頂母　9

幸生に穿たれ続けた母の陰部は、陰唇が半開きだった。太い勃起を入れられ
た母の性器は、白濁した精液を吐き出して畳を濡らした。とろりとろりと流
れ出す精液を、幸生は丁寧に拭った。母は荒い息を喘がせながら仰向けに横
たわっていた。

意識が回復した母は、ゆっくりと上体を起こすと、幸生のペニスに手を伸ば
した。　「いやらしいオチンチン　口できれいにしてあげるわよ」と、
母は言う。母は、固さが緩んだ幸生のペニスを根元から扱き上げて、精液を
絞り出しす。そして、亀頭から滴れる精液を、母は口で飲み込んだ。
『オチンチンをきれいにしてあげるわね」と言うと母は、精液まみれのペニス
を舐め始める。母の唇は、ペニスの先から根元まで丁寧に拭った。すると、
驚いた事に少年のペニスは再び勃起した。
「あぁー凄いわー　いやらしいオチンチン　幸生くんのオチンチン凄いわ
よー」と母は感嘆の声を出した。

それは、恐るべき回復力だった。最初の内こそ、あまりにも貪欲な母に辟
易した幸生だったが、母は少年の性器にしゃぶり付いて離さなかった。や
がて少年は、湧いてくる快感に耐えられなくなる。そして、少年は再び母に
挑みかかった。

母は狂喜した。淫液と少年の精液でドロドロになった母の性器に、少年の
ペニスがするりと飲み込まれる。少年が腰をると、再び母は嫋やかな声を
出し始めた。

二度目の結合は、衝動的に絡み合った最初の行為とは違っていた。それは、
ねっとりと深い性交だった。母は、五感を集中させて男の肉体を味わってい
た。少年の動きも、獣のごとく射精を求める動きではなかった。少年は、母
の熟れきった女体を味わい尽くすかのように行為した。

少年は、結合した性器の快感を追ってはいなかった。母と少年は、身体全体
を密着させて身をくねらせていた。少年は母の顔を覗き込むと、ゆっくりと
腰を煽った。そして、母の反応を楽しむかの様に、少年の視線は母の顔から
離れなかった。

母は粛々と声を漏らした。既に数度の射精を繰り返した少年は落ち着いてい
た。それに比べて、熟れきった女体の悲しさか、母は再び肉欲の虜になった。
「あぁーっ　あぁーっ」と、母が切れ切れの声を漏らす。母の顔は極限まで
紅潮して、その顔は後ろに仰け反っていた。眉間に深く快楽の皺を寄せた母
は、だらしなく目尻を下げていた。

幸生の肉棒は、間断なく母の性器を穿ち続けた。それに合わせて母は腰を
くねらせた。母は大きく股を開いて、淫の中心を突き上げた。「あぁーっ　
あぁーっ　気持ちいいょー」と、母はだらしない快楽の声を出しつづけた。
見ると、汗にまみれた母の首筋に静脈が浮き上がっていた。

幸生が腰の動きを加速させると、母は身も世もなく悶絶した。そして、再び
淫らな言葉を叫ぶと、母は内腿で幸生の腰を強く締め付けた。背中に回した
腕に力を入れて、母と幸生は強く密着した。母の身体は板の様に硬直する。
そして母は、抑制不可能な痙攣を繰り返した。
「あぁーっ　あぁーっ　もうだめょー　あたし壊れちゃう　壊れちゃう」と、
母は声を震わせた。「もうだめー　もうだめょー　やめられないょー」と母
が泣きを入れると、少年は満足そうに母を見下ろして、腰をくねらせた。母
の腰がそれに応えてくねくねと上下する。「気持ちいいょー　気持ちいいょー　
凄いょー」「いぃーっ　気持ちいぃー　チンコ凄いょー　もっとょー　もっ
とゃってょー」「凄いわー　幸生くん・凄いわょー　またょー　またきたわ
ょー　気持ちいいょー　凄いぃー」

激しすぎる快感は苦痛と紙一重である。母はこの時の快感から逃れようと、身
体を藻掻かせた。しかし、上にのし掛かった幸生は、母を押さえ込んで離さな
い。その様子は強姦に近かった。窮屈な姿勢にされたた母は、両腿を抱えられ
る姿勢で性器を突かれていた。ほとんど二つ折りにされた母の体は、ついに
後ろ向きにされて　母の性器は深く抉られた。ズブリズブリと母の陰部に突
き刺さる幸生の性器を、私は呆然と見ていた。　
「もっとー　もっとー　もっともっとー」と　母の声がした。それを聞いた
私は・敗北感と共にその場を後にした。

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