒く、艶を増し、背中に感じる膨らみもポワッと柔らかいだけでなく、ポチッとした小さく確かに固くなったモノがあり、俺の胸に廻した腕にもグッと力がこもる。 (そろそろ、かな……) 俺は4目の腕の組み替えの際、着物の内側に手を入れた。 「あぁ、お兄ちゃん、駄目!ヤダ…」 『おい、昨日オナってただろう。俺の部屋まで聞こえてきたぞ』 妹が暴れて抵抗を試みようとした刹那、そう冷たく言い放った。もちろんそんなはずは無く、隠しカメラで知っていたからだ。一瞬固まったもののそれでも抵抗しようとする気配を感じ、こう追い打ちをかけた。 『さっき言った事、覚えているよな。大人しくしないとそこいらの木に……』 さっきまでは怖いところに一人で置いていかれる、程度の理解しか無かっただろうが、今はその先にある一生消えることのない屈辱が潜んでいた事を理解したのだろう。もはや声を押し殺し、嗚咽を繰り返すだけだった。俺も耳元で聞こえる妹の艶声に正気を失い、自制が効かなくなっていた。妹の腰部にあてがった手を返し、交差させた左手で右の尻頬を揉み、淫汁を塗した右手で性芽を転がした。 「はぅ……や…やめ…て、お…兄ちゃ……ん…」 腰をずらし、逃れようとする妹。そんな妹にわざと羞恥を煽るように白々しく語りかける。 『あれぇ…、まだお漏らしが止まってなかったのかな?ここすごく濡れてるじゃないか。いや、違うなぁ。ちょっとヌルヌルしてるみたいだ。もしかしてぇ……』 ビクッと身を縮ませ、背中から伝わる鼓動がその速度を早めているのが手に取るように解る。 「…ち……違うもん……違うもん…そんなのじゃ…無い…はぁん…あぁ…」 濡れた理由を探すかの様にゆっくりと全体を指腹でまさぐり、淫膣や肉芽、時には尿道穴をピンポイントで攻めたてたいく。先程まで聞こえていた嗚咽はいつのまにか押し殺した喘ぎ声に戻っていた。妹の秘処を愛撫する度に雫が溢れ、ちょうどスプーンの様に曲げた手のひらに淫液の水たまりを作り出していた。 『…これ、な~んだ?』 手のひらに溜まった雫をこぼさないようにゆっくりと妹の眼前に持ってゆく。 「……?……!!」 妹は自分の目の前に差し出された液体の正体に気付いたらしく、耳まで真っ赤にして顔を背けた。 『ん~、いい匂いだ。これ、貰うよ』 妹から見える様に横を向いたままワザと音をたててすすり、少し下品な舌使いで最後の一滴まで飲み干す。 「ヤ…匂いなんてかいじゃヤダ。そ…そんなの飲まないで…」
11/02/13 15:24
(uH.heE3z)
投稿者:
淡々タヌキの○○
慌てて俺の右手を押さえ込もうとするが最早手遅れだった。妹も恥処から溢れ出た蜜は既に喉を通り過ぎている。淡い塩味と微かな異臭を含んだ蜜は俺の理性というブレーキを無効化させていった。 『さっきお漏らししたばかりなのにこんなに溢れちゃったら大変だからお兄ちゃんが治してあげよう』 にっこりと、これ以上ないくらいの笑顔で語りかけ、右手を元の位置に戻し、中指をゆっくりと妹の膣に差し入れた。 「…ッ!?」 自分でも滅多に触ることのない内部への突然の侵入者に妹の身体が跳ね上がる。 狭い道をゆっくりとあくまで優しく指を廻しながら更なる奥へと進入を試みるが、すぐに薄い防御壁に阻まれてしまう。仕方がないので入り口付近での微かな螺旋とピストン運動に切り替えると再び蜜が溢れ出した。 『あれ?違ったかな。また溢れてきちゃったね…じゃあ、こっちかな?』 今度は薬指で妹の後ろ側にあるもう一つの小さな窪みに触れる。さすがにこちらには容易く進入できないのでマッサージの様に小刻みに刺激する。 「いやっ!