ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
ある母子家庭に捧げる
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:ある母子家庭に捧げる
投稿者: 影法師
静江は周囲から勧められる再婚話を事あるごとに断り、佑介との二人だけの
生活を続けていた。
それには大きな理由が3つある。
一つは交通事故により、53才の若さで亡くなった夫和也を心から愛してい
た事だ。
和也以外の男性を心から愛せる自信が、静江には無かった。
生き別れならともかく、死に判れというものは、その相手との良き思い出だ
けが残り、
永い間に美化されていくものである。再婚すると、絶えず、その相手と故人
を比較する
事になる。美化された故人が常に優ってしまう事が儘ある。
なので、静江は再婚する気持ちが初めから無かった。
2つめの理由は、佑介の存在だ。
亡くなった夫和也にその面影が似ている我が子を,静江は愛しんだ。
佑介は成長するにつけ夫に似て来た。
声と言い、面ざしと言い、知り合った頃の夫を彷彿させた。
夫が亡くなった時、彼は16才であった。
夫が亡くなってその一周忌が済んだ頃、義姉から再婚話を持ちかけられた。
静江は丁重にその話を断ったのだが、その話を聞いた佑介は動揺していた。
大好きな母を、知らない男に盗られてしまう・・そんな脅迫観念に彼は包ま
れてしまう。そして、ある時、彼は静江にそのストレートな感情をぶつけ
た。
「母さん・・もう誰とも再婚なんかしないで、母さんは僕が一生面倒みるか
ら・・。」
それを聞いた静江は、
「心配しないで、母さんは誰とも一緒にはならないから・・ずっと佑介と一
緒いるわ。」
佑介の気持が静江には嬉しかった。
夫にそっくりな、我が子からの申し出は、夫和也から言われている様にも感
じた。
それが二重に嬉しくもあった。
3つ目の理由・・それが最も大きな理由でもある。
そんな最愛の息子佑介が、静江に対して思いもがけない告白をしたのだ。
「母さんが好きだ! お願い、母さん・・僕と結婚して。」
初め、殻がふざけているのかと静江は思った程だ。
だが、それにしては息子の顔が真剣だった。
静子はどう応えたものか迷い、悩んだ。
無論、そんな事が許されるはずも無いし、実に馬鹿げた話でもある。
一喝すれば、それで終わる話でもあったが、静江にとっては大事な息子だ。
答え如何では、最愛の息子を傷つけ、追いつめる事も考えられる。
「佑介・・佑介の気持は母さん凄くうれしいよ。佑介が私の事をそこまで思
ってくれているなんて、私もう言う事ないわ。」
「じゃ・・。」
佑介は返事を求めて来た。
「待って・・佑介! 佑介が今私に言った事、世間で言う当たり前の話だと
思う?」
佑介は首を振った。
「そう、それは彼方も判っているのね? 判っている上で私に言ったの
ね?」
静江の問いに、佑介は頷いた。
静江は、我が子が非常識な事を平気で言っている訳で無い事に安心した。
その上で、
「じゃ聞くわね、何で私と結婚したいの?」
「そ。それは・・。」
佑介の言葉が詰まった。
「いいのよ、正直に彼方の考えを聞かせてくれる。」
静江は優しく包み込むように佑介に語りかけた。
「母さんが好きだから・・。」
ポツリと彼が囁いた。
「それだけ? 私だって佑介の事大好きだよ、でも私は佑介と結婚したいと
は思わないよ。 佑介には、それ以外にも理由があるのよね?」
静江はあくまでも優しく接する気持ちを失わせなかった。
佑介が黙って頷いた。
「それを、母さんに聞かせてくれる?」
静江はそう言って佑介の、次の言葉を待った。
「母さんを知らない男に抱かせたくない・・。母さんが、男に抱かれる姿を
想像するだけで、頭がへんになる。」
静江は佑介のその言葉に驚くと共に、彼がもう立派な大人である事を知らさ
れた。
「ありがとう、正直に答えてくれて、佑介の気持は良く判ったわ。」
でも、それが彼の思う全てで無い事も静江は察した。
「佑介は如何なの? 佑介は私を抱きたい?」
静江は、自分でも大胆だと思う質問であった。
佑介の返事は・・・、首を縦にして頷いただけであった。
「佑介・・・・。判ったわ、母さんに少しだけ時間を頂戴。母さん如何した
らこれからも佑介と二人で暮らしていけるか、一生懸命考えて見るから。」
静江にとって、それは大きな宿題であった。しかも、容易に答えの出せる事
で無い事も・・。

それから何日か過ぎた頃、静江は郊外の霊園墓地にある夫の墓の前に立って
いた。
墓前で手を合わせ、心の中で夫に話しかけていた。
(彼方・・私如何したらいいの・・? 教えて下さい。)
だが、当然その答えが返ってくる事は無かった。
(思春期の子が、年上の女性に憧れる事は決して可笑しな事では無いわ。佑
介の場合、
それが身近にいた私だったと言うだけの事。)
静江は自問自答しながら、心の整理をしていた。
静江の母性は・・、
(彼の事を大事に思うのなら・・貴女は覚悟を決めるべきではないの? )
優しくそう語りかける。
それに対し、理性と言う気まじめな性格が、
(そんな話聞いた事が無いぞ、子供が母を慕うのは当たり前の話だ。それを
一々真に受けて如何する。)
と否定する。
(非常識な事だと彼は判っている・・その上で私を求めている。)
(そう、彼を救えるのは貴女しかいないのよ。その事を忘れてはだめよ。)
静江の顔が起こされ、夫の墓を見つめた。
(私が愛しているのは、和夫さん、彼方だけです。でも、彼方と私の大切な
息子佑介が私を欲しているの、 彼方なら判ってくれるわよね。 許して
ね・・。)
最後に静江は和夫に向かい心の中でそう謝った。



