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義母⑫
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:義母⑫
投稿者: 英男
朝まで抱き合って寝ていたはずだが、目を覚ますと義母はいない。
キッチンで音がする。義母が朝食を作ってくれているのだ。
時計を見ると、9時に少し前だ。背伸びをして、幸福感をかみしめる。
その一方で、背徳の時を過ごした朝を迎え、わたしは地獄に堕ちるかもしれ
ないと言う思いが、頭をかすめた。
義母も、そう言う葛藤の狭間を、行き来しているのかもしれない。
罪なことをしてしまったと言う、情理をさまよっている心の揺れを感じる。
妻は、帰宅を明日に延ばしたので今夜も帰らない。義母と二人だけの宵をも
う一晩過ごせる。
わたしは、布団からでて、ゆっくりとダイニングに向かう。
「あら、おはよう。」
わたしを認めて、義母が声をかけてくれる。
「おはよう。」
お互い見つめ合って、微笑みを交わす。
テーブルにつく前に、シャワーを浴びて下着を変える。
心地のよい朝の食卓だ。
「お義母さん、今日はどこかに出かけましょうか。」
「そうね、お天気も良さそうだし、いいですね。」

マンションの地下にある駐車場に止めてある、わたしの自動車に乗り込む。
ふたりだけでのドライブは、これが初めてである。
「とりあえず、S岬までいってみますか。」
ハンドルを切りながら、わたしはそう言う。
「いいわね、お任せするわ。」
義母は微笑みながらそう応えた。

 
2008/03/11 18:52:39(tnd9i0vD)
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