違うの…そっちは駄目ぇ…き…汚いから…さ…触っちゃ…んん…」 『じゃあ、こっちのスイッチかな?』 既に包皮から顔を覗かせていた小さな肉芽を親指と人差し指で触れるか触れないかの微妙なタッチで刺激する。時折、夜中に自分で触っているのは知っていたが、自分でするより感じ過ぎるらしく、声を出すことすら出来ずに、ただ首を横に振り、イヤイヤをするのが精一杯の様だ。 『ん~、これも違う?っていうか、さっきより多くなったみたいだね…じゃあ、こうしてみようか?』 3ヶ所すべてを同時に刺激する、小さなダンスチームのショータイム。が、それぞれの指が全く違う動きをしていて実際のライブなら興醒めするする所だが、今の妹にはかつて味わった事のない旋律となっている。 指を動かす度に妹は頭を跳ね上げたり、横に振ったり、力一杯俺を抱きしめたかと思うと、腰を引き背中を叩く。まるでパペット人形のように…。 妹の様子に余裕が無くなってきた。今までで一番、俺の身体を掴む手に力が入り、身体が小刻みに震え、呼吸も不規則で発する言葉も人間のそれでを成していない。 ようやく出せた声は弱々しく、切れ切れで夜の闇に消え入りそうなささやかなお願い……。 「……ちゃん、…駄目…もう、許し…これ以上…たら、私……ちゃう…よぉ…」 そろそろ近いらしい。すでに第一関節まで進入に成功した薬指、愛液を掻き出す中指の動きを早め、小さな突起を転がす二つの指に少しだけ力を加え、弾くように摘み上げる。 「キャウン!!」 その身に纏った朝露を零した若葉が跳ね上がるように身体を反らした妹は小刻みに震え固まったかと思うと突然崩れ落ちるかのように俺の身体に身を委ねた。 ここはゴールのお寺と家のちょうど中間くらいにある休憩所……といっても有るのはジュースの自販機と少しだけ大きいテーブルと椅子が3つ…。時折蛍光灯が点滅するが、小休止をとるには差し支えない。ぐったりとしている妹をテーブルの上に座らせ自販機に向かう。 ガコン 好みのモノは無かったが、十分に冷えていてくれた事が有難い。 『大丈夫か?ホラ…』 オレンジジュース1本を手に妹の元に戻る。まだ少し焦点の合って無い瞳で口に含んだオレンジは火照った心と身体を少しだけ落ち着かる。 「……お兄ちゃんのイジワル……」 少しだけ正気を取り戻した妹は俺を非難し始めた。 「私、何度も何度もやめてって言ったのに…」
11/02/13 15:24
(uH.heE3z)
投稿者:
淡々タヌキの○○
『さぁ、帰るぞ…』
身支度を整える間も与えずに妹の手を取る。 「……………ぅん………」 両手を首の後ろで組ませ、膝の裏から腕を通して抱き上げる。服がはだけ肩も露わになったままの妹は自分の姿が今どういう状況にあるか気付いた。 「や、イヤだよ…こんなの…恥ずかしいよ…み…見えちゃうよ…ねぇ…」 膝から抱え上げられている為、両足が丁度M字を形取り、その中心にはポッカリと口を開け物欲しげにピクピクと震えるもう一人の妹がいた。しかもツゥ…と一筋の涎がお尻に向かって流れ落ちている。 この状態なら妹の表情のその全てを手に入れられる。勿論、逝った顔も……。 妹を抱えたままゆっくりと山道を降る。無論その間も逝かさず殺さずの状態をキープできるように下半身への愛撫は続けている。単調にならないように変化を付けながら…。 ジジ…ジジジ…ジジジジ……ゴソ…ゴソ… 「?…お兄ちゃん…今…何かしたの?」 別に…といった風に誤魔化しつつ歩いていく。 …クチュ… 「…きゃっ!?」 入り口の部分に何かが触れた…、兄の指よりも熱くて大きいモノ……。その正体に気付くのに幾らも時間は掛からなかった。 「だ…駄目!!