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徒然日記5ページ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:徒然日記5ページ
投稿者: 蓮華 ◆q/2HCFTJJ6
枕元にあるスタンドの淡い光を頼りに、乱れた髪をまとめていたら、「う~
ん・・・」と、後ろから短く呻る声。
振り返ると、たばこを薫らせながら、じっと夫がわたしを見つめている。
「どうしたの?」
最近、夫に見つめられるなんてなかったことだから、不思議に思って訊ねて
みたら、「なんか変わったような・・・」と、彼は的を射ない答え。
「なにが?」
重ねて訊ねてみたけれど、夫は首を傾げるだけで、何も答えてはくれない。
久しぶりに夜のお勤め。
珍しく、夫の方から求めてきた。
ほんとうに久しぶりのこと。
だから、それだけに・・・ちょっと怖かった。
いつもの手慣れた指使い。
いつもの彼の愛し方。
身体は、素直に悦んだ。
でも・・・
頭の中は、ずっと冷めたままだった。
それが、態度に出たのかしら?
どこかに行ってしまったブラを探していたら、彼の腕がすっと伸びてきて、
わたしの肌を撫でようとした。
反射的に身体が動いて、わたしは無意識にその腕をよけていた。

夫の父の訃報が届いたのは、それから三日ほどしてからのことだった。
虫の知らせとでもいうのか、いつもは残業ばかりの夫が、その日に限って珍
しく早くに帰宅した。
久しぶりに4人でテーブルを囲みながらの晩の食事。
不意に電話のベルが鳴って応対に出ると、受話器の向こうからは、あまり聞
きたくない声が聞こえてきた。
「あの子を出して」
応対したのがわたしだと知ると、義母は、いきなり不機嫌な声でそれだけを
言った。
夫に替わると、すぐに驚いた声が上がった。
義父の突然の死を聞かされて、わたしも驚いた。
心筋梗塞だった。
電話が終わり、すぐに慌ただしく夫と子供達は、葬儀のために夫の実家へと
戻る支度を始めたけれど、わたしだけは蚊帳の外だった。
義母に結婚を強く反対され、子供達が生まれてから15年が過ぎた今でも、
わたしだけは、まだ夫の実家への出入りを許されていなかった。
あの頃の狂ったような義母の姿が、夫の脳裏にもこびりついているのか、彼
も強くわたしに勧めようとはしなかった。
わたしが行かないとわかって、ユウは行きたくないと案の定わがままを言い
だした。
わたしは、強く彼を諫めて、無理に送り出した。
頭の片隅に、不審の目を向けていた夫の顔が残っていた。
ユウと離れるのは、わたしだって寂しい。
でも、ここでユウが葬儀に行かない理由はなにもなかった。
ユウは、ふてくされた顔をしながらも、夫の後についていってくれた。
ユウは、とても賢い子だった。
人の気持ちを機敏に察することの出来る子供だった。
だからわたしは、彼が好きだった。

夫達が葬儀へと向かってから三日が過ぎ、わたしはその間も、いつもと変わ
らない暮らしを続けていた。
喪主は、義母が務めるから、夫はその手伝いだけで済むに違いない。
でも、やはり長男だから相続の手続きや家の整理など、なんやかんやで1週
間ほどは、足止めを食うらしい。
子供達は、学校があるからと、告別式が終わったら先に帰ってくることにな
った。
それが、明日。
ようやくユウに会うことが出来る。
この三日間は、何か身体の半分がなくなったみたいで、何をしても楽しくな
かった。
せっかく誰もいないのだから、前から観てみたいと思っていた映画にも行っ
てみたけれど、全然楽しくなんかなくて、帰り道にひどい虚しさを覚えただ
けだった。
ユウに会いたくて仕方なかった。
あの子の顔が見たくて仕方なかった。
あの子は、もうわたしの魂の一部。
大切なわたしの宝物。
昼間、2階の掃除を終えて、居間に戻ってみると、ケータイにあの子からの
メールが入っていた。
いつもは他愛ないことさえ、たくさんメールしてくるくせに、やっぱり怒っ
てるらしくて、この二日間は、まったくあの子からの連絡はなかった。
ケータイを開いてメールを確かめると、中には「さみしい?」と一言だけの
短い文字。
たったそれだけの文章なのに、その文字を目にした途端、わたしは目頭が熱
くなって、たちまち涙があふれ出した。
自分でもあきれるくらい泣いた。
ケータイの文字を何度も目で追いながら、声を殺して泣き続けた。
ユウに、会いたくて、会いたくて・・・仕方なかった。
「はやく帰ってきて・・・」
正直な気持ちを、メールで送り返したら、すぐに返事が戻ってきた。
「じゃあ、明日はハダカでお出迎えね♪」
思いもしなかった内容に、目が点になった。
そして次の瞬間、わたしは笑っていた。
娘も一緒に帰ってくるのだから、そんなこと出来るわけがない。
それを承知で、あの子は意地悪メール。
最近、ユウはわたしに君臨したがる。
恥ずかしがったり、嫌がったりすると、かえってそれを強要しようとする。
そして最後には、わたしに「気持ちいい」と言わせたいらしい。
男の人は皆、そうなのかもしれない。
夫も昔はそうだった。
わたしが恥ずかしがれば恥ずかしがるほど、敢えて恥ずかしい格好を無理強
いした。
あきらめてわたしが従順になると、夫は満足げな顔をして、征服感に酔い痴
れていた。
きっと、それは男の人の本能なのに違いない。
「いいわよ。」と、短くそれだけを、メールで返した。
わたしのメールを読んで、きっとユウは内心ほくそ笑んでいるに違いない。
彼の思惑なんてわかっている。
明日は普通に二人を出迎える。
そしてユウは、娘の目を盗んで、約束を破ったわたしを虐めようとするだろ
う。
好奇心旺盛で、何にでも興味を持つ年頃のあの子。
試してみようと思えば、どんなことだってすぐに始められる環境にある。
両手をタオルで縛られて、目隠しをされ、彼の膝の上に乗せられて、お尻を
叩かれたのは、ついこの間のこと。
あの子の尽きることのない欲求と傲慢さに、さすがに怖くもなったりしたけ
れど、もう、わたしにはそれを拒むだけの力は残っていそうにもない。
寝室の鏡台の引き出しの奥には、まだ1度しか使っていない大きなバイブレ
ーターが眠っている。
ユウが勝手に通販で注文をした。
さすがに嫌で拒み続けたけれど、それも明日から存分に威力を発揮するに違
いない。
あの子を思い浮かべながら、そっと乳房を自分の手のひらに包み込んだ。
もう、彼には逆らえない。
先の見えない未来地図に不安を覚えながらも、あえて煉獄の炎に身を灼かれ
ようとする自分が、なぜかひどく愛しく思えて、わたしは強く乳房を握りし
めると、明日は、この痛みを与えてくれるだろう彼の姿を脳裏に描きなが
ら、静かに目を閉じた。


2009/07/05 12:40:31(peq8EYhv)
2
投稿者: 大変だ
上手い文章力心の中の表現素晴らしい。
何より夫の事などおくびにも出さず罪悪感も無し夫との行為も淡々と行ない
適当に喘ぎそそくさと終えるまるで悪魔だ、もう良心の欠けらも無い、その
ように見受ける、夫は生活の糧しか思っていない、家族にバレなくても何時
でも出て行く覚悟は出来てる様子あばよくば露見するのを楽しんでいるよう
に見受けます。
もうご主人には愛情の欠片もみうけられない。反論が有るならレスを
09/07/05 18:28 (RgGkX255)
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