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淫華 ⑮
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:淫華 ⑮
投稿者: 影法師
「何か訳ありの様だね、ナニするのもいいけど、少し話をしたいな?」
「お客さんはいいの?」
女が怪訝そうな顔で訊ねた。
「じゃ、先にやろう・・。」
俺が直ぐに変えると、女は笑いながら、
「面白い方・・。」
そう言ってその熟れた身体を横たえた。
張りのある乳房、乳首は小さめだが、色は黒ずんではいない。
俺は口の中に含むと、舌の先で乳首を舐め、右手で女の股間をさぐった。
「アッハ~、」
ヌルッとした湿り気を指先に感じながら、指で突起物を軽く触れる。
不意に、その口から吐息が漏れ出た。
「舐めていいかな?」
「はい・・。」
女は膝を立て、足を広げた。
茂みは薄い方だろう。
小ぶりな性器が、かすかだがヌメッリを感じる。
売りを商売としている割に、性格が荒れていない。
温泉地で稼ぐタイプにはとても思えない女だ。
何よりも俺を引きつけたのは、その吸いつくような肌だ。
セックスの反応も素人っぽい。
意外と拾いものの様に感じた。
ゴムを付けての行為に、素直によがる声は玄人らしくない。
本当に感じている様にも見える。
腰を何度も打ちつけ・・女を攻めたてる。
それが証拠に、何度も逝った気配があった。
必死に声を出すまいと耐えているのが判る。
「お客さん凄い・・・こんなのはじめて・・。」
女はすっかり俺に身体を預け、放心状態だ。
「名前はなんて言うの?」
「真理子です。お客さん、上手すぎます。」
俺の身体に擦り寄ると、
「私の子、実は障害児なの・・。」
不意に自分の事を話し始めた。
「障害児・・?」
「19才になるのですけど、脳性マヒの為、身体が不自由なので、今は一緒
に暮らしています。」
「そう・・それじゃ大変だね。」
「だから、再婚なんてとても無理な話、私の様な者、誰も相手にしてくれま
せんわ。」
意外な話だった。
「見た感じ、そんな風にはとても思えなかったな。」
真理子はジッと俺の顔を見て、
「誰にも言わないと約束してくれます?」
そう言って、俺に興味深い話を語ってくれた。
脳性マヒの子供の性処理を、母親の真理子が面倒みているのだと言う。
「あんな子でも夢精するのよ。あの年で、女ひとり知らないなんて可哀相過
ぎますよね。親ばかと思うでしょうけど、母親の私しか助けてあげられない
から・・。とんでもない話でしょう。まるでケダモノね。」
思いがけない話を聞かされ、俺は自分の身を考えてしまった。
同じような事をしながらも、真理子とはその境遇が違いすぎた。
「あら・・私何を話しているのかしら・・ごめんなさい。どうでもいい話し
て・・。」
とてもそんな苦労をしている女には見えない真理子だった。
「私、久しぶりに女に戻ったみたい。」
明るく笑う真理子に好感をもった。
身支度を終えて帰る真理子に、
「又逢えるかな?」
そう聞いてみた。
「私ですか? もう本気にしますよ、 又逢いたくなる様な女じゃないです
よ・・私なんか・・。」
真理子はそう言って笑い、その応えは返っては来なかった

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2009/09/07 10:18:29(rV.mRql5)
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