お兄ちゃん、それだけは絶対駄目ぇ」 秘所を庇おうと左手が俺の分身に触れた。反射的に手を戻しかけた妹に心配ならば握っておけば良いだろう?と促すと恐る恐る握ってきた。 「嘘…凄く熱くて…固くなってる…なんで…?」 一度握る力を緩め、今度は俺の分身を確かめるかの様に移動させながら触ってきた。歩く振動がまるで手でシゴかれている様だ。まぁ、そのつもりではあったが…。 しかし、片手でそういつまでも支えていられる筈も無く、首に廻した右手が痙攣し始めている。 「お兄ちゃ…もう、駄目……」 妹の腰を支える位置を少し下げ、先端が当たらないようにしてやる。 「これなら大丈夫だろ、さぁ…ちゃんと両手で捕まってな」 調整し直した腰の位置は丁度俺のモノの幹の部分と妹の花びらが触れ合うことなり、歩く度にクチュクチュという粘液性の音がしている。下世話な言い方をすれば【ドテ素股】というヤツか…。 「…ん…くふ…う…んん…はぁ…あん……」 この体勢は思いの外、妹の快楽神経を刺激することになったらしく、いつの間にか妹は無意識の内に腰を動かし始めていた。虚ろな目で俺を見詰める妹が何かを呟いている。 「…ねぇ…お兄ちゃん、知ってる?…兄妹でHな事しちゃ…い…いけないんだよ…」 「…Hな事って?」 「・・・・・知らない…」 そんな妹の態度にクスッと笑ってしまう。構わずに歩みを進めていくと、また同じ事を呟き続けた。 「…お兄ちゃん、Hな事しちゃ…いけないん…」 それはまるで俺に対してというより、快楽という名の大波に飲み込まれそうになっている自分自身に対して言い聞かせているようだった。それが妹の理性が出来る精一杯の抑制だったのだろう。呪文のように繰り返す言葉も虚しく、先程からの生殺しの余韻が高まりのギアを跳ね上げる。もはや先程の呪文は止み、淫らなハーモニカ奏者とおませな艶唱のライブが続ている。だったら俺も一緒にノってやるか…。リズミカルに腰を動かし、ピンク色のボタンをつねると妹の艶声のボリュームが高まっていく。妹の身体がガクガクと痙攣を始め、ライブの終演が近付き始めたことを告げる。 「あぁ…く…来る…き…来ちゃう…イヤ…見ないで…お願い……イヤァ……ァァァアアア!!」
11/02/13 15:25
(uH.heE3z)
投稿者:
淡々タヌキの○○
俺の肩に爪が食い込む位に握り締め、折れんばかりに反りあがっている。これまでに何度も絶頂に達しているが、今までで一番らしく失神してしまった様だ。 (アンコール…いや、今度は俺のライブの始まりかな…) 崩れ落ちてくる妹の入り口に俺のマイクの先端が触れた瞬間、身体を支えていた腕をゆるめ一気に腰を突き上げた。 「!!!…………い…痛い……痛いよう……う…うう…」 妹を守るべき壁は余りにも薄く、狭い通路も妹の潤滑液によって摩擦力が極限まで少なくなっていた異物の侵入をその奥地まで容易く許してしまった。俺のシャツの襟首をギュウッと握り締め、痛みに震えている妹の瞳には大粒の涙が浮かんでいる。 「……うぅ…し…よう……どうしよう……挿入っちゃ……挿入っちゃたよぉ……」 受け入れ難い現実を容赦なく認めさせようとする下腹部にはしる鈍い痛みと異物感。 妹と俺は今、ひとつに繋がっている。大粒の涙溢れる瞳に映るふたりの俺が歪み、卑しい微笑みを浮かべている。 『ちゃんと掴まっていろと言っただろう。なんで我慢出来なかったんだ』 「…ぅう……だって…だって……」 (う…か…可愛い…) 俺はこの困ったような泣き顔の妹が好きだった。ガキの頃から時々妹をからかって泣かせては姉貴に怒られていたっけ…。 