その日は佑介の17才の誕生日であった。
静江は佑介が学校に行く前に、その事を告げた。
「佑介、この間彼方が私に言った事の返事、彼方が学校から戻ったら話すか
ら。」
彼は驚いた様子で静江の顔を見た。
「約束したか事だから・・、彼方はこの内の主なのよ、無視する訳には行か
ないわ。
お母さんはそう思ったから、チャンと返事をさせて・・、いいわね。」
「判った、終わったらすぐに帰る様にするよ。」
「そうね、お母さん待っているから・・。」
静江は佑介の後ろ姿を玄関先で見送った。
(わが子として見送るのは・・これが最後になるのね。)
静江は、そんな複雑な思いで彼を送り出した。
佑介は嬉しかった。
無視されて当然の事を、母は真剣に考えてくれた事が。
それだけでも彼は十分だった。

静江の答えは佑介なりに予想はついている。
静江を虐めたつもりでは無い。母の事が好きな事は事実だし、母が他の男に
抱かれる事を想像しただけで、気が変になりそうだ。それは即ち、自分が母
を抱きたいという欲望の表れでもあった。
その事を静江に知って貰えただけで、佑介は良いと考えていた。
それ程に、佑介にとって、静江は大切な人であった。
学校が終わったらすぐに帰ろう・・、彼はそう思っていた。
「ただいま・・・。」
いつもなら帰宅の挨拶をすれば、必ず母からの返事がある。
その返事が聞こえて来ない。
佑介は不思議に思いながら靴を脱ぐと、リビングに向かった。
リビングにも静江の姿は無く、そのままそこで待つ事にした。
「あら、帰っていたの、ごめんなさい。」
奥から静江が姿を現した。
出掛ける前、静江の言った話がこの場で聞けるのかと思ったのだが、一向に
静江がその事を話題にする事はなかった。
静江が約束をたがえる人で無い事を、佑介は良く判っていた。
自分からその事は言わずに、待つ事にした。
返事は聞くまでも無いと思っていたからだ。
「佑介、お誕生日おめでとう、今日から17才ね。」
夕食の時、ささやかな佑介の誕生祝いが行われ、静江と二人で祝った。
「私から誕生日のプレゼントが用意してあるのよ。寝る前に客間に来てくれ
る?」
静江は、さりげなく佑介にそう伝えた。
客間と言う場所に違和感を覚えながらも、パジャマに着替えた後、客前と向
かった。
客間は、亡くなった父和也の仏壇が置かれているだけで、普段は使われてい
ない部屋だった。
襖が閉じられていた。
「佑介です、母さんいる?」
彼は中に向かって声をかけた。
「入って来なさい、中に入っても驚かないでね。」
静江が突然意味不明の言葉を彼に投げかけた。
「驚くって・・プレゼントの事?」
「・・・・」
母からの言葉が無く、再度呼びかけた。
「母さん・・。」
「入ればわかるわ、来なさい。」
静江の言葉に背中を押される様に、佑介は襖を開け中に入った。


客間の中央に、真新しいシーツに包まれた夜具が一式延べられていた。
何故か枕が2つ並べられている。
そして、その脇に静江が座っていた。
「佑介、そこに座って。」
静江は佑介を自分の前に座らせると、
「それじゃ、これからこの前の彼方の話の返事をするわ。 いいわね。」
そう切り出した静江は、今日まで考え続けた事を話し始めた。
「お母さん決めたわ、佑介の気持を受け入れる事にした。佑介と結婚する事
は無理だけど、佑介を迎え入れる事は出来る。それで許してくれる?」
佑介は一瞬何の事か判らずにいた。
だが、母の横に延べられている夜具が、母の言った言葉の意味を物語ってい
た。
「母さん・・・、いいの? 本当にいいの?」
静江は黙って頷くと、
「約束して。絶対に私達の事を誰にも話さないと。出来るわね?」
今度は佑介が頷く晩だった。
静江は立ちあがると、照明の紐を引くと、部屋の灯りを落とした。
先程までの明るかった部屋が、まるで違った感じの部屋に変わった。
静江は、佑介の前でユックリと身につけている服を脱ぎ、下着姿で延べた夜
具の仲にその身体を滑り込ませた。
静江の行動を唖然として見ていた佑介だったが、静江の決心が、まだ信じら
れない様だった。しかし、ジッと夜具の中で彼を待つ静江の姿に嘘は無かっ
た。
有りっ丈の勇気を振り絞り、佑介は静江と同じように下着姿で夜具に中に入
った。
二人は横になって並んだまま、天井を眺めていた。   
「何でこの部屋にしたのか、佑介も何となく判るよね。」 
突然静江が言った。
「うん、何となく・・。」
「お父さんに見て貰うの・・。私と佑介が一つになる所を。お父さんきっと
判ってくれるわ。彼方は何も考えなくていいの・・、私を愛している姿をお
父さんに見せてあげて。」
静江はそれだけを言うと、自ら言葉を封じた。
佑介は、自分がこの家のただ一人の男だと言う事を思い出していた。
(そうだ、僕が母さんをリードする役目なのだ。僕が母さんを・・。)
佑介は悟った。
男として、初めてその事を自覚出来た様に思えた。
横の仏壇に目を向けると、
(父さん・・ごめんね、でも僕が母さんを一生守るから・・、父さんの代わ
りに。)
そう心の中で呟いた。
佑介はユックリと身体の体制を入れ替えると、目を閉じて横になっている静
江の下着に
ソット手を掛けた。

                                  <
終わり>

レスを見る(6)
2009/11/24 23:29:47(omhCoi.k)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.