『ちゃんと掴まってないから、妹とHした悪いお兄ちゃんになっちゃたじゃないか』 「ご…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ……」 完全に自分の所為でこうなってしまったと思いこんでいるようだ。ならもう少しだけ…。 『お兄ちゃんとHしちゃうような悪い妹はこのまま家に帰ってみんなに見て貰おうか?』 一歩、また一歩とゆっくりと足を進める度、妹の身体に衝撃が疾る。実際は数ミリも動いていないのだが、初めての妹には身体を二つに引き裂かれる程に感じているだろう。 「…ぅく…ぅああぁ…ひぃ…お兄ちゃん、う…動かない…で、お……お願……ぁあぐ…」 妹の顔が苦痛に歪み、大粒の涙が止めどなく流れ落ちてゆく。 ズキッ!! クッ…くそっ、胸が苦しい…。畜生!違う、違うんだ!俺が見たいのは、好きなのは妹のこんな顔じゃない! まだ家にはかなりあるが、ゆっくりと足を止め、妹の身体を抱きしめた。 『………ご…ゴメン……』 この…たったこれだけの言葉しか出せなかった。自分の愚行を心から詫びたいのに声がその形を成してはくれない。いつのまにか俺の両目からも涙が流れていた。 『…ゴメン…すぐ…すぐ抜くから…痛くないようにゆっくり抜くから、ちょっとだけ力を抜いてくれ…』 少し腰の位置を下げ、ゆっくりと妹の身体を持ち上げようとした時、妹が信じられない行動をとった。俺の身体に自分の足を絡ませ、ギュウッと力強く抱きしめてきたのだ。 「……ち…違うの…そうじゃないの………」 俺には妹の言動の意味をにわかに理解できないでいた。妹の処女を騙し討ちのように奪ったのはこの俺だ。なのに妹は抜こうとする俺を阻むような真似をした?憎まれて当然なのに…。 「…あ…あのね…わ…私…私は……ンンッ」 思考の迷路から抜け出せないでいる俺に、何かを伝えようとして出来ない妹が、そのもどかしさから突然キスをしてきた。言葉の変わりに自ら舌を絡ませ想いを伝えてくる…。 どれくらい【恋人のキス】を交わしていたのだろう。互いの唇が離れた時、泣き顔ではなく頬を紅潮させ、潤んだ瞳で俺を見詰める妹の姿があった。 「違うの、イヤじゃないの。私…お兄ちゃんとひとつになれた事が嬉しいの。ううん、私がこうなる事を望んでいたの。でも、私がこんな事を考えているなんて知られたら…もし、お兄ちゃんに嫌われたら…と思ったら…怖くて、とても怖くて…」 何て事だ…妹がそんな事を胸に秘めたいたなんて考えもおよばなかった。夜毎に一人で行為にふけっていた時も俺の事を考えていたらしい。だったらこんな事…いや、知っていたら尚の事、出来るはずもない。 「…だから…だから、ね…大丈夫だから…私なら平気だから……いい…よ…」 実の妹に邪な気持ちを持っていた事すら恥ずべき事なのに、そんな俺に……。胸の奥に妹に対する懺悔と、そしてそれを覆い尽くす愛おしさが溢れ出す。
11/02/13 15:26
(uH.heE3z)
投稿者:
淡々タヌキの○○
妹の気持ちに答えれる様にゆっくりと腰を上下させていく。妹の膣内はキツく充分潤っているにもかかわらず、かなりの抵抗があった。 「……ぅくっ…イタ……あは…やっぱり、ちょっと痛いみたい……だから…」 戸惑う俺に、うっすらと涙を浮かべた笑顔で妹が告げた、小さな”お願い”、それは……。 「お兄ちゃん…私に”魔法”をかけて。そしたら我慢…ううん、きっと痛くなくなるから…、嘘でも良いから、今だけで良いから私の事”好き”って言って…」 思わずギュッと抱きしめ、ありったけの想いを込めて妹に”魔法”を何度も何度もかけてやり、妹の心と身体を同時に揺さぶる。やがて妹の顔に上気がさし、少しずつではあるが苦悶の表情から喜びを知った女の顔に変わっていく。 「ふわぁ…ぁふ…す…凄い…気持ちい…いよ、お兄ちゃん…はぁ…」 魔法が効いたのか、突き上げる度に敏感に反応している。本当は無理に感じている振りをしているのではないかと逆に心配になるくらいだ。しかしそんな心配も下半身から押し寄せる快感がすべて流し去り、妹を貫くスピードをUPさせる。 「きゃぁ…ぁあん…そん…激し…ぎ……あぁ…く…来る……また来ちゃう…お…お兄ちゃ…わ…私、も…もう駄目…イっちゃう…」 俺もそろそろ限界に近かった。妹の肉壁がもう一人の俺を締め付け射精を加速させる。 『お…俺も…そろそろヤバイ……』 睾丸から肉茎に何かが集束していく感じがし、先端がムズムズと蠢く。 「お願い…一緒に…一緒にイッて……」 自分から腰を振り上げ、昇りつめていく、まるで俺の全てが妹に吸い取られる感じだ。 『…も…もう駄目だ…外に出すから力を抜いてくれ…』 妹を持ち上げ、腰を引き抜こうとする俺を再びキツく抱きしめ、絡めた足と肉壁をしめつけた。 「イヤッ!!膣内に…膣内にちょうだい!私をお兄ちゃんの”好き”でいっぱいにしてぇ」 『…ッく…もう駄目だっ!出る…』 ドクッ…ドクッ…と自分でも驚く程大量の”想い”を膣内に解き放ったと同時に、妹もイったらしい。少し不安に駆られる俺とは正反対に、妹の顔は満たされた悦びに煌めいていた。 月明かりが道を示し、改めて俺たちは帰宅の途についていた。妹は今俺の腕に抱かれている。オンブでも抱っこでもなく、大切な女性を抱える形、いわゆる”お姫様抱っこ”というヤツ。 「…お兄ちゃん……えへへ……」 あんな事の後だけにお互い何か気恥ずかしく、会話も途切れがちで視線が合う度、少しぎこちない微笑みを交わし合う。 『その…なんだ…大丈夫かな、な…中に出しちゃったけど…』 我ながらムードの無い言葉だとは思うが、万が一の事もある…。 「大丈夫だよ、お兄ちゃん。安全日だし…、でも私としてはちょっと残念かな…?うふふ…」 屈託のない笑顔…この笑顔がやっぱり一番好きだ…。この笑顔を壊す事にならずに済んだ事、それが最も幸いだろう。 「…ねぇ、お兄ちゃん…もしも…もしもだよ…赤ちゃん、出来てたら…?」 冗談めかして聞いてはいるが、不安なのは事実…。そして妹が最も知りたい俺の本音…。もちろん妹がそれを望み、不幸にならないなら堕胎(おろ)させはしない。 『その時は、二人で…いや三人で誰も知らない所で暮らそう。アダムとイブみたいに…』 「…!!…お兄ちゃん…有難う…大好き!大好きだよ!!」 瞳から大粒の涙が溢れる妹の笑顔は今までで一番美しく輝いていた。 『俺も…大好きだ、いや…愛しているよ…誰よりも…』 我が家の扉…今俺達はその直前で立ち止まっている。自分家の扉を開けるだけなのにこれ程緊張した事は無い。ゆっくりと震える汗ばんだ手でノブを掴む…。こっそりと覗き込んだ先には一足の靴も無かった。おそらく全員で本部に迎えに行ったのだろう…。安堵に浸る間も無く妹とシャワーを浴びる。俺達の身体に残る大罪の証拠を消す為に…。ほどなく帰ってきた両親や姉から妹には強く暖かな抱擁と、雷雨の様な拳と叱責が俺に与えられた。今晩の事がいつまでも隠しきれる筈は無いだろう…。いつかは贖罪の日が来る…、かつて誘惑の蛇に唆され大罪を犯し、楽園を追われた太古の二人の様に…。 何故なら俺達もまた、{近親相姦}という禁断の果実を口にしてしまったのだから…。 …Fin…
11/02/13 15:27
(uH.heE3